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ユーフォルビアの増やし方|挿し木の手順と時期は?

ユーフォルビアは、世界中に生息するユーフォルビア属(トウダイグサ属)の総称です。
そして、ユーフォルビア属は、2000種以上もある大きな属です。

一年草や多年草、低木や多肉植物など、色んなタイプの植物が含まれている中で、魅力的なカラーリーフプランツとして人気上昇中の「草花系ユーフォルビア」の増やし方をまとめてみました。

こんな方におすすめ
  • ユーフォルビアを沢山増やして楽しみたい
  • ユーフォルビアを手軽に増やす方法を知りたい
  • ユーフォルビアの挿し木の手順を写真で見たい
  • ユーフォルビアを増やすのにいい時期(季節)は?
  • ユーフォルビアの株が古くなったので更新したい

 

それでは美しく個性的な花や葉を持つ「ユーフォルビアの増やし方|挿し木の手順と時期は?」のタイトル内容で、詳しくご紹介していきます。

目次

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ユーフォルビアの株を増やしたい理由!

ユーフォルビアには、多くの種類がありますが、各種に共通しているポイントが3つあります。

  • 高温多湿に弱い
  • 高温期に肥料が残っていると根茎が枯れやすい
  • 株が老化しやすく比較的短命

 

以上のことから・・

 

大切に育てていたユーフォルビアが、夏に腐って枯れてしまいました
植え付け後3年ぐらいは順調に生育して花も咲かせていましたが、その後生育が悪くなってきました

 

などの声が多いのも事実です。

多年草のユーフォルビアは、3年以上になると株が衰えてきます。

そこで、そうなる前に、ユーフォルビアの株を増やして、株の更新をしておくのことで、元気な株をまた育てることができますよ。

 

また、こんな声も!

ユーフォルビアを庭で育てています。たくさん増やして楽しみたいので、手軽にできる増やし方を知りたい

やはりお気に入りの植物が増えるのは嬉しいですよね!

 

ユーフォルビアの増やし方は?

ユーフォルビアの増やし方画像

増やし方

ユーフォルビアは、「挿し木」、「タネまき」、「株分け」、で増やします。


いずれの増やし方も、用土は鹿沼土小粒とパーライトを等量配合して、水はけのよい用土を用いて下さい。

それでは、それぞれのやり方を詳しくみていきましょう。

 

ユーフォルビアの挿し木の手順と時期は?

挿し木(挿し芽)(適期:5月~9月)

ユーフォルビアを増やす一番簡単な方法は、挿し木(挿し芽)がオススメです。

挿し木の時期は、5月~9月に行うのが適しています。

園芸品種や、タネの出来にくい種類は、挿し木で増やします。
また、剪定で落とした茎や枝は挿し木に出来ます。

ユーフォルビアを増やす一番簡単な方法は挿し木(挿し芽)が最適です。

挿し木のやり方・手順


①充実した若い茎を10cmほどのところでカットします。
ユーフォルビアをカットした画像

 

②切り口から出る白い樹液※1をよく洗い流します。
ユーフォルビアの白い樹液の画像

 

③水分の吸収する面積が広くなるように斜めに切りなおします。長さを7cm前後にすると扱いやすいです。
 (やや発根しにくいので、発根促進剤を使用するとよいでしょう。)
斜めにカットした画像

 

④切った部分の下2分の1ぐらいの葉を取り除きます。
下葉を半分取り除いた画像

 

⑤用土は鹿沼土小粒とパーライトを等量配合などして、水はけのよい用土を用いて下さい。
鹿沼土とパーライトの画像

 

⑥容器に混ぜた用土を入れて、湿らせ、割り箸などで挿し穴をあけて挿し木をします。
 発根するまで2カ月ほどかかるので、明るい半日蔭で用土を乾かさないように管理して下さい。
ユーフォルビアの挿し木をした画像
(※今回はユーフォルビア・フロステッドフレームとユーフォルビア・ブラックバードを挿し木しました)

⑦しっかり発根したら、2.5号ポットに移植し、根が十分に回ったら庭に植え付けます。

 

ユーフォルビアの種まきのやり方や時期は?

種まき(適期:6月~8月)

種まきは6月~8月の花後に出来た種が熟したら採取して、すぐに鉢(種まきトレイ)にまきましょう。

種まきのやり方・手順


①重ならないように種をまいたら、かるく覆土しましょう。

②4発芽するまで土が乾かないように、明るい日陰で管理します。

③気温が下がり過ぎないようにすることがポイントです。

④本葉が出てきたら、1本ずつ育苗ポットに移して、よく根がはるまで育てましょう。

また、水はけのよい場所では、こぼれダネで自然にふえることもあります。

 

ユーフォルビアの株分けのやり方や時期は?

株分け(適期:10月~3月)

植え替えの時などに株が大きくなっていたら、10月~3月に株分けが出来ます。

株分けのやり方・手順


①なるべく根を傷つけないように、自然と分かれる位置で株を分けていきます。

②切り離す場合は、ナイフを消毒すること、切った部分から出る樹液※注1に触れないことに注意して下さい。

③分かれた株をそれぞれ新しい土に植え付けます。

ただユーフォルビアは、株分けで増やすこともできますが、株分け後の生育がよくない場合が多いため、あまりおすすめできません。

 

※注1.カットや剪定時のご注意

ユーフォルビアは、茎や葉を切ると毒性のある白い汁液が出ます▼
白い汁の画像

>>>植え替え時や剪定・カットする作業の時は、手袋(ゴム手袋)やアームガードなどを着用しましょう!

 

ユーフォルビアに触れるとかぶれる?

ユーフォルビアは、茎や葉を切ると白い汁液が出ます。
これは切り口を保護するためのもので、空気に触れると乾いて固まります。

この茎や葉から出る白い液には毒性があります。
皮膚につくとかぶれて、目などに入ると炎症を起こすおそれがあります。

ってしまったら、すぐにハンドソープで手を洗いましょう。

品種によって毒性の強さが違うようなので、取り扱いには十分注意してください!

植え替えや剪定、挿し木などの作業のときは、手袋とアームガードを着用しましょう。

手袋は布製のものではなく、ゴム手袋のように撥水性のあるものをおすすめします。

 

最後に・・・

いかがでしたでしょうか?
草花系ユーフォルビア」の増やし方をまとめてご紹介しましたが、ユーフォルビアを増やすのは挿し木(挿し芽)や、種まきがおすすめです。

挿し木で出来るのは小苗ですが、親株と全く同じ性質の苗を、一度に増やすことが出来るのが挿し木の長所です。

今回は、美しく個性的な花や葉を持つ「ユーフォルビアの増やし方|挿し木の手順と時期は?」のタイトル内容を中心にお届け致しました。

ぜひ、この記事でユーフォルビアの増やし方を知って頂き、お気に入りの株を増やして、楽しんでみて下さいね。

関連記事>>>「ユーフォルビア・フロステッドフレーム|特徴や育て方のポイントも!」の詳しい記事はコチラ▼

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それでは以上になります。
最後までご覧頂きありがとうございました。

また、この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

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