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ディコンドラでグランドカバー【雑草対策】増やし方や手入れのポイント!

地面を植物で埋め尽くすグランドカバー。
ディコンドラ(ダイカンドラ)もグランドカバーに大変向いている丈夫な植物です。

そこで今回は、性質が強く びっしりと隙間なく生えることから雑草対策としてもおすすめのディコンドラをご紹介したいと思います。

題して「ディコンドラでグランドカバー【雑草対策】増やし方や手入れのポイント!」のタイトルでお届け致します。

 

目次

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ディコンドラをグランドカバーにする理由は?

グランドカバー※に向いているのは丈夫で、植えっぱなしで済むお手入れが楽な植物です。

日陰でも育つものや、増えやすいものなど、生命力があり繁殖力のある植物が向いています。

その点、ディコンドラは繁殖力が旺盛で簡単に増やせる丈夫な植物で、また地面を広がるように育ちますので、味気のない地面が緑の美しい場所へと変身します。

またディコンドラをグランドカバーにおすすめしたい理由の1つとして、種をまいて簡単に育てられることから、苗を購入して増やすよりも大変安くて経済的な点もポイントです。

またディコンドラの特徴として、芽が出始めると成長がとても速いのも魅力の1つです。

生長が早く、強健で悪条件にも耐え、ある程度踏んでも平気です。

他の植物が育ちにくい乾燥地や砂地にも耐え、石垣や砂地など斜面の土止め、雑草よけにも使用できます。

よってディコンドラは、お庭のグランドカバーに最適な植物だと納得されるのではないでしょうか。

さらに土のままにしておくよりもグランドカバーの植物を植えている方が雑草が生えにくく、お手入れも簡単になるというメリットもあります。

 

※グランドカバーとは
グランドカバーとは直訳すると「地面を覆う」という意味です。
グランドカバーは土がむき出しになってしまうのを埋めることができます。

 

ディコンドラとは?

ディコンドラはヒルガオ科アオイゴケ属の半耐寒性地被植物で、丸いハートの形のような小さな葉を密に付け、茎は横に這うように広がっていく植物です。

年を越して毎年生長する多年草です。

冬期には葉が傷むこともありますが、地域によっては枯れずに常緑となります。

また葉が痛んで汚くなった場合も株は枯れることなく、翌春再び成長を始めます。

性質は強く、地面を覆うグラウンドカバーに適した植物です。

 

>>「ディコンドラの育て方のポイントや特徴!手入れや増やし方も!」の詳しい記事はコチラ▼

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ディコンドラの増やし方

ディコンドラを増やしていく(育てていく)には、種まき・株分け・さし芽で増やすことが出来ます。

今回はグランドカバーとしてディコンドラを使いたいので、広い土地(地面)に一気に増やしたい(育てたい)ので、種まきの方法をご紹介します。

ディコンドラの種まき

①まずは、ディコンドラの種を購入。 
 ネットでも、少量入りの袋~1kgまで様々な量を比較的安くで販売されています。
 グランドカバーにしたい広い場所でのコストを抑えられるのは魅力です。


 


 

②種を購入したら、ディコンドラは肥沃な用土を好みますので植えるところは腐葉土などを多く入れて良く耕しておきます。

ディコンドラの種の画像
▲種は青くコーティングされています。

種まきの時期は春は昼間の気温が20度くらいになる季節から秋は霜の降りる季節の2ヶ月くらい前まで可能です。

寒さに弱く霜に当たると葉が枯れます。

双葉の状態で霜に当たると復活しないからです。つるが延びていれば、翌年の春からは葉を出してすぐにグランドカバーになります。

ディコンドラのグランドカバー画像

▲こんな風にびっしりと増えれば(育てば)グランドカバーとして見た目も綺麗で、また雑草も生えにくくて嬉しいですね。

 

ディコンドラの種類と手入れのポイント

ディコンドラの種類

ディコンドラは、グリーン葉の種(緑色の葉を持つレペンス・ミクランサなど)とシルバー葉の種(葉の表面が軟毛に覆われて銀白色に見えるセリセアやディコンドラ シルバーフォールズ)に大きく分かれます。

そして葉の種類によって環境がやや異なるため、それぞれのタイプの性質を理解して植え場所を選びましょう。

グリーン葉の性質
やや半日陰の場所が適し、多湿な土壌でよく育ちます。
やや湿気のある環境でも問題なく生長します。生長も早いので、できるだけ短期間で地被(地面を植物のグリーンで覆う)したい場合にも適しています。やや日当たりの悪い場所でのグラウンドカバーに適しています

 

シルバー葉の性質
日当たりの良い乾燥気味の場所で育てましょう。
夏の暑さや日差しに負けない丈夫な植物です。日陰やじめっとした多湿な環境ではよく育ちません。シルバーの葉は美しく鉢やコンテナに植えると垂れ下がって伸びていくので、寄せ植えのアクセントにも向きます。

ディコンドラ手入れのポイント

生育の良い状況であれば、茎が長く伸びすぎたら適宜切り戻します(2・3回/年)。

切り戻すことで細かい葉がよく茂り、全体の姿も良くなります。

シルバー葉のタイプは蒸れに弱いので夏場に茎葉が茂りすぎたら混みあった箇所の茎を切って、風通しを良くするのが良いでしょう。

ポイント★
・グリーン葉とシルバー葉で性質がやや異なる
・気温が低いとタネは発芽しにくい
・茎が伸びすぎたら切り戻す
 

ディコンドラ踏んでも大丈夫?

グランドカバーに向いているディコンドラのグリーン葉(レペンス)は、踏んでも大丈夫です。

ディコンドラは芽が出始めると成長がとても速いので、出来るだけ短期間で地面をグリ―ンで覆いたい場合にも適しています。

生え揃ってくれば踏みつけても大丈夫です。

ディコンドラは芝生の代わりになるくらいですから、踏まれるのにも強いです。

むしろ踏んだ方が良さそうです。
踏まない場所では草丈が伸び、葉も大きくなるのですが、よく踏んでいる場所では細かな葉が密に生えます

その方が雑草抑制効果が高く、見た目もいいです。
「踏んでも大丈夫=人が歩いても大丈夫」という事です。

クラピアとかと同様に踏んだほうがキレイに広がり、密度も上がります。

絨毯状にしたい場合は適度に踏んであげましょう。

また、あまり踏まれない場所は大きめの葉がふんわりと育ちますので、場所によってディコンドラは変化があって違いが楽しめるのではないでしょうか。

 

ディコンドラ冬場は枯れる?

ディコンドラは耐寒性はあまり高く無く、常緑で冬を越すには-1℃以上の気温が必要になります。

最低気温が-1℃を下回るような地域では、葉が少なくなったり、地上部が枯れたりします。
ただ、根が生きていれば春に再び芽吹くので、冬の落葉や葉枯れを気にしなければ関東地方南部以南の地域で植栽可能です。

ただ雑草対策として考えると冬場に地上部が枯れる地域では、夏場の雑草が生えるピーク時にディコンドラが密に覆ってくれているかというと、そうではなく6月~7月は雑草を抜きながらディコンドラが育つのを待つという感じかもしれません。

ディコンドラが増えすぎたら?

元は雑草ですから繁殖力もなかなか旺盛。

放置していると、とんでもなく茂っていることもありえます。

最初に植え付ける(種をまく)時に、場所をよく考え根がはらない様な対策をしておくことも大切です。

>>>増えすぎてしまったら「ディコンドラが増えすぎたら?除去の仕方と管理方法」の詳しい記事はコチラ▼

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最後に・・・

いかがでしたか?

ディコンドラは基本的に、気をつかないといけない病気や害虫もいないため比較的育てやすい植物です。

また葉の色がグリーン系やシルバー系などがあるため、好みのカラーでグランドカバーを楽しむことが出来ます。

ただ葉の色によって性質が多少異なるため、水はけや日当たりはそれぞれに適した方法でしましょう。

今回は「ディコンドラでグランドカバー【雑草対策】増やし方や手入れのポイント!」のタイトルでお届け致しました。

少しでもこの記事が参考になれば幸いです。

それでは以上になります。
最後までご覧頂きありがとうございました。

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