この記事では、土を使わないで室内で観葉植物を育てようと思った時の救世主「ベラボン」のメリットやデメリットや植え方についてご紹介します。
おうち時間が増えたことで、お庭だけでなく室内でも観葉植物やグリーンを楽しみたい。という方が増えています。
しかし、室内に土を持ち込むことに抵抗のある方も多いのではないでしょうか?
私もその一人でした。
外では全く気にせずに培養土や赤玉を使って植物を植えていますが・・
やはり室内となると
✓土ぼこりが気になる。
✓土と一緒に虫などが室内に入ったらイヤ。
✓土が入った重い鉢を持ち込みたくない。
などなど・・気になりますよね。
そこで今回は「ベラボンとは?メリット・デメリットや植え方も紹介!土を使わないで観葉植物を育てられる救世主!」のタイトルで、どんな植物にも使える人気急上昇中の「ベラボン」を使って、土なしで観葉植物を植えた様子をご紹介していきたいと思います。
こんな方におすすめ
- 室内で土を使わないで清潔に植物を育てたい
- 植物に合わせて土(培養土)を選ぶのは邪魔くさい
- 鉢植えは土が重くて運ぶのがいやという方
- 植物を育ててもいつも根腐れさせてしまう
- ベラボンについて詳しく知りたい
- ベラボンで植物を植える植え方やポイントを知りたい
- ベラボンのデメリットも知りたい
それではスタートです!
最初にベラボンについて簡単に解説します!
▼私が今回使ったベラボンはコチラ▼
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土の代わりになるベラボンとは・・
ベラボンとは、高品質のヤシの実チップ(あく抜き済み)です。ヤシの実は本来、水を吸わないものですが、そのスポンジ状繊維を独自に開発した特殊加工法(特許技術)により、植物の根を傷めず、見事な根を育てることを可能にしました。
これまで土で育てていた、寄せ植え、花苗、野菜、観葉植物など、どんな植物にも使えます。これまでの土のかわりに、軽くて清潔なベラボンに植えるだけです。
それでは、ベラボンのメリットや特徴を詳しく見ていきましょう!!
ベラボンの特徴とメリット
【ベラボンの特徴5つ】
①弾力に富み、吸水性、排水性に優れている
②非常に軽量なので鉢の移動もラクラク
③保温性がバツグン
④清潔で環境に優しい
⑤5年以上長持ちします
1つづつ詳しくみていきましょう!
①ベラボンは弾力に富み、吸水性、排水性に優れている
ベラボンは水を含むと1.5倍に膨らんで、乾くとちぢみます。その収縮の運動を繰り返すため、弾力に富み、土壌に動きがでて、通気性・保温性がバツグンにUPします。また吸水性、排水性にも優れています。
弾力に富み、水もち、水はけ、通気性の3拍子で根を傷めず見事な根を成長させます。
「根張りがいい」植物に育ってくれる!これがベラボンの一番の特徴であり最大のメリットです。
また、水をやりすぎても通気性が良いので根腐れしにくく見事な根が張ります。植物を育てても、いつも根腐れでダメにしてしまう方や、水はけの良い土壌を作りたい方には特におすすめです。
②ベラボンは非常に軽量なので鉢の移動もラクラク
ベラボンはとても軽いです。一般の土(市販培養土)の3分の1の重量なんです。(実際に計量しました笑⇒計量した様子の記事)
鉢の重さを軽くしたい時に使うと大変便利です。例えば、大きい鉢で育てる時に土だとずっしりと重くて運べない場合などは、ベラボンに変えるだけで女子の力でも楽々運べます。
私の場合、吊り鉢(ハンギングプランター)には全てベラボンを使用しています。鉢を吊りさげる時は、やはりなるべく軽くしたいですよね。土の代わりにベラボンを使うと、それだけでグッと軽量化できるので嬉しいですよね。
そしてベラボンは適度に乾燥しているために軽量で持ち運びが容易なうえ、ほぐれ易いので作業能率が上がりますよ。
③ベラボンは保温性が抜群
ベラボンは土壌の空隙率(くうげきりつ)の向上により、地温保持に効果を発揮します。
保温性が抜群 あく抜きベラボンは膨張・縮小の運動により土壌空間に動きがでて、空隙率(くうげきりつ)※1の向上により保温性が高く、温度管理の難しい植物でもよく育ちます。
要するに、夏場は土壌の乾燥を防ぎ地温の上昇を抑え、冬場は保温効果があります。
夏は蒸れず、冬は土と違って凍らないので根が傷まず、植物に理想的な水と空気の通りで、素晴らしい根が張ります
※1空隙率(くうげきりつ)とは・・・
多孔質の物質の全容積に対する、その中に含まれるすきまの容積の割合。 岩石・土・スポンジなどが、それに該当します。 これは孔隙率と同じ意味です。 「空隙歯列」とは、俗にいうすきっ歯のこと。
④ベラボンは清潔で環境に優しい
ベラボンは清潔で、つめにも入りにくく扱いやすいです。使用済みのベラボンはお庭などにすき込んで再利用したり、可燃ごみとして処分できるエコ商品です。
また、清潔で不快臭もなく、女性でも無理なく扱えます。土と違い手が汚れず、虫も来にくいので室内で園芸が楽しめます。
土では無いので使用後はそのまま可燃ごみとして処分可能。5年間腐らず使いまわしができ、腐植したベラボンはお庭にすき込んで再利用したり、可燃ゴミとしても処分できるのは嬉しいですよね。
⑤ベラボンは5年以上長持ちします
ベラボンはヤシの実チップを加工したものです。そしてヤシの実は亀の子タワシの原料に使われています。ご存知のように亀の子タワシは、ジャンジャン水をかけても腐りません。そのためベラボンも5年以上長持ちし、締まらず、沈下しません。
ベラボンのメリットまとめ
ベラボンの特徴から読み取ったメリットを書き出しました!
✓水はけ、水持ち、通気性が抜群なのですばらしい根が張ります。
✓軽量で市販培養土の3分の1の軽さです。大鉢やプランターの持ち運びもラクラクです。
✓土と違い手が汚れず、虫も来にくいので室内で園芸が楽しめます。
✓5年間腐らず使いまわしができ、庭での再利用や可燃ごみとして捨てられる
✓夏は通気性がよく根の張りがよい
✓保温性があるので冬は凍りにくく根が傷まない
✓寄せ植え・花苗・多肉植物・観葉植物・きゅうり・トマト・なすなど野菜全般、どんな植物にも使用可能
✓腐りにくいのでハイドロカルチャーの代わりとして底穴のない容器にも使えます
スゴイですよね♪これまで土だったもののかわりにベラボンに植えるだけ!
それだけで、土で育てる際にでててくる沢山の悩みが解決しますよ(´∀`*)ウフフ
それでは実際に、ベラボンを使って観葉植物を植えた様子をお届けいたしますね♬
ベラボンを使って観葉植物を植える方法と手順やポイント
今回は、買ってきた観葉植物を土からベラボンに植え替えていきます。
どうしてベラボンに植え替えたかの理由や、植え替え方法、手順やポイントを詳しくご紹介していきます。
ベラボンを使うことになった理由
今回「土(培養土)」ではなく「ベラボン」を使って観葉植物を吊り鉢(ハンギングプランター)に植えることにしようと思ったのは、こんな思いからでした。
↓
②室内犬がいるので植物を床に置きたくない
↓
③ペットの手の届かない所に吊って(ハンギング)で育てよう
↓
④吊るなら、なるべく軽くしたい
そんな思いを叶えたくて色々と調べた結果「土」ではなく「ベラボン」で育てる事にしました!
▼下の写真がベラボンを使って観葉植物をハンギングプランターに植え替えた様子です→このプランターを知りたい方はコチラ
それでは早速ベラボンに植えていきたいと思います~♡
用意するもの
①ベラボン
今回は「ベラボン・プレミアム」を使いました。あく抜きベラボン の中でも、より高品質で粒が揃っているものです。
「また別の記事で、ベラボンの用途別の種類や特徴もご紹介したいと思います~(^^♪」
▼私が今回使ったのはコチラ▼
ベラボンには沢山の種類があります。それぞれの特徴を知って上手に使いましょう!
ベラボンの種類についての記事はまもなく公開です笑。
②プランター
③鉢底網(ネット)
使用するベラボンより目が細かい網目のものを使用してください
④観葉植物
他に
⑤園芸用の手袋
手の保護のために手袋をはめてお使いいただくのをオススメします。
ベラボンに植え替える手順
①今回植え替える観葉植物は土に植えられていたものなので、ポットから出し根の周りの土を落として準備しておきます。
根の周りに土が多少残っていても大丈夫です。
②今回は底に水抜き穴が空いた鉢を使ったので、鉢底にネットを敷き、その上にベラボンを入れていきます。100%ベラボンだけで植え込んでいきます。(鉢底石は不要です)
③植物をいれる高さまでベラボンを入れたら、①の土を落とした植物をいれていきます。
ベラボンに植える時は、ある程度植物の樹形を決めておいた方が作業がスムーズです(どんな向きにいれるのか。など)。
④植物を植えたら(いれたら)上からベラボンを隙間なくいれていきます。堅めにしっかりと入れていくのがポイントです。ゆるいと根が活着しません。
作業中に気付いたのですが、土のように土ぼこりが舞わないので、とても清潔です。また手で簡単に植えられるので、手軽なのもいいですよね(手袋装着してます)。
⑤最後に上からギュッギュッと押してしっかりと入っているか確認しましょう。
ベラボンは土と違ってフワフワとしているのでギュッギュッと押す必要があります。ただ上から押す時は根を傷つけないように気をつけて押してくださいね。
⑥植え替え後はお水をタップリとあげてください。
ベラボンでの水やりの方法をもっと詳しく知りたいと、ご要望を頂いたので次に詳しく説明いたしますね。
ベラボンの植え替え後の水やりのポイント
たっぷりの水(最低鉢の容量の2倍)を鉢底からたくさん流れ出るくらいやってください。水やりのたびに新鮮な酸素も取りこまれます。1度の水やりで、鉢と同じ容量の水を最低2回はやってください。根本だけでなく鉢全体にまんべんなく、2回目を5分あけてやるのがコツです。
(参考元:ベラボンの袋に記載された情報参照)
【水やり1回目】
ベラボン全体の空気を押し流すように、まんべんなくかけてください。【水やり2回目】
今度は植物の根に必要な水分をベラボンに保つためにやります。これで根に必要な水分と酸素が鉢全体に保たれます。注意:白いカビのようなものが発生することがありますが品質には影響がありません。混ぜてお使いください。
※肥料料は含まれていませんので植物に合わせて肥料を与えてください。
ベラボンの水やり頻度は?
ベラボンでの水やりの頻度やタイミングは、ベラボンの上部が1センチほどが乾いてきたらでOKです(目安3~4日)。そして、前述した通り、鉢底から出るくらい、たっぷりとあげてください。また注意点として土の場合と同じですが、受け皿に入ったままになっている水は捨てることが大切です。
またその後の生長もお見せできればと思ています♬
▼私が今回使ったのはコチラ▼
ベラボンのデメリットとは?
ここまでみていただくと、植物の生長にいいことづくめなベラボンですが、欠点やデメリットはないのでしょうか?
今回は、私が使ってみて感じた「気になったことや、使い方によっては欠点になること」を書き出しました。ベラボンには様々な効果と使い方があります。使う際にはメリットだけでなく、欠点も押さえておくことで最適な効果を得ることができますよ。
✓ベラボンは土よりも量を必要とすることが多いので多少値段がかかるかな?
と思います。そして一袋300円ほどの安価な培養土を使っていらっしゃる方なら、やはり高く感じますよね。
ただ、そんなにビックリするほど高いものでく、それよりもベラボンから得られるメリットの方が圧倒的に大きいかな。と、個人的ですが思っています。
✓最大のメリットである軽さも、容器によっては軽すぎて風で転倒してしまうという欠点もあります
これは外で育てる場合で、軽いプラスティック容器に植え込んだ場合などには起こってくるのかな?と思いました。外で鉢植えで使用する場合は、培養土の3分の1の軽さであるということを忘れずに、台風の時のような風が強い時は吹き飛ばされないように置き場所を変えるなど気をつけて下さいね。
✓根回りの空間が空きすぎて根が乾燥してしまうことも。根回りの乾燥を嫌うものは、ベラボンとは合わないのでは?
前述したようにベラボンは水を含むと膨らむので、ベラボン単用だと乾いた時に隙間が空きます。なのでしっかりとベラボンを隙間なく入れるのが大事なのです。やはり根回りの空間が空きすぎると根が乾燥してしまういます。根回りの乾燥が大丈夫な種類であれば問題ないですが、基本的に根回りの乾燥を嫌う植物だと、ベラボン単体でスキマが大きくできてしまうと植物にとってはデメリットになります。その場合は ベラボンにも粒の大きさがあるので、植物に合わせて小さい粒を使った方が良いですね。
また根が乾く対策として、最初に植物の根回りをミズゴケでくるんでからベラボンに植え付けるのも効果的です。ベラボン単体で植えて乾燥しすぎるのが気になる場合は、根をミズゴケで包んでから植えこんでやりましょう。
✓培養土として使うには肥料が入っていないので追加する必要があり
培養土には肥料が既に入っているものも多く販売されています。しかしベラボンには肥料分は全く入っていません。なので、ベラボンの肥料の与え方のポイントは植物に合わせて液体肥料などを施してください。
✓根を触られるのがイヤな植物には向かないかも?
植物には根鉢を崩されたりするのがイヤな植物も沢山あります。でも、そんな場合でも土をある程度つけたままでベラボンに植えこむことで解決するのでは?と考えています。
以上がデメリットというより、気になった点でした。
ベラボンの特徴と、植えたい植物の特徴をよく知っておくことで、デメリットにはならないと思いました( *´艸`)
ベラボンはどこで売ってる?どこで買える?
最近では需要が増えてきたのか、大きなホームセンターや花屋さんでも販売されていました。しかし、まだ販売されていないお店が多いのが事実です。
楽天やアマゾンのネットショップでも送料無料で販売しているのを見つけました!大きいものだと家に届くのが嬉しいですよね。
▼3袋セットで【送料無料】のお得なベラボン▼
ベラボンのメリットやとデメリットと植え方のまとめ
土の代わりに観葉植物をベラボンに植え替えてみましたが・・・
いかがでしたでしょうか?
私は自分が室内で観葉植物を育てるために調べていて「ベラボン」を知ったのですが、本当に良い所ばかりで驚いています!これに植えると管理が楽になり、軽いので天井から植物を吊るしたりするのに、とっても使いやすいですよ!
▼関連記事>>>ベラボンを使ってKINTOのプランターに植えこんだ記事はコチラ▼
KINTO おしゃれなプラントポット(プランター)を使ってみた!メリットとデメリットもご紹介! | GARDEN PRESS (lesscash.xyz)
また、植物を育てるうえで悩んできた数々のことが解決できるベラボン。
どんな植物にも使えるベラボンを使って手軽で快適なガーデンライフを始めませんか?
今回は「ベラボンとは?メリット・デメリットや植え方も紹介!土を使わないで観葉植物を育てられる救世主!」のタイトルでご紹介致しました。
あなたが室内で観葉植物を育てたい場合に、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです(^^♪
それでは以上になります。
最後までご覧頂きありがとうございました。
少しでもこの記事が、お役に立てれば嬉しいです。
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