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落葉樹の植え付け(移植)に最適な時期は?樹木が弱ってしまった時の対処法も!

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もうすぐ12月・・我が家の庭では、玄関横のスモークツリーが見事に紅葉しています。
そして、紅葉後の後は葉が散って、休眠期に入ります。

そうなんです!落葉樹の移植のシーズン到来なんです!!

なぜ今が移植に適した時期なのか?
また、気をつけて移植しても木が弱った時の対処方などもお話ししていきたいと思います。

題して『落葉樹の植え付け(移植)に最適な時期は?樹木が弱ってしまった時の対処法も!』のタイトルでお届け致します。

こんな方におすすめ

  • 落葉樹の移植時期を知りたい
  • なぜ最適な時期なのかを知りたい
  • 移植後に木が弱った時の対処法も知りたい

 

 

目次

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落葉樹とは?

そもそも落葉樹とは?
簡単に説明いたしますね。


▲スモークツリーの紅葉の様子(我が家の庭から2020.11.27)

w樹木には、大きく分けて落葉樹(らくようじゅ)常緑樹(じょうりょくじゅ)があります。
冬に葉を落として枝だけになるのが落葉樹、冬でも葉をつけているのが常緑樹です。

なので12月になろうとしているこの時期のお庭を見ると、自分の庭の木が落葉樹なのか常緑樹なのか一目で判断できるのではないでしょうか。

我が家では、スモークツリージューンベリーアオダモヤマボウシエゴノキが落葉樹です。
そして、シマトネリコやオリーブなどは常緑樹です。

関連記事>>>落葉樹と常緑樹の詳細やメリット・デメリットについて知りたい方はコチラ▼

落葉樹と常緑樹の違いやメリット・デメリットも!シンボルツリーにいいのは? | GARDEN PRESS (lesscash.xyz)

 

落葉樹の植え付け(移植)に最適な時期は?

落葉樹と常緑樹に分かれる先般申しましたが、庭木は種類によって最適な植え付け時期が異なります。今回は落葉樹についてご紹介いたします。

落葉樹の移植は、

葉が落ちてからの11月~2月

に行います。(地域によって多少前後します)
落葉樹にとって活動を弱めているこの時が、移植をする適期です。

なぜ落葉後の時期が最適なのか?

では何故、この時期が落葉樹にとって最適なのでしょう?

それは。。。
落葉樹は冬になると全て葉を落とし、休眠期に入ります。(葉っぱがついていると、逆に植木が疲れます)
休眠中は根が活動を止めるため、移植を行っても植木に負担がかかりません

なので
落葉樹は冬の移植が最適なのです。

冬の間が最適ですが、春の開花が早い樹木は根が十分に伸びきらない恐れがあったり、あまり寒い時期ですと土が凍り枯れてしまうため、冬の早い時期に移植を行うのが賢明です。

また、プロに依頼するのであればほぼ心配はないと考えますが、植え付け時にはしっかりとした土作りが必要になってきます。時期だけが最適でも、環境やその後の管理なども大切だと思っています。

 

移植後に樹木が弱ってしまった場合は?

落葉樹の植え付け(移植)に最適な時期をお伝えしましたが、これが好機であって必ずしも成功するかといわれれば様々な要素があるので100%とは言えません。今植えると、失敗が少ない時期というだけです。

そこで、樹木が環境に馴染めずに弱ってしまった場合の対処方をご紹介致します。

樹木が環境に馴染めず、弱ってしまった場合には【メネデール】をおすすめします。

メネデールとは

メネデールは活力剤であって液肥ではないので、窒素、カリ、リン酸といった肥料成分は一切含んでいません。その代わり、植物の成長を補助する成分を含み、肥料成分の吸収を助ける働きがあります。ゆえに、適切な施肥に加えてメネデールを与えると、植物の生育がよくなるという訳です。「植物のサプリメント」と呼ばれているのも、このことに由来しています。肥料分ではないため、弱った植木にも安心してご使用いただけます。

 

くれぐれも肥料は与えない様に気をつけて下さいね。

落葉樹の生育サイクルと手入れ

季節によっての落葉樹の生育の様子と基本的な手入れの内容をまとめました。参考にしてみて下さい。


▲落葉した葉を並べて(我が家の庭から)

 

冬(12月~2月)

落葉樹にとって活動を弱めている時期です。
この時が、大枝などを切り取り(強剪定)、移植などをする適期です。
移植をする際も活動を弱めているので、掘り取る時に根を切っても問題ありません。

 

春(3月~5月)

4月に入ると葉芽(ようが)が芽吹き始め、美しい感動的な時期を迎えます。
徐々に大きくなる新葉は柔らかく、大量の水分を蒸発させながら急激に成長していきます。

なので、この時期に太い根を切って移植したり、消毒液を吹きかけたりすると、繊細な新芽を傷めてしまうので避けましょう。

5月半ばを過ぎ新芽を食べにたくさんの害虫が集中する時期に、病害虫対策を行いましょう。

 

夏(6月~8月)

この時期は、木が太く、大きく生長します。光を求めて枝葉を伸ばすと同時に、光が行き届かない下枝を枯らします。

また8月後半になると、土用芽※(どようめ)といわれる新芽の芽吹きの時期に入ります。この頃にまた、新葉を食害する虫の被害が多発しやすい時期です。※土用芽とは・・・樹木などで、夏の土用のころに二次的に伸長する芽のこと。

 

秋(9月~11月)

この時期は紅葉した後に葉を落として枝振りが良く見えてくる時期です。見苦しくない様に枝を透かす程度の剪定を行ってもよいでしょう。
落葉樹の場合、この時期は新しい根を出す力が落ちているので、この時期の移植はあまりよい時期とはいえません。

 

最後に・・・

いかがでしたでしょうか?

庭木は種類によって最適な植え付け時期が異なります。

今回は『落葉樹の植え付け(移植)に最適な時期は?樹木が弱ってしまった時の対処法も!』のタイトルで落葉樹についてご紹介いたしました。

それでは以上になります。
最後までご覧頂きありがとうございました。

少しでもこの記事が、お役に立てれば嬉しいです。

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この記事を書いた人

庭師歴30年の夫と一緒に、「手間いらずで居心地のいい庭作り」をテーマに、DIYで庭作りを楽しんでいます。
丈夫で育てやすい宿根草や雑木を使い、一度植えたら手間がかからない庭を実現。アンティークレンガを使ったデザインで、時間をかけずに植物との暮らしを楽しみたい方にぴったりのアイデアをお届けします。
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