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こぼれ種で増える|春に咲くおすすめ4選!増やすコツも

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春になると庭一面に美しい花が咲き誇る光景は、多くのガーデナーさんにとっての憧れですよね。
特にこぼれ種で増える植物は、手間をかけずに自然の力で増え続けてくれるため、初心者の方にもおすすめです。

今回は、私の庭で実際に育ててみた『こぼれ種で増える春に咲く植物4選』をご紹介いたします。

また、こぼれ種のメリットやデメリットと、こぼれ種を多く落とさせるコツについて詳しく解説します。

こんな方にオススメ

✔一年草でもコスパよくお庭を楽しみたい方
✔こぼれ種で増える春に咲く花を知りたい
✔こぼれ種のメリットとデメリットを知りたい
✔こぼれ種を多く落とさせるコツ

目次

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こぼれ種とは?

こぼれ種とは、植物が自らの種を自然に落とし、その種が次のシーズンに発芽して成長する現象を指します。ガーデニングでは、こぼれ種を利用することで手間をかけずに新しい植物を育てることができます。

例えば、春に植えた花が夏に種を作り、その種が秋に地面に落ちます。次の春になると、その種が自然に発芽して新しい花を咲かせるというサイクルです。

なので今回ご紹介する品種は、一度購入すれば『こぼれ種』で毎年エンドレスでコスパよくお花を楽しんでいただけます。

こぼれ種で増える春に咲く植物5選

それでは、こぼれ種で増える『春に花が咲く』育てやすいおすすめの植物を4つご紹介します。

1.ビオラ

ビオラは小さくて可愛らしい花を咲かせる植物で、寒さに強く、早春から初夏にかけて楽しめます。こぼれ種でもよく育ち、カラフルな花を咲かせてくれます。

わが家では、お気に入りの
ビオラ`タイガーアイ‘がこぼれ種で増えてくれました。

わざわざ「こぼれ種」を待たなくても笑・・

▼こんなネモフィラとビオラの種のセットもありますよ。

花種子『サカタのタネ』ビオラ×ネモフィラ(袋詰め)

2.ネモフィラ

ネモフィラは、春に青や白の花を一面に咲かせる美しい植物です。日当たりの良い場所でこぼれ種から簡単に育ち、花壇やグランドカバーに最適です。

▼わが家では白いネモフィラ「ネモフィラ スノーストーム」がアンティークレンガ周りにこぼれて、毎年たくさん咲いてくれます。

3.イオノプシディウム

イオノプシディウムは、小さな白い花を咲かせる可憐な植物です。こぼれ種でもよく増え、庭の隙間を埋めるのにぴったりです。

わが家の庭のこぼれ種で増えたイオノプシディウム

4.オルレア

オルレアは、レースのような白い花を咲かせるエレガントな植物です。こぼれ種でもよく育ち、他の植物との相性も良いので、混植にも適しています。

▼わが家の庭でも昨年2株植えたものが、こぼれ種でこんなに増えてくれました。

こぼれ種を活用するメリット

こぼれ種を活用することには多くのメリットがあります。

まず、毎年種を購入する手間と費用を節約できます。

さらに、こぼれ種から育つ植物はその環境に適応しているため、成長がスムーズで丈夫です。また、自然に増えるため、お庭にナチュラルな雰囲気もプラスしてくれます。

こぼれ種のデメリット

こぼれ種で咲く植物とは、種が自然に落ちて発芽し、株をどんどん増やす植物のこと。

環境など条件はありますが、発芽率がよい植物になるので、増えすぎてしまう植物もあります。

中には繁殖力が強くて雑草化してしまう植物もあるため、増えた株は自分の敷地内で楽しみ、敷地外に出た株はきちんと整理することも大切です。

上手くこぼれ種で増やすコツ

こぼれ種を利用して毎年美しい花を楽しむためには、植物にたくさんの種を作らせることが重要です。ここでは、こぼれ種を多く落とさせるためのコツを3つご紹介します。

コツ1:花柄を摘まずに残す

通常、花を楽しみたい時にはマメに花がら摘みを行いますが、こぼれ種を増やしたい場合は、花がらを摘まずにそのまま残しておきましょう。

花が枯れて種ができるまで待つことで、自然に種が落ちやすくなります。

私は例えばビオラの場合、4月までは花柄をマメに摘んで花を楽しみますが終盤になってくる5月になると、花柄は摘まずに種を多く残すように調整します。

コツ2:種を収穫して再利用する(採り蒔き)

こぼれ種を多く作るために、自ら種を収穫して再利用することも有効です。種が成熟したら、手で採取して乾燥させ、次のシーズンに再びまきましょう。この方法(採り蒔き)で、こぼれ種を効果的に増やすことができます。

コツ3:適切な環境を整える

植物が健康に育ち、たくさんの種を作るためには、適切な環境を整えることが大切です。日当たりが良く、水はけの良い場所に植えることで、植物の成長が促進されます。また、土壌に適度な栄養を与えるために、定期的に堆肥や肥料を施しましょう。

こぼれ種で増える|春に咲くおすすめ5選!増やすコツも【まとめ】

こぼれ種を利用したガーデニングは、手間をかけずに美しい庭を維持するための素晴らしい方法です。

こぼれ種を多く落とさせるためには、適切な環境の整備、花がらの管理、適した植物の選択、そして種の収穫と再利用が鍵となります。これらのコツを活用することで、毎年ほったらかしで花を咲かせてくれるので、ガーデニングがより楽しくなるでしょう。

ビオラ、ネモフィラ、イオノプシディウム、オルレアなど、自然に種がこぼれやすい植物を選んで、少ない労力で最大の効果を得ることができます。

何より、思いがけない場所で「こぼれ種」から育った花を見つけた時は、「わ~」と嬉しくなってしまいます。

皆さんも自然のリズムに合わせてガーデニングを楽しんでみてくださいね。

それでは以上になります。
最後までご覧頂きありがとうございました。

少しでもこの記事が、お役に立てれば嬉しいです。

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この記事を書いた人

庭師歴30年の夫と一緒に、「手間いらずで居心地のいい庭作り」をテーマに、DIYで庭作りを楽しんでいます。
丈夫で育てやすい宿根草や雑木を使い、一度植えたら手間がかからない庭を実現。アンティークレンガを使ったデザインで、時間をかけずに植物との暮らしを楽しみたい方にぴったりのアイデアをお届けします。
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