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ディコンドラの育て方のポイントや特徴!手入れや増やし方も!【多年草】

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今回は、ハンギングや寄せ植え、花壇のグランドカバーにも最適なディコンドラ(ダイコンドラ)を、ご紹介したいと思います。

目次

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ディコンドラ基本データ

科名:ヒルガオ科

学名:Dichondra

別名:ダイコンドラ、ダイカンドラ

形態:多年草

草丈:3cm-10cm(ほふく茎の長さは1m以上にも)

 

ディコンドラとは

ディコンドラは、丸いハートの形のような小さな葉を密に付け、茎は横に這うように広がっていく植物です。

年を越して毎年生長する多年草です。

冬期には葉が傷むこともありますが、地域によっては枯れずに常緑となります。

また葉が痛んで汚くなった場合も株は枯れることなく、翌春再び成長を始めます。

性質は強く、地面を覆うグラウンドカバーに適した植物です。

ダイコンドラと呼ばれることもありますが属名をアルファベッドで書くと「Dichondra」で(Diを「ダイ」と読むか「ディ」と読むか)単なる発音の違いによるものです。

花は白や黄緑色で大きさは2~3mmと小さく、葉の付け根あたりに申し訳ない程度に付き、開花しても気づかないことも多いです。



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育て方のポイントや管理方法は?

日当たり・環境

ディコンドラは、グリーン葉の種(緑色の葉を持つレペンスなど)とシルバー葉の種(葉の表面が軟毛に覆われて銀白色に見えるセリケアやシルバーフォールズなど)に大きく分かれます。

そして葉の種類によって環境がやや異なるため、それぞれのタイプの性質を理解して植え場所を選びましょう。

グリーン葉の性質
やや半日陰の場所が適し、多湿な土壌でよく育ちます。
やや湿気のある環境でも問題なく生長します。生長も早いので、できるだけ短期間で地被(地面を植物のグリーンで覆う)したい場合にも適しています。やや日当たりの悪い場所でのグラウンドカバーに適しています。

シルバー葉の性質
日当たりの良い乾燥気味の場所で育てましょう。
夏の暑さや日差しに負けない丈夫な植物です。日陰やじめっとした多湿な環境ではよく育ちません。シルバーの葉は美しく鉢やコンテナに植えると垂れ下がって伸びていくので、寄せ植えのアクセントにも向きます。

またグランドカバーとして地植えにする場合は、腐葉土などをよく混ぜ込んで水はけを良くしておくことが大切です。

水やり

グリーン葉は湿り気を好み、シルバー葉は乾燥を好むので、タイプに応じた水やりを行います。
鉢植えの場合は、土がよく乾いてからたっぷりと水やりをします。

肥料

生長期の春~秋にかけて、液体肥料をときどき与えます。
肥料の施しすぎや高濃度の化成肥料を施すのは禁物です。

植え付け・植え替え

生長を始める3月~5月頃が最適です。

9月中旬から10月中旬にタネをまく方法もあります。

増やし方

増やし方は、株分け・種まき・さし芽で増やすことができます。
植え替えは株が混み合ってきた場合に、株分けを兼ねて行います。

手入れとポイント

生育の良い状況であれば、茎が長く伸びすぎたら適宜切り戻します(2・3回/年)。

切り戻すことで細かい葉がよく茂り、全体の姿も良くなります。

シルバー葉のタイプは蒸れに弱いので夏場に茎葉が茂りすぎたら混みあった箇所の茎を切って、風通しを良くするのが良いでしょう。

ポイント★
・グリーン葉とシルバー葉で性質がやや異なる
・気温が低いとタネは発芽しにくい
・茎が伸びすぎたら切り戻す
ディコンドラ寄せ植え画像

最後に・・・

ディコンドラは基本的に、気をつかないといけない病気や害虫もいないため比較的育てやすい植物です。

また葉の色がグリーン系やシルバー系などがあるため、寄せ植えする場合にも最適です。

ただ葉の色によって性質が多少異なるため、水はけや日当たりはそれぞれに適した方法でしましょう。

また鉢植えの場合は葉が凍ってしまうと根も死んでしまう場合があるため、寒さの厳しい地方では冬場は屋内に入れて管理した方がオススメです。

今回は「ディコンドラの育て方のポイントや特徴!手入れや増やし方も!【多年草】」のタイトルでお届け致しました。

それでは以上になります。
最後までご覧頂きありがとうございました。

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この記事を書いた人

庭師歴30年の夫と一緒に、「手間いらずで居心地のいい庭作り」をテーマに、DIYで庭作りを楽しんでいます。
丈夫で育てやすい宿根草や雑木を使い、一度植えたら手間がかからない庭を実現。アンティークレンガを使ったデザインで、時間をかけずに植物との暮らしを楽しみたい方にぴったりのアイデアをお届けします。
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