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花の咲かない時期をどうする?対策と夏におすすめのリーフプランツも!

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手間いらずの庭をテーマとして宿根草を中心に栽培する我が家の庭のように、庭で宿根草を栽培する上で、どうしても避けて通れないのが、一年のうちの大半が葉だけ、あるいは地面(土)だけの時期の庭をどうするか?という点だと思います。

この花の咲かない時期をいかに楽しむかは課題であり、工夫のしがいのあるところです。

そこで今回は「花の咲かない時期をどうする?対策と夏におすすめのリーフプランツも!」のタイトルでお届けしていきたいと思います。

目次

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花の咲かない時期とは?

庭で花のない時期、花が咲いていない時期のほうが長いのは、本来の植物の姿からいえば、当たり前のことです。

宿根草では、一年草のパンジーやベゴニアのように、ずっと花を咲かせている種類の方が少ないのです。


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手間いらずの宿根草で、花のない時期を克服する方法を次項ではご紹介していきます。

花の咲かない時期を克服する対策4つ!

空間を上手に使う

様々な草姿、草丈の植物がお互い邪魔にならないような組み合わせで、空間を上手に使う工夫しましょう。

上の写真は我が家の玄関横の様子です。

シレネユニフローラディコンドラは、ほふく性で下を這うように伸び、斑入りコデマリは上へ、そしてその間の高さに、花の様に明るい色のヒューケラを植えています。
花はほとんどありませんが、様々な葉の形・草丈で組み合わせています。

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時間差を上手に使う

芽出しの早いもの、遅いもの、一気に伸びるものなどを上手に組み合わせて、ある植物が大きくなる前に花を咲かせ、それが傷み始める頃に、後から出てきた植物が覆い隠す、という組み合わせで時間差を上手に使い花の咲かない時期を乗り切りましょう。



▲上の写真は我が家のシェードガーデンです。

こちらはこの時期、カシワバアジサイの足元にはクリスマスローズが咲き、その前にはタイムの花が満開です。この花達が咲き終わる頃には、カシワバアジサイの葉が茂り花芽が出始めます。時間差で、花の咲かない時期をカバーしています。

葉の持つ個性を上手に使う

細かく切れ込んだ葉、ギボウシ(ホスタ)の様に大きな丸い葉、ラムズイヤーやアルミテミシアのようなフワフワした銀白色の葉など、形や質感の異なるものを大胆に組み合わせて花のない時期でも寂しくない庭を維持しましょう。

我が家の庭、6月頃の様子です。

手前にギボウシ(ホスタ)の大きな緑葉、手前から囲むようにワイルドストロベリーがボーダー状に。鉢には尖がった葉を持つアガベを植え、奥には斑入りのラミウムを合わせました。花が咲いていなくても十分華やかさがあります。

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リーフプランツを組み合わせる

様々な斑入り品種や、ブロンズやゴールド、シルバーの葉色を持つカラーリーフを多すぎない程度に取り入れると、花のない時期の庭の印象は華やかになります。

上の写真は我が家のアンティークレンガ近くの植栽です。

サークルのアンティークレンガのコーナーには、枯草色のカレックス濃緑色のフェスツカグラウカの違う色のリーフプランツの組み合わせで印象的な庭に。

上の写真も我が家のアンティークレンガ周りの植栽の画像です。

手前にカラーリーフプランツの代表ともいえるヒューケラを植え、その横にカレックスを植えて、花はない時期も楽しんでいます。

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夏にオススメのリーフプランツは?

花の咲かない時期の対策として前項で4つお伝え致しましたが、そのうち真夏に おすすめしたいのがリーフプランツの活用です。

特にブロンズ系シルバー系の組み合わせがおすすめです。

宿根草の多くは、春から初夏まで、もしくは秋に開花する種類が多く、寒冷地を除いては真夏は花が少なくなりがちです。

そうした彩りを補うためにブロンズやシルバーのリーフプランツを庭に加えると、光と影を強調するような効果が生まれ、花がなくてもメリハリのある印象的な庭の眺めとなります。

リーフプランツ:ブロンズ系

■ヘミグラフィス

夏も発色のよい熱帯性(非耐寒性多年草)のヘミグラフィス

ユーフォルビア

欧米の花壇では人気の欧米の花壇では人気のユーフォルビア。
ユーフォルビア・ブラックバードは、ブロンズかかった葉が魅力です。


■コリウス

コリウス フリフリローズの真夏にも色のさめないきれいな赤い葉は、花壇や寄せ植えで引き立ちます。
コリウスは熱帯・亜熱帯地域原産のシソ科コリウス属に分類される植物です。さまざまな葉色や形があり、暑さにも強く夏場のガーデニングに欠かせない人気の植物です。

 

リーフプランツ:シルバー系

■アルテミシア

アルテミシア ルドビシアナは、シルバーリーフで西洋ヨモギの一種です。
シルバーグレーの葉は寄せ植えにもおすすめで、丈夫で育てやすいカラーリーフプランツとして人気の品種です。

シルバー系の中でも、本来半日蔭を好むラミウム白斑のヤブランなどは、夏の強光線で葉がひどく枯れ込むことがあるので注意しましょう。

 

最後に・・・

いかがでしたでしょうか?

宿根草の庭で特に花のない時期をどうするか?の疑問を「花の咲かない時期をどうする?対策と夏におすすめのリーフプランツも!」のタイトルでお届け致しました。

多彩な葉のコーディネートで、花がない時期でもバラエティに富んだ組み合わせで十分華やかで鑑賞できる庭が楽しめる植物をご紹介しました。

少しでもこの記事が参考になれば幸いです。

それでは以上になります。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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この記事を書いた人

庭師歴30年の夫と一緒に、「手間いらずで居心地のいい庭作り」をテーマに、DIYで庭作りを楽しんでいます。
丈夫で育てやすい宿根草や雑木を使い、一度植えたら手間がかからない庭を実現。アンティークレンガを使ったデザインで、時間をかけずに植物との暮らしを楽しみたい方にぴったりのアイデアをお届けします。
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