一年草とは、一年以内に発芽、開花、結実を経て枯れる植物のことです。
一年草を大きく分けると初夏から秋にかけて開花するグループと、秋から春にかけて開花するグループがあります。
そこで今回は「一年草とは?花期の長いおすすめと管理方法やお手入れのポイントも!」のタイトルで一年草について詳しくご紹介したいと思います。
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花期の長いおすすめの一年草とは?
一年草とは?
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一年草は、宿根草と違い植物の命は短いですが、その分、全エネルギーをかけて花を咲かせるので、長期間にわたり次々と沢山の花を咲かせるのが特徴です。
>>>『植物の一年草・宿根草とは?生育のパターンや違いを知ろう!』詳しい記事はコチラ▼
一年草を上手に取り入れると、華やかさを演出をすることが出来ます。
宿根草との割合を考え、毎年主役の花を植え替えお庭を変化させるのも魅力ですね。
それでは、比較的花期の長いおすすめの一年草を、花の咲く時期によってグループに分けてご紹介します。
花期の長い【初夏~秋に咲く一年草】
ジニア
非耐寒性一年草/キク科
草丈:約20~60cm
別名を百日草ともいい、その名の通り花期が長く、夏の炎天下でもよく咲いてくれます。品種が豊富で、花色・草丈も様々です。
直射日光に十分当て、花柄はこまめに摘みましょう。水と追肥も怠らないように。
センニチコウ
非耐寒性一年草/ヒユ科
草丈:約15~60cm
丸い球花は苞(ほう)が発達して色づいたもので、乾燥しても色があせません。
多彩な品種があり、高性種のものや銅葉の品種は寄せ植えに向いています。
ペチュニア
非耐寒性一年草/ナス科
草丈:約15~50cm
初夏の庭や寄せ植えに最適です。一重・八重・小輪のものなど様々な品種があります。丈夫ですが雨がやや苦手です。梅雨前に2分の1くらいに切り戻し、追肥を忘れないようにしてやると、春から晩秋まで楽しめます。
花期の長い【秋~春に咲く一年草】
ビオラ・パンジー
耐寒性一年草/スミレ科
草丈:約10~30cm
新種が次々と登場し、花色・花形も多彩です。花径が大きいものをパンジー、小さいものをビオラと呼びますが、中間種もあります。
花がら摘みをこまめにし、適宜追肥をすれば長期間花を楽しめます。
クリサンセマム・ノースポール
耐寒性一年草/キク科
草丈:約15~25cm
直径3cm位の可愛い花で、草丈が比較的に低く元気がよく頑健で、冬にも花を咲かせる冬のガーデニング定番の植物です。
ちなみにノースポールと見た目が似ている花はいくつもあって、マーガレットの白花、シャスターデージー、ローダンセマム、ハマギク等が間違われやすいので購入の際は「クリサンセマム」か「ノースポール」で探してみて下さい。
スイートアリッサム
耐寒性一年草/アブラナ科
草丈:約10~15cm
株は横に這うように広がり、小さな花が枝の先の方に手毬状に集まって咲きます。白・赤紫色・クリーム色・ピンク色・アプリコット色の品種など様々です。適宜切り戻すと花期が長くなります。
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管理方法は?
基本の水やりは?
一年草に限らず、水やりの原則は「乾いたらたっぷりと」。
とにかく鉢植えの場合は、鉢底から水が出るまでしっかりと与えるのが基本です。
ちょろちょろと少しづつ毎日与えると、根腐れなどの原因になります。
植物がくたっとした時に水をやり、1時間たってピンとするなら水が足りてなかった証拠です。
反対に1~2時間たっても元気にならない場合は、根腐れなどを疑ってみて下さい。
花柄摘みの重要性とは?
一年草の魅力は何といっても、花期になるとたくさんの花が一斉に咲くことです。一年という短い命なので一気にエネルギーを爆発させる感じです。
次々と咲くからこそ欠かせないのが花がら摘みです。
なぜ花がら摘みが必要なのかというと、咲き終わった花の花がらが葉や土に落ちると、腐って病気になりやすいからです。
一年草は種が出来ると自分の寿命がもう終わりだと感じてしまうので、寿命を延ばすためにも花がら欠かせません。
肥料は?
たくさんの花を咲かせるには、肥料が必要です。
まず苗を植え付けるときに元肥を入れ、その後は定期的に緩効性の肥料か速攻性の液肥を与えることが大事です。
花が咲き始めたら、リン酸とカリ分が多い肥料に切り替えると、よりたくさん花が咲いてくれます。
切り戻しで寿命を延ばそう
植物の種類によっては、徒長して株が暴れてしまうことがあります。
そういう時は切り戻しをして、株をリセットしてやりましょう。
すると、切ったところから新しい芽が出て、再び開花に向かいます。
つまり切り戻すことによって、枯れる時期を遅らせることができます。
たくさん咲いて切るのがもったいないな、と思う時期に切るのが一番、一年草の寿命を延ばしてやるコツです。
最後に・・・
いかがだったでしょうか?
今回は「一年草とは?花期の長いおすすめと管理方法やお手入れのポイントも!」のタイトルで、お庭を美しく保つポイントをお届け致しました。
「乾いたらたっぷり」の水やり・花がら摘みや切り戻し等、こまめなケアをしてやると、一年草は生き生きと少しでも長く咲いてくれるので是非やってみて下さい。
それでは以上になります。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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