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宿根草と多年草との違いは?宿根草の魅力やメリットとデメリットも!

ガーデニングを美しく保つには、それぞれの植物にあったケアや管理方法が異なります。

あなたも苗を買われた時に付いている札に「宿根草」「多年草」「1年草」と書かれているのを目にされることがあると思います。

それぞれの性質を知っておくことがガーデニングを楽しみ、思い通りの庭を作る近道になります。

そこで今回は「宿根草と多年草との違いは?宿根草の魅力やメリットとデメリットも!」のタイトル内容でご紹介致します。

 

目次

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宿根草と多年草との違いは?

植物には、大きく分けて「宿根草」と「一年草」に分かれています。

今回紹介する「宿根草」と「多年草」はどちらも同じ仲間で、多年草は宿根草の一部と呼ばれることもあります。

 

>>>『植物の一年草・宿根草とは?生育のパターンや違いを知ろう』の詳しい記事はコチラ▼

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宿根草とは?

何年もにわたって生き続ける植物のことを『宿根草』と呼びます。

冬の間、地上部が枯れて休眠状態になり、春になると再び芽を出して活動を再開します。
丈夫であまり手が掛からないものが多く、年々株が大きく育っていくのも楽しみです。

 

多年草とは?

何年も生き続け、毎年花を咲かせる宿根草。
宿根草の中で、冬でも地上部が枯れずに残るものは区別して『多年草』と呼んでいます。

冬も地上部が残ることから多年草をグランドカバーとして利用すると、冬も緑が残るので庭が寂しくなりません。

 

宿根草の魅力とメリットとデメリット

宿根草の一番の魅力とメリットは、やはり丈夫で手間いらずという点です。

植えっぱなしで育てられるので、毎年植え替えをする必要がなく、経済的かつ手間が少なくガーデニングを楽しめるメリット(長所)があります。

反対にデメリット(短所)を挙げれば、一年草に比べて一般的に花期が短いものが多く、中には1年で2~3週間しか花が楽しめない植物もあります。

つまり、花のない後の季節は、葉だけの状態になるのです(多年草)。

また冬場の生育に適さない時期になると、宿根草は地上部が枯れて根だけが残る状態になるので、宿根草だけでは寂しい庭になります。

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庭に宿根草を植える時の対策とは?

上記に述べたことを踏まえて、庭に宿根草を植える場合は、花の時期が違う植物を組み合わせ、花のない季節も葉で楽しめる植物を取り入れることがコツです。

最近はカラーリーフの種類が増えているので、葉色や葉形に個性があるものを取り入れると、花がない時期でも庭を美しく彩ることができます。

また花を植える時に、より魅力的に見せる方法として、高低差を意識することも大事です。

高性種と矮(わい)性種の植物で、高さの違うものを植えると遠近感が生まれ、立体的になることから立体的な演出が出来るからです。

 

管理方法は?

宿根草だからといって、一度植えたら二度と植え替えしないでよいというわけではありません。

理想は2~3年に一度、せめて4~5年に一度は秋~冬の間に植え替えをしたり、植え替えの際に同時に株分けをしましょう。

植え替え

長年植えっぱなしにすると、土が劣化して硬くなり、水はけが悪くなります。
また年々株が大きくなるので、あまり大株になると中の方が蒸れる場合も多く、蒸れて弱ると株自体が老化してきます。

そのため土のリフレッシュもかねて植え替えをする必要があります。

 

株分け

株分けをする必要性も、植え替えの場合と同じく、大きくなりすぎて蒸れたり、老化した株のリフレッシュと、また新しい根が出やすくなるというメリットもあります。

クリスマスローズやホスタ(ギボウシ)や、ランナーで増えるアジュガやワイルドストロベリーなども株を切り分けて増やせる代表的な植物です。

 

冬の管理

 

宿根草は通常、土の中で芽の状態で越冬します。

霜柱などによって土が持ち上がり、芽の部分が露頭すると、弱ってしまいます。
そのため、冬はバークチップなどでマルチングしてやると安心して冬を越すことが出来ます。

 

お手入れのポイントとは?

一年草に比べて花期が短いのが特徴の宿根草。
切り戻しや摘芯をして、少しでも長く花を楽しみましょう。

切り戻し

宿根サルビアや宿根ネメシアなど、穂状に花が咲く植物は、1度花が咲いた時に切り戻すことによって、二番花、三番花を楽しむことが出来ます。

葉の上に小さな芽がある所を見つけ、芽の上で切るようにします。

 

摘芯

セージなど茎が木質化する植物は、小さな苗のうちに摘芯をして枝数を増やすと、株姿がよくなり、花を沢山楽しむことができます。

また摘芯のよって、植物の高さを制限することもできます。

 

最後に・・・

いかがだったでしょうか?

今回は「宿根草と多年草との違いは?宿根草の魅力やメリットとデメリットも!」のタイトルでお届け致しました。

あなたも宿根草(多年草)うまく組み合わせて、丈夫で手間いらずの庭を手に入れて下さいね。

それでは以上になります。
最後までご覧頂きありがとうございました。

 

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