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アガベとは?特徴と育て方や水やりのコツ!美しい姿を保つコツも!

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アガベという植物をご存知ですか?

近年ワイルドな姿が注目され、男性やオシャレな方からも注目を集めている植物です。

そこで今回は『アガベとは?特徴と育て方や水やりのコツ!美しい姿を保つコツも!』のタイトルで、詳しくご紹介したいと思います。

こんな方におすすめ

  • アガベについて知りたい
  • アガベを育ててみたい
  • 形を美しいまま育てるコツを知りたい

 

目次

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アガベ基本情報

  • 植物名:アガベ
  • 科名:キジカクシ科
  • 属名:リュウゼツラン属
  • 学名:Agave
  • 分類:多年草多肉植物(種類によって特徴が異なる)
  • 草丈:5~200cm
  • 原産地:中央アメリカ、北アメリカ南部、南アメリカ北部

 

アガベの特徴とは?

アガベとは、南アメリカ北部や北アメリカ南部、中央アメリカを原産地とするキジカクシ科のリュウゼツラン属に分類される多年草の多肉植物です。暑さや寒さにも強いのが特徴となっています。(種類によって耐寒温度や特徴が異なります)

リュウゼツランの名で昔から親しまれていましたが、アガベの魅力にハマるコレクターの方や、比較的丈夫で育てやすいことからも再評価され、近年人気が高まっています。

品種によって姿形、管理方法、耐寒温度など少しづつ違うので、購入した際のタグを基本に、それぞれの品種に適した育て方を知って下さいね。

それでは、今回は基本的なアガベの管理方法になります。

アガベの基本の育て方や水やりのコツとは?

アガベの置き場所・栽培場所

明るく乾いた場所で、風通しの良い場所。また戸外なら雨が直接当たらない場所が望ましい。品種によっては、耐寒性が強くなく5℃程度のものもあるため、鉢植えでの管理が容易で、季節によって屋内に移動する。その場合、日の当たらない暗い場所だと徒長※1の原因となるので注意。

葉の表面に空気が停滞する場合も徒長の原因になるので、風通しの良い場所が好ましい。ベランダなどで管理する場合は、直置きではなく高さのある場所に置くだけで風通しが違ってきます。

また冬場に室内で管理する場合は、サーキュレーターなどで通風してやるのもおすすめです。

アガベの水やりのコツ

乾燥に大変強い植物ですが、生育期には普段より多めの水が必要です。逆に休眠期は乾かし気味に育てます。(※まだ幼苗は冬でも生長しているので乾かし過ぎないように注意)

初春ごろから水を与え始める。(土が乾いてから水を与えるのが基本)→春以降の生育期は3~7日に1回程度が目安。→晩秋以降は水やりの頻度を少なくしていく。→休眠期には月に1回程度で良い。

【アガベの生育サイクル】

●アガベの生育期:
春から秋が生育期になります(4月~11月)。気温が20℃以上の時期が最もよく生育します。

●アガベの休眠期:
気温が15℃を下回る冬場が休眠期になります(12月~3月)。5℃を下回ると枯れてしまう品種もあります。

 

アガベの肥料

肥料を与えすぎると株の形が崩れやすい品種もあるので、注意が必要です。基本的には年1回、チッ素分の少ない緩効性の化成肥料を適量施す程度です(生育期前)

アガベの鉢増し・植え替え

一年中、作業は可能ですが、休眠期間中(12月~3月)に行うのが最も好ましいです。ポイントや注意点として、根は乾かしてしまったり、傷付けたりしないように気を付けながら植え替えをして下さい。

アガベの病気・害虫

通年、風通しが悪い場所ではカイガラムシが発生しやすいです。

 

アガベのフォルムを美しいまま育てるコツとは?

比較的ゆっくり生長するアガベですが、徒長※1したり形を崩すことなく美しい姿形のまま育てたいですよね。

そこでココでは、気をつけるポイントをお伝えします!

※徒長とは・・・植物の伸長成長が勝り、内容の充実を伴わないヒョロヒョロと成長した様子を指す園芸用語。徒長した植物は柔らかく、
細長いという特徴がある。

ポイント1.鉢は少し大きめのもので育てる

買ってきた鉢植えのアガベ。ほとんどの鉢植えは葉がポットの端からはみ出てしまっているものが多いのではないでしょうか?
私も実際に購入したものは、ギュウギュウに生長したものでした。


▲このように大きくなってしまったものは是非、植え替えを

また小さい株が育ち、上記の画像のように葉がポットの縁からはみ出すようになったら植え替えをしてやることが美しい姿をキープするコツの1つです。

☑小さくなってしまった鉢だと上に伸びやすく、引き締まった株ではなくヒョロっとした株になりやすい。

よって、一回りか二回り大き目の鉢に余裕を持って植え替えると、そのままの形をキープしながら大きくなります。


▲株に比べ大きく余裕のある鉢に植え替えました。

(※植え替えの最は、根鉢は無理にあまり崩さず、土が自然に落ちるぐらいがポイントです。)

また余談ですが笑・・・
植え替え用の鉢の色がしっくりこなかったので、茶色と黒をペイントして渋いアガベが似合う鉢に仕上げました。


▲上の植え替えた元の鉢の色は、ナチュラルな感じでした笑

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ポイント2.水はけの良い用土で育てる

乾燥に強い植物ということは、逆を言えば過湿や蒸れが苦手です。水やりを控える事や頻度も大事ですが、やはり基本は排水性を重視した水はけのよい用土で育てることが大事です。

保水性のある用土で育てると水を貯え過ぎた葉が膨らみ引き締まった状態をキープできなくなります。(葉の重なった部分の上下が膨らみ葉の間隔が広くなってしまうなど)

鉢底には軽石を敷き(中~大粒)

☑軽石(小粒):赤玉(小粒):腐葉土 を 5:3:2 が水はけの良い用土の割合→これら3種類を混ぜて使用

※幼い苗の場合(大きくしたい場合)は、軽石を減らし、その分赤玉を増やして混ぜてやると水持ちが水持ちがよくなり生長が早くなります。

ポイント3.日々の管理で気をつけること

 

【日々の管理ポイント!】

  • 日当たりの良い場所に(徒長を防ぐ)
  • 風通しの良い場所に(蒸れ・根腐れ防止)
  • 室内から戸外に出す時は徐々に(葉焼け防止)
  • 長雨には注意(加湿対策)
  • 肥料をやり過ぎない(株の形が乱れる)

最後に・・・

いかがでしたでしょうか?

今回は、初心者にも丈夫で育てやすいアガベという多肉植物の育て方についてご紹介してきました。

株の1つ1つが違うことから希少価値も高く、またワイルドでスタイリッシュな姿も魅力なアガベ。一鉢置くだけでも存在感も抜群にあります。

あなたのお気に入りの一鉢を見つけて、ぜひ一度アガベを育ててみてはいかがでしょうか?

それでは『アガベとは?特徴と育て方や水やりのコツ!美しい姿を保つコツも!』のタイトルでお届け致しました。

今回は以上になります。

最後までご覧頂きありがとうございました。

少しでもこの記事が、お役に立てれば嬉しいです。

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この記事を書いた人

庭師歴30年の夫と一緒に、「手間いらずで居心地のいい庭作り」をテーマに、DIYで庭作りを楽しんでいます。
丈夫で育てやすい宿根草や雑木を使い、一度植えたら手間がかからない庭を実現。アンティークレンガを使ったデザインで、時間をかけずに植物との暮らしを楽しみたい方にぴったりのアイデアをお届けします。
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