カラーリーフとして有名なヒューケラと葉の形がそっくりな、ティアレラ。
ティアレラはカラーリーフとしてだけではなく、日陰でも可愛い花を咲かせるので、一度育てた方はその魅力にハマってしまう植物の1つだと思います。
とても丈夫な植物なので、植えっ放しにできるありがたい植物で、洋風にも和風にもしっくりと溶け込むので、ガーデニング初心者の方にもおすすめです。ティアレラもヒューケラ同様、今ではたくさんの品種が生み出されていて、それぞれに葉の色合いが違ったり、入る斑が違ったりします。
そこで、今回は『ティアレラの種類|おすすめの品種7選!特徴やヒューケレラも!』のタイトルで、詳しくご紹介していきたいと思います。
こんな方におすすめ
- ティアレラの種類(品種)を知りたい
- ティアレラの種類(品種)の特徴を知りたい
- 日陰の丈夫なカラーリーフを探している
- ヒューケレラの種類(品種)知りたい
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ティアレラとは?特徴は?
ティアレラは、北アメリカ原産のユキノシタ科、ティアレラ属の多年草です。
耐寒性が強く丈夫な性質ですので、初心者の方にもおすすめの植物です。また耐陰性も強く日陰でもたくさんの花が咲くので、シェードガーデンには貴重な存在です。花時期は4~5月。薄いピンク色の小さな花をたくさんつけた、穂状の花を咲かせます。ふわふわとした可憐な花は、控えめながらも存在感があります。
花が咲いていない時期の葉だけの状態を見ると、最近人気のカラーリーフプランツ、ヒューケラにそっくりですが、ヒューケラは暑さにやや弱く、真夏は日陰に近い場所を好むのに対し、ティアレラは半日陰でも十分夏越しをするので、ヒューケラよりも夏越しがしやすいといえます。暑さ寒さに強く日陰にも強いので、適応できる範囲が広く、日本の至る所で育てることの出来る植物です。

日陰の庭で、葉も花も両方楽しめるティアレラは本当に優秀な植物ですよ~
関連記事>>>『ティアレラの育て方と特徴|ふやし方やヒューケラとの違いも!』の詳しい記事はコチラ▼


ティアレラの美しい葉は、花のない時期も私たちの目を楽しませてくれます。葉には、切れ込みの深いヒトデ型の斑入り葉や、丸葉、葉の色合いや入る斑も品種によって違い、特徴も様々です。
また最近では、ティアレラとヒューケラの両者を交配して「ヒューケレラ」という新しい植物も登場しています。
ティアレラのおすすめの種類(品種)
おすすめ1.ティアレラ・スプリングシンフォニー
ティアレラ・スプリングシンフォニーは、黒褐色の斑が入る切れ込み深い葉が美しい品種です。
小型でコンパクトにまとまって育つので周年きれいな姿を保つのが特徴です。
花つきが抜群に良く、花はピンクから白のグラデーションになっていて咲き揃うと可憐な雰囲気で見ごたえがあります。
おすすめ2.ティアレラ・ピンクスカイロケット
ティアレラ・ピンクスカイロケットは、花つきがとても良いティアレラの優良品種です。
特に大株の花期は見事で淡くピンクを帯びた柔らかな花穂が株を覆うようにびっしりと咲く姿は見事です。切れ込みの大きい葉も美しく花期以外もカラーリーフとしても楽しめます。比較的新しい品種ではっきりとした美しい葉色で観賞価値が高いです。
おすすめ3.ティアレラ・シュガーアンドスパイス
ティアレラ・シュガーアンドスパイスは、切れ込みの深い大きめの葉に黒褐色の斑が幅広く入るのが特徴です。
花付き良く淡いピンクの花をたくさん咲かせる‘ピンクスカイロケット’より全体に大柄で、花も葉もやや大型の見栄えがする品種です。
比較的新しい品種で葉の中央の黒斑が周年入り葉の鑑賞価値も高いうえ、花つきもすばらしく、花期は株を覆うほどに咲き揃い、大株はとても見事です。
おすすめ4.ティアレラ・シルベラード
ティアレラ・シルベラードは、早春の頃からパステル調のかわいい花穂を咲かせます。葉は、冬の寒い時期にはシルバーがかった葉色に、そして暖かくなるにつれてライムグリーンに変化します。
葉色のライムグリーンがティアレラとしては珍しい品種です。冬季は、こっくりとしたブラウンに変化するのも楽しいです。
おすすめ5.ティアレラ・ウィリー
ティアレラ・ウィリーは、淡いピンクの小花が美しい品種です。通常のティアレラに多くみられる葉の切れ込みは深くなく、丸い葉の形が特徴です。
おすすめ6.ティアレラ・オレゴントレイル
ティアレラ・オルゴントレイルは、切れ込みが大変深く黒褐色の斑入りが美しい品種です。葉の重なり合う姿も美しく花のない時期もカラーリーフとしても人気のティアレラです。
おすすめ7.ティアレア・ラッカーリーフ
ティアレラ・ラッカーリーフは、光沢のある葉が特徴の品種です。花付きも良く、また明るい日陰を明るい雰囲気にしてく
ヒューケレラとは?
ヒューケレラとは、ツボサンゴ(ヒューケラ)とティアレラの交配種です。
名前が似ているので紛らわしいですが、「ヒューケレラ」と「ヒューケラ」は厳密には異なります。



ティアレラより環境適応性が高く、栽培も簡単!優秀過ぎるよ~ヒューケレラ。
(ヒューケラ×ティアレラ=ヒューケレラ)
花や葉は両種の中間的な形で、両種の「良い所取り」の品種も多く、おすすめの系統です。
次々と品種改良され新品種が登場しているヒューケレラ!日陰のカラーリーフの注目株ですね!
ヒューケレラの品種
ヒューケレラ・モヒート
ヒューケレラ・モヒートは、カエデ型の切れ込み深い葉に赤い葉脈が入るのが特徴です。
葉色がほとんど褪せない点やローメンテナンスのために、花は咲きにくい新しい試みの品種ということで、花後の剪定など必要な作業が少なく、ローメンテナンスで植えたまま放任でもよく育つ品種です。
葉がこんもり密集し、姿が乱れにくいのも魅力のヒューケレラです。
ヒューケレラ・ブリジットブルーム
ヒューケレラ・バタードラムは、キャラメルからレッドブラウンの葉色を持つ品種です。
ヒューケレラはヘウケラ(ヒューケラ)とティアレラの人工交配種。花、葉ともにヒューケラよりも繊細でエレガントな雰囲気を持っています。また、ティアレラよりも環境適応性が高く、栽培も容易です。
最後に・・・
いかがでしたでしょうか?
多年草で 少し切れ込みのある葉の形と色彩が独特なティアレラ。淡いホワイトピンクの小さな花が総状に集まって咲く姿が素敵です。ヒューケラよりも育てやすく、また花が華やかなことから一度育てると、その魅力に はまってしまう人が多いティアレラ。
そして、そのティアレラよりも環境適応性が高いヒューケレラ。どちらもこれから人気がどんどん上がっていく多年草だと思います。特に、ローメンテナンスのカラーリーフをお探しの方や、日陰でも花を咲かせる植物をお探しの方に、ティアレラはおすすめです。
今回は『ティアレラの種類|おすすめの品種7選!特徴やヒューケレラも!』のタイトルで、お届け致しました。
それでは以上になります。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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