今回は、暑さ寒さに強く初心者でも育てやすいワイルドストロベリーを、ご紹介したいと思います。
題して『ワイルドストロベリーの育て方と管理方法!手入れや特徴も【多年草】』のタイトル内容でお届け致します。
- ワイルドストロベリーについて知りたい
- ワイルドストロベリーの育て方を知りたい
- 丈夫なグランドカバーを知りたい
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ワイルドストロベリー基本情報
科名:バラ科
学名:Fragaria-vesca
別名:ノイチゴ・エゾヘビイチゴ
形態:多年草
草丈:10cm~20cm
開花期:4月~6月
ワイルドストロベリーとは?
ワイルドストロベリーは、バラ科の常緑多年草のハーブです。
ワイルドストロベリーという名前からもわかるように、イチゴの野生種なので性質がとても丈夫な植物です。
ランナーで横へと広がる力が強く、グランドカバーとしても最適です。
またワイルドストロベリーは葉の色が若緑色で明るく、ガーデニングの素材としても人気があります。
その一方で、他の植物を駆逐するほどの勢いがあるので、庭植えは場所をよく考えてから植えていただきたい植物です。
育て方のポイントや管理方法は?
日当たり・環境
耐寒性・耐暑性ともに強く、大変育てやすい植物です。
日当たりと水はけがよければ、あまり場所も選ばず、わずかなすき間でも育つほどです。
しかし日陰や湿地では生育が悪く、実もつきません。
水やり
根が浅いので乾燥に弱い傾向がありますが、水をやりすぎて土が長時間湿っていると根が腐ってしまいます。
水はけをよくすることは大切ですが、水やりを忘れて乾燥が続くと、葉が枯れやすくなります。
用土が乾き始めたらたっぷりと水を与えます。
庭植えの場合は、自然に降る雨だけで十分です。
用土(鉢植え)
一般の草花向け培養土が利用できます。
赤玉土7、腐葉土3の配合土など、保水性と水はけのよいものを使います。
肥料
庭植えではほとんど肥料は必要ありません。
やせ地でもよく育ちます。肥料分の多い土地では葉が大きく茂り、かえって見栄えが悪くなります。
鉢植えの場合は真夏と真冬以外の生育期には薄い液体肥料を二週に一回ほどやります。多肥を嫌いますが、リン不足になると開花結実しなくなります。
害虫・病気
ナメクジやアブラムシ、灰色カビ病、ウドンコ病が発生しやすい。
ナメクジやアブラムシは新芽を食べたり、汁を吸って弱らせてしまいますので、見つけ次第、捕殺しましょう。
増やし方・増えすぎた時の対処方
ワイルドストロベリーはランナーと呼ばれる茎を出して、その先に葉っぱを付けます。
放置していると発根して、新しい株になります。新しい株は親株と全く同じ性質を持ったものが生まれます。
これを切り取って土に植えるといくらでも株が増やせます。
一方、繁殖力は旺盛なため、空いている土の部分はどんどん増えていきます。
しかし、増えすぎて通路にはみ出したり他の植物を駆逐した場合は困ります。
そんな場合でも、ワイルドストロベリーは整理しやすい!ので大変楽です。
根が浅いのでスコップで簡単に整理できるので、増え過ぎたらランナーが根付く前に整理して下さい。
ただ、ミグノネッテというランナーが出にくい品種もあります。
▼増えすぎた時の対処方法やランナー対策や株分けについての記事はコチラ
手入れとポイント
花茎の切り取り:果実の収穫が終わった花茎はつけ根から切り取ります。
刈り込み:葉が茂って混み合ってきた株は、一度株元近くまで刈り込んでおくと、新葉が出て株が若返り、病気の予防にもなります。
・ランナーを伸ばして、繁殖しようとする。困る場合はランナーを切る。
・雪に覆われても、霜に当たっても枯れない。耐寒性が大変ある。
・グランドカバー・ハンギングや寄せ植えに最適。
最後に・・・
可愛い小さな実をつけるワイルドストロベリー。
4月~6月に咲く白い花も可愛いです。
またワイルドストロベリーは、ヨーロッパでは「Lucky&Love(幸運と愛)」、アメリカでは「Miracle(奇跡)」を呼ぶハーブと呼ばれている、とても縁起のいい植物です。
あなたも、丈夫で育てやすく、グランドカバーにも最適なワイルドストロベリーをぜひ育ててみてはいかがでしょうか。
今回は「ワイルドストロベリーの育て方と管理方法!手入れや特徴も【多年草】」のタイトルでお届け致しました。
それでは以上になります。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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