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オステオスペルマム|育て方や特徴!初心者におすすめの理由も!

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オステオスペルマムは、キク科の多年草で、花色が豊富で開花期間が長く育てやすいことで、人気急上昇中のお花です。

今年の春から庭で何か花を育ててみたいと思われている方や、初心者ガーデナーの方に是非おすすめしたいのが、このオステオスペルマムです。

そこで今回は『オステオスペルマム|育て方や特徴!初心者におすすめの理由も!』のタイトルで、オステオスペルマムがいかに簡単でこの春一押しの花かをご紹介していきたいと思います。

こんな方におすすめ

  • オステオスペルマムの育て方のコツを知りたい
  • オステオスペルマムの特徴を知りたい
  • 初心者向けの春から育てる花を知りたい
  • 初心者向けのおすすめに花を知りたい

 

目次

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オステオスペルマムの基本情報

オステオスペルマムの画像

  • 植物名:オステオスペルマム
  • 科名:キク科
  • 属名:オステオスペルマム属
  • 学名:Osteospermum
  • 別名:アフリカキンセンカ、アフリカンデージー
  • 分類:半耐寒性多年草
  • 原産地:熱帯アフリカ、アラビア
  • 開花期:1月~5月下旬
  • 草丈:20cm~80cm前後(生育後の高さで花丈も含む)
  • 耐寒性 : やや弱い
  • 耐暑性 : やや弱い 

 

オステオスペルマムとは?特徴も!

オステオスペルマムは、キク科オステオスペルマム属に属する植物の総称です。
アフリカ原産の半耐寒性多年草で、別名アフリカンデージーとも呼ばれます。

開花時期が長く、次々と花を咲かせます。全世界で数百種の品種が登録されているほど花色が多く、そのほとんどが育種されたもので、日本国内で流通している品種のほとんどが輸入された穂を挿し木したものです。

草丈は30〜50cm程度で、園芸店やホームセンター等で販売されているものは、矮化剤で草丈を低く抑えているものが売られていることが多く、庭植えすると、翌年は草丈が伸びるものもあります。

暖地であれば地植えでも鉢植えでも育てられます。多年草なので地植えにすれば育てるごとに株が大きくなります。寒い地方では、冬越しを考えると鉢植えでの管理がおすすめです。

オステオスペルマムの花は?

オステオスペルマムの花の画像

オステオスペルマムの開花期は、2月~5月下旬と大変長く(夏越しが上手くいけば秋の9月~11月頃にも咲く)、株を埋めるように次々と咲くカラフルな花が魅力です。

最大の特徴は、多花性と連続の開花性で、花の大きさは、3〜5cmほどです。

夜間や天気の悪い日は花を閉じる性質がありますが、花が閉じにくい、もしくは閉じない八重咲きの園芸品種も増えてきています。
花色は紫・白・ピンクを中心に、近年は同じキク科のディモルフォセカとの交雑によって、黄色やオレンジ色を咲かせるもの、またバイカラーやのものなど、バラエティに富んでいます。

関連記事>>>『オステオスペルマムの種類|おすすめの品種11選!最新の注目品種も!』の詳しい記事はコチラ▼

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国内でも花壇植えされたオステオスペルマムが、年々大株に育ち、春に無数の花を咲かせる光景を良く目にするようになりました。毎年咲くことや育てやすいことで、人気上昇中です。

オステオスペルマム|初心者におすすめの理由は?

オステオスペルマムが初心者ガーデナーの方におすすめの理由は、とにかく管理が楽で、初めてでも育てやすいからです。
また花色や花の咲き方も種類が豊富で、魅力がたっぷりです!

初心者にもおすすめ!オステオスペルマム4つの魅力!

  • 1.暑さ寒さに強く常緑で丈夫で育てやすい!
    耐暑性耐寒性があり-5°から35°ぐらいまで大丈夫です。
    半耐寒性ではあるが、品種によっては-6℃以下でも枯れることは無い。
  • 2.開花時期が長くとても長く楽しめる!翌年も咲く!
    花色が個性的でカラフルで、1月から5月末まで次々と花を咲かせます。多年草なので秋に切り戻せば翌春も再び花を楽しめます。切り戻しのコツを掴んで来年も花を咲かせましょう。
  • 3.どんどん種類(品種)が増加中!
    シーズンごとに新品種が登場し、青赤黄色中間色など花色はバリエーション豊富。
    最近は花の中心に別色が入るバイカラーで楽しめる品種も人気です。また花の咲き方も八重咲や花びらがスプーン状の品種もあります。
  • 4.こんもり横に広がるので花壇やコンテナが豪華に!
    草丈は50cm程度のミドル級なので、草丈の低いもの高いものと合わせやすく、センターに植えて主役にしても華やかになります。
    庭植え鉢植え、寄せ植えなど使い勝手が良いのも魅力です。

 

オステオスペルマムの育て方

栽培環境・置き場所

オステオスペルマムは、日当たりのよい場所で育てます。

ただし高温多湿には弱いため、真夏(6~9月)は、雨の当たらない半日陰で育てるといいでしょう。強すぎる西日が当たる場所も避けましょう。庭植えの場合は、雨の当たりづらい軒下や庭木の根元などが適地です。

寒さには強く、-5℃くらいまで耐えられます。しかし、霜や乾いた寒風に当たると枯れてしまうこともあるので、霜よけをしたり、鉢の場合は室内に取り込むようにしましょう。

寒さが厳しい地域は、鉢植えの場合は冬は室内で管理します。暖地の場合は、屋外でも冬越しが可能ですが、腐葉土やワラを使ってマルチングをすると根が凍るのをある程度防げます。

水やり

オステオスペルマムの水やりは、通年、鉢植えは表土が乾いたらたっぷり与えます。

多湿を嫌いますので、水のやり過ぎに気をつけてください。指で土を触ってみて濡れているようなら水をやりません。水をやりすぎると根が腐って枯れてしまいます。
水をやるときは鉢の底から水が出てくるくらいに水をやってください。冬でも水をやるときは鉢底から水が出るくらいにやります。ただし冬は土が乾いてから数日してから水をやる程度にします。

※梅雨どきや夏は、蒸れや湿気を咲けるために水を与えがちですが、基本の水やりで管理します。

肥料

時期:6月~7月、10月~1月頃(真夏は肥料はあげないようにしましょう)

花が咲くシーズンには液体肥料を与えます。大体10日に1回を目安にしてください。肥料が切れると途端に花つきが悪くなりますので、生育期間は切らさないようにしましょう。
肥料は置き肥として緩効性化成肥料(三要素等量)、液体肥料(N-P-K=6-10-5など)を生育期に併用しながら施します。

植えつけ・植え替え

適期:6月か9月頃
購入後はすぐに:
開花鉢は根鉢を崩さず、一回り大きい鉢に植え替えましょう

植え付け(用土)

オステオスペルマムの用土は草花用培養土でオッケーです。

自作で配合する場合は、赤玉土中粒4、腐葉土4、鹿沼土中粒2の配合土など、水はけのよい用土で植えつけます。
地植えの場合は、比較的大きくなりやすいので30cmほど広めに株間をあけて植え付けます。

植え替え

鉢植えは2年ごとを目安に、一回り大きな鉢に植え替えます。その際、根鉢を1/3程度くずしてから植え付けてください。

切り戻し・剪定

適期:秋

花後は、9月ごろに切り戻しを忘れずに行いましょう。
これをすることで来春また沢山の花を咲かせます。
冬から春に行うと、花芽を切ることになるので注意しましょう。

秋の切り戻しのコツ

コツは二段階で作業すること最初に1/3程度カットし次には木目があるかどうか確認しさらに短く切ります茶色い葉があっても取り除いたり切り戻したりすれば脇芽が伸びて春には再び花を楽しめます 。

切り戻しの手順

1.まず草丈の1/3くらいに茎をバッサリとカットする茶色い歯はできるだけ取り除く。
2.根元の脇芽を確認しながら脇芽の5 mm 上でカットする株元から5センチ程度残す。

花がら摘み

ビオラやパンジーの様にこまめに取らなくても大丈夫ですが、オステオスペルマムは花数が多く、次々に花を咲かせるので咲き終わった花はこまめに摘み取ることで病害虫の予防にもなります。
また、花がらを摘むことで次の花が咲きやすくなります。

ふやし方

オステオスペルマムの株を増やしたい場合は、さし芽をすることで増やせます。

さし芽:適期は6月と9月です。

・新しい枝を6cmぐらいの長さで切り、1時間ほど水あげをしてから湿らせた赤玉土に挿して根が出るまで明るい日陰で管理します。土が乾燥しないように管理すると、根が出てくるのでポットに鉢上げして日当たりの良い場所で育ててください。
・発根促進剤をつけてさすとよいでしょう。

タネまき:適期は9月中旬から10月です。タネができにくい園芸品種が多いので通常はさし芽でふやしますが、タネができる園芸品種もあります。特にパッションはタネで簡単にふやすことができます。

 

病気・害虫

オステオスペルマムは、病害虫には比較的強いです。

害虫:アブラムシ・ナモグリバエ・ヨウトムシ・カメムシ

一年を通して、新芽にアブラムシが発生しやすいです。
牛乳を薄めた液体を吹きかけて窒息させる方法でアブラムシ退治が出来ます(アブラムシに吹きかけて5分~10分で窒息するので、その後は水で洗い流して下さい)
薬を使う場合はオルトラン液剤が有効です。

病気:灰色かび病、円斑病、菌核病

予防のため、花がらと枯れ葉をこまめに取り除きます。

オステオスペルマム育て方のコツ

オステオスペルマムは、夏と冬!この季節をうまく越えると、毎年お花を楽しめます。
特に難しいことはないので、コツをつかんで大きく育てて、長く楽しんでください。

オステオスペルマムの【夏越し】

暑い夏は、オステオスペルマムがお休みする期間になります。
そのため、梅雨に入ったら、上から3分の1の高さで切りましょう

そうすることで、風通しがよくなるのです。暑い夏は、たくさん茂っていると蒸れやすくダメになってしまうことがあります。
一方、梅雨の前に刈り込むことで、秋には一回り大きく成長し、12月までたくさんのお花を咲かせてくれます。

夏ごし
参照元:ゲキハナ

オステオスペルマムの【冬越し】

霜が嫌いなオステオスペルマムは、霜さえ当たらなければ外でも冬を越すことができます。
そのため、鉢植えなどは、暖かいお日様の光が注ぐ霜が当たらない軒下へ移動してやりましょう。

冬越し
参照元:ゲキハナ

暖かければ、冬でもお花を咲かせてくれることもあります。

 

オステオスペルマムの北の国の主な管理・作業

暖地であれば地植えでも鉢植えでも育てられます。多年草なので地植えにすれば育てるごとに株が大きくなります。
寒い地方では、冬越しを考えると鉢植えでの管理がおすすめです。

1.北海道地方

春先から開花株が店頭に出回る。気温が暖かくなるまでは室内の明るい窓辺などに置いて花を楽しみます。夏は戸外で管理し水やりを十分に行う。

2.東北地方(太平洋側)

春から秋までは日当たりが良く雨の当たらない場所に鉢植えを置くが、11月頃から室内で管理する。植え替えは9月中に行う。水やりは鉢土が乾いたら十分に与える。

3.東北地方(日本海側)

5月~10月は戸外で管理する。
花後は水を控えて夏を越させる。冬は室内の明るい窓辺で管理する。植え替えは花後か秋、年に1回は行うと良い。

 

オステオスペルマムの花言葉

オステオスペルマムは、「元気」「無邪気」「変わらぬ愛」「ほのかな喜び」「心身の健康」という花言葉を持っています。 明るいカラーで春をビビットにしてくれるオステオスペルマムの花にぴったりの花言葉ですね。

 

最後に・・・

いかがでしたでしょうか?

オステオスペルマムは、とにかく花色が豊富で開花期間が長く丈夫で手間いらず!と、魅力いっぱいの春に一押しのお花です。
また鉢花としても人気が高い花ですので、庭の花壇やベランダを、お気に入りのオステオスペルマムで鮮やかに彩って下さいね。

今回は『オステオスペルマム|育て方や特徴!初心者におすすめの理由も!』のタイトルでお届け致しました。

それでは以上になります。
最後までご覧頂きありがとうございました。

少しでもこの記事が、お役に立てれば嬉しいです。

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この記事を書いた人

庭師歴30年の夫と一緒に、「手間いらずで居心地のいい庭作り」をテーマに、DIYで庭作りを楽しんでいます。
丈夫で育てやすい宿根草や雑木を使い、一度植えたら手間がかからない庭を実現。アンティークレンガを使ったデザインで、時間をかけずに植物との暮らしを楽しみたい方にぴったりのアイデアをお届けします。
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