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キャットミント(ネペタ)とは?特徴や育て方!収穫時期や利用方と効能も!

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キャットミントという植物をご存知ですか?

4月ごろから咲きだした花は、長ければ8月ぐらいまで次々と花を咲かせ長期間お庭を彩ってくれる魅力的な多年草です。

丈夫で、育てやすく花色もバリエーション豊富なので、春から夏に咲くおすすめの花です。

そこで今回は『キャットミント(ネペタ)とは?特徴や育て方!収穫時期や利用法と効能も!』のタイトルでご紹介したいと思います。

こんな方におすすめ

  • キャットミント(ネペタ)について知りたい
  • キャットミントとキャットニップの見分け方を知りたい
  • 春から夏まで長期間咲く花を知りたい
目次

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キャットミント(ネペタ)の基本情報

  • 植物名:キャットミント
  • 科名:シソ科
  • 学名:Nepeta
  • 属名:イヌハッカ(犬薄荷)属
  • 別名:ネペタ、ブルーキャットミント、ネペタ・ファーセニー
  • 開花期:4月~8月
  • 花色:濃青紫、淡い青紫、白、ピンク
  • 草丈:20cm~60cm
  • 形態:多年草(宿根草)
  • 耐寒性 : 強
  • 耐暑性:強(蒸れに弱い)

 

キャットミントの特徴は?

キャットミント(ネペタ)の画像
キャットミントシソ科のハッカ属の植物で、仲間は世界中で約250種が分布し、存在していると言われています。その中でキャットミントと呼ばれているのは主にネぺタ・ファーセニー種のことです。

名前にミントとついていますが、ハーブのミントの仲間ではなく、主に鑑賞用として栽培されています。丈夫で育てやすく、開花期間も長いので花壇や鉢植えなど広く利用されています。また咲いている様子はラベンダーのような雰囲気があります。

キャットミントの葉は?

キャットミント(ネペタ)の葉の画像
▲キャットミントの葉の様子(我が家の4月の庭から)▲

キャットミントは株元より多数の細い茎を伸ばします。ビロードのような感触の幅1cm前後の小さな葉で、葉は対生です。細かい白い毛でおおわれています。両面に細かい毛が密生しているため、葉色はやや白み(シルバー)を帯びているので、やわらかな印象を与えます。

キャットミントの花は?

キャットミント(ネペタ)の花の画像
▲キャットミントの花の様子(我が家の4月の庭から)▲

キャットミントの花は小さく青紫色で、茎の先端に総状花序に多数つけます。また、花色が白の品種のものもあります。花が美しいので花壇の縁取りなどにも用いられます。

耐寒性もあり丈夫で育てやすい植物ですが、やや多湿に弱い性質です。

 

キャットミントの育て方

キャットミントは、育てやすいことから初心者ガーデナーの方にも大変おすすめの植物です。丈夫で花つきが良く、花期の長いキャットミントは、日当たりのよい水はけのよい土地であれば一度植えれば後はほとんど手がかからないからです。

暑さ寒さにもよく耐えます。比較的株の寿命が短いのですが、株と株の間を広く取って植えると、こぼれ種でよく増えます。

我が家も今年は、こぼれ種で殖えていました。見つけると嬉しいですよね。

キャットミント(ネペタ)のこぼれ種の画像
▲こぼれ種で殖えたキャットミント。横にはディコンドラも芽吹いて▲

栽培のポイントは多湿は好きではないので水はけの悪い環境にはしないことと、花が咲き終わったときには切り戻しをすることです。切り戻しをすることで長く花を楽しむことができます。

あと、注意点としては水、肥料は控えめにしてあげてください。

寒さにも強く、関西以西では戸外で越冬可能な多年草です。地域やキャットミントの品種にもよりますが、冬は地上部がなくなったり常緑で残るなどの差があるため、多年草とも宿根草ともいわれています。

我が家でも冬場は地上部がなくなりましたが春になり葉がどんどん出てきました。

キャットミント(ネペタ)の芽吹きの画像

 

キャットミントの収穫時期は?

キャットミント5月~9月に収穫することが出来ます。

花の咲く直前が最も香りが強くなるので、ポプリやサシェにする場合は、この時期に収穫しドライにして保存します。
収穫方法は、株の根元からカットして(切り取り)、日陰で乾燥させて保存します。

キャットミントの利用法は?

キャットミントの使い方をご紹介します。

キャットミントはシナモンの香りのするウォーカーズロウをはじめ、甘く爽やかな香りがするので、ポプリとして使用するのが一般的です。布袋に入れたり布でくるんで洋服ダンスの引き出し入れると、良い香りがする上に防虫効果もあるといわれています。

入浴剤としての使い方もあります。葉や茎、花がお湯の中に散らばらないように布の袋に等に入れて、お湯に入る少し前にバスタブに入れてみましょう。香りが心地よく体を温めてくれます。

キャットミント(ネペタ)のサシェの画像
©kinarino

その他、ドライフラワーやサシェなどに使われます。

キャットミントの効能は?

キャットミントには、解熱作用や鎮静作用、強壮作用などがあることが認められています。
また香りがお気に召しましたら、枕元に置いてお休みになると風邪と不眠症の予防になるともいわれています。

キャットミントの花言葉は?

・無邪気
・自由な愛

キャットミントとキャットニップとの違いは?

キャットニップとキャットミントは別物です。キャットミントは猫の好むキャットニップと同種だと思われています。確かに種としては同じですが違う種類です。同じイヌハッカ属の仲間で、白花の「キャットニップ(N. cataria)」は猫が好きな香りとして有名です。キャットミントの香りは、キャットニップほど猫に好まれません。

キャットミント(ネペタ)と猫の画像

またキャットミントはキャットニップよりも小型で、株本からよく枝分かれします。花も葉もキャットニップに比べると小型でかわいらしいです。

キャットニップの葉の周囲には鋸歯があり、初夏から夏までかすかに赤みを帯びる、小さな白い花を穂状に咲かせます。キャットニップは直立して分枝し生長するのも特徴です。

キャットミントの特徴 キャットニップの特徴
キャットミントの花キャットミントの花の画像 キャットニップの花キャットニップの花の画像
キャットミントの葉キャットミントの葉の画像 キャットニップの葉キャットニップの葉の画像
・主に観賞用として栽培
・葉も花もキャットニップ
より小型
・猫が好む匂い
・ハーブティーとして
使われる

キャットニップは、ネコが非常に好むマタタビに似た香りがあるといわれています。そのため、乾燥した葉を詰めて、ぬいぐるみのように仕立てたネコ用のおもちゃなどもあります。かつてのヨーロッパでは、紅茶が一般的になるまで、キャットニップがお茶として飲用されていたといわれています。

【キャットニップの効能】
キャットニップのハーブティーは、薬効が幅広く、発汗作用があるので解熱効果があり、鎮静作用、消化促進作用に優れているといわれています。

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最後に・・・

いかがでしたでしょうか?キャットミント。

ミントという名前からハーブのミントの仲間だと思われていた方も多いのではないでしょうか?
シソ科の植物ですが、ミントのように丈夫で、花期も長く育てやすいので初心者の方にもおすすめです。

キャットミント(ネペタ)を見つけたら、是非お庭に仲間入りさせてみて下さいね。


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ちなみに、手間をかけて丁寧に料理をしたい人にはお勧めできません笑

今回は『キャットミント(ネペタ)とは?特徴や育て方!収穫時期や利用法と効能も!』のタイトルでお届け致しました。

それでは以上になります。
最後までご覧頂きありがとうございました。

少しでもこの記事が、お役に立てれば嬉しいです。

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この記事を書いた人

庭師歴30年の夫と一緒に、「手間いらずで居心地のいい庭作り」をテーマに、DIYで庭作りを楽しんでいます。
丈夫で育てやすい宿根草や雑木を使い、一度植えたら手間がかからない庭を実現。アンティークレンガを使ったデザインで、時間をかけずに植物との暮らしを楽しみたい方にぴったりのアイデアをお届けします。
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