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ウエストリンギアとは?育て方や管理方法!葉色(品種)によって違う特徴もご紹介!

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ウエストリンギアという庭木をご存知ですか?

葉の形や枝振りなどがハーブのローズマリーによく似ているところからオーストリアンローズマリーとも呼ばれています。常緑で丈夫で、また美しいラベンダー色の小花が長期間咲くことから、最近人気がでてきている注目の低木です。

そこで今回は『ウエストリンギアとは?育て方や管理方法!葉色(品種)によって違う特徴もご紹介!』のタイトルでご紹介していきたいと思います。

また我が家には2種類のウエストリンギアがありますが、特徴も育ち方も全く違うので、そちらも詳しくお話しできればと思っています。
あなたが、ウエストリンギアを購入する時の、参考になれば嬉しいです。

こんな方におすすめ

  • ウエストリンギアについて知りたい
  • ウエストリンギアの種類と特徴を知りたい
  • 育てやすい常緑の低木を知りたい

 

目次

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ウエストリンギアの基本情報

ウエストリンギア

  • 植物名:ウエストリンギア
  • 科名:シソ科
  • 属名:ウエストリンギア属
  • 学名:Westringia
  • 英名:Coastal rosemary,Australian rosemary
  • 分類:半耐寒性常緑低木
  • 樹高:1m~1.5m(生長すると木質化しやすい)
  • 開花時期:4月~10月(不定期に繰り返し少しづつ開花します)
  • 耐寒性 : マイナス3℃まで
  • 耐暑性:強い
  • 原産地:オーストラリア

 

ウエストリンギアの花言葉

ウエストリンギアには「真実の愛」「誠実」という花言葉がついています。次々と花を咲かせ、いつでも美しい咲き姿を楽しませてくれる誠実なウエストリンギアの様子からつけられたといわれています。

 

ウエストリンギアの育て方と管理方法

日当たり・置き場所

温暖なオーストラリアの気候で育つ植物のため、日当たりがよく、風通しが良い場所を好みます。に植えましょう。暖地であれば地植えにすることが可能です。

用土

市販の培養土で問題なく育ちます。

水やり

ウエストリンギアは乾燥気味を好む植物です。地植えのウエストリンギアは根付いてからは、特に水やりの必要はありません。鉢植えの場合、表土が乾いてから、鉢底から流れ出るまで、たっぷりと水やりをします。

肥料

ウエストリンギアは痩せ地でも育つ植物です。基本的には、肥料の必要はありません。花付きが悪くなってきたと感じたら、穏効性肥料を適宜与える程度です。

病害虫

特に目立った病害虫の被害はありません。

植え付け

ウエストリンギアの植え付けは、真夏と真冬を避けた春か秋の暖かい日に行います。

剪定・切り戻し

ウエストリンギアは四季咲き性なので、剪定時期はあまり選びません。成長が早いので、枝が込み合ってきたなと思ったら適宜剪定しましょう。また葉が黄色くなった枝などはこまめに枝元で剪定します。

ウエストリンギアは刈り込んで生垣のように仕立てることも可能ですが、刈り込み剪定をすると、そこから枝が分かれて生長するため枝が混みあってきます。ナチュラルな雰囲気に仕立てたい場合は、枝元から抜き取るような剪定を行うと樹形が乱れにくくなります。

植え替え・鉢替え

鉢植えのウエストリンギアは1~2年に一度、1~2回り大きなサイズの鉢に植え替えを行います。真夏と真冬を避けた春か秋の暖かい日を選んで植え替えます。

ふやし方:挿し木

ウエストリンギアは挿し木で増やせます。

 

ウエストリンギアとは?

ウエストリンギアは、オーストラリア原産のシソ科常緑低木です。
葉や花の形がローズマリーと似ていますが、香りは全くありません。

開花時期は4~10月と長く、唇のような形の可愛らしい小花が咲きます。
品種改良によって、薄紫や薄ピンク、白など花の色のバリエーションも増えています。

海岸部を生息地とするため、海水によって塩分濃度が高くなった土壌にも強いです。海岸部では、潮避けや風よけとして活用されているケースもあるほどです。砂地でも育つほど強く、また潮風にも耐えうるほど丈夫です。

よって、丈夫で育てやすく病害虫ににも強いので、ガーデニング初心者の方にも栽培しやすいといえるでしょう。

また品種によっては、草丈があり、あらゆる環境下でも常緑で花をつけることから、生垣や庭木としても高い人気があります。(耐寒性にやや劣るため、冬場は葉を落とす地域もあります。)

そして暑さや寒さには比較的強いですが、湿気は苦手なので、霜が降りるようであれば屋内での越冬が好ましいです。夏のじめじめした暑さも苦手なので、半日陰で涼しい場所で栽培するようにしましょう。

ウェストリンギアの葉色(品種)によっての特徴の違いとは?

我が家では、2種類のウエストリンギアを育てていますが、全く育ち方が違うのに驚いています。
そこで同じ名前を持つ植物でも品種によってこんなに違うんだという特徴をお伝えしたいと思います。

緑葉のウエストリンギア

一般的に、ウエストリンギアといえば、葉や花の形がローズマリーに似ている、この緑葉の美しいものを指します。オーストラリアン・ローズマリーとも呼ばれる葉や花の形がローズマリーに似ていますが、ウエストリンギアのほうが枝が柔らかで、繊細な雰囲気です。立ち性です。

ウエストリンギアの花は?


▲ウエストリンギアの花の様子(我が家の庭から)

薄紫色の控え目な小さな花です。花は四季咲きで、真夏と真冬以外はローズマリーに似た小さな紫色の花をずっと咲かせ、楽しませてくれます。

樹高は1~1.5mと比較的大きく生長するため、生け垣のように使われる場合も多く、とても育てやすいのが特徴です。細かくて繊細な葉や、小さくてかわいらしい花を長い期間観賞できるので人気があります。剪定や刈込によって高さや枝振りを調整して管理します。

 

 

ウエストリンギア スモーキーホワイト

スモーキーは、ウエストリンギアの品種のなかでもシルバーの色味が美しい品種で、霜が降りたような白っぽい葉が特徴です。葉に白い班が入っていて、小さな葉には少し膨らみがあります。

ウエストリンギア スモーキーホワイトの花は?


▲ウエストリンギア スモーキーホワイトの花の様子

ウエストリンギア スモーキーホワイトは、白い小さな花がポツポツと咲く印象です。環境によるのかもしれませんが、我が家では緑葉のウエストリンギアほどの花付きではない印象です。

コンパクトで樹形良く、鉢植えでも楽しめます.

剪定は周年可能です。どちらかと言えば花より葉がメインの植物なので、花期にかかわらず「少し伸びたら切る」という、簡単な弱剪定がオススメです。無剪定でも樹形は乱れにくいのですが、剪定をすると枝葉が密になり、樹形も、より美しく保つことができます。

ウエストリンギア スモーキーホワイトの樹高は、50cm~1.2mと一般的な品種に比べコンパクトで、白い斑が美しくまとまりが良い品種です。また、生長の速度も一般的な緑葉に比べると、ゆっくりと育ちます。
コンパクトなので、花壇の手前や、鉢植えの管理にも向いているといえます。

 

 

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いかがでしたでしょうか?

最近ウエストリンギアは、とても人気があり園芸店やホームセンターなどで比較的よく見かけるようになってきました。
人気の理由としては、暑さに強く、ローメンテナンスな点が大きいと思います。
また高温で照り返しの強い都会の植栽でも、ほとんど姿が乱れることもなく、乾燥に強く剪定や水やりも最小限で大丈夫なことから、人気が高まってきているのかもしれませんね。

またウエストリンギアは品種によって、生長する速度も違い、コンパクトに生長するもの、ローズマリーのように枝葉を茂らせるものなどの違いがあります。特徴の違いを知って、上手くお庭に取り入れて下さいね。

今回は『ウエストリンギアとは?育て方や管理方法!葉色(品種)によって違う特徴もご紹介!』のタイトルでご紹介致しました。

それでは以上になります。
最後までご覧頂きありがとうございました。

少しでもこの記事が、お役に立てれば嬉しいです。

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この記事を書いた人

庭師歴30年の夫と一緒に、「手間いらずで居心地のいい庭作り」をテーマに、DIYで庭作りを楽しんでいます。
丈夫で育てやすい宿根草や雑木を使い、一度植えたら手間がかからない庭を実現。アンティークレンガを使ったデザインで、時間をかけずに植物との暮らしを楽しみたい方にぴったりのアイデアをお届けします。
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