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カーペットカスミソウ(オノエマンテマ)は1年草か?多年草か?夏枯れ対策とは?

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野花の様な素朴な可愛らしい花をいっぱい咲かせるカーペットカスミソウ(オノエマンテマ)をご存知でしょうか?

我が家の庭でも今、育ち盛りで花を次々に咲かせてくれています。

実はカーペットカスミソウは、『夏枯れ』というキーワードで沢山検索されている植物です。
そのため1年草扱いされていたり、多年草とされていたりと複雑なんです・・・笑

そこで今回は『カーペットカスミソウ(オノエマンテマ)は1年草か?多年草か?夏枯れ対策とは?』のタイトルで詳しくご紹介していきたいと思います。

こんな方におすすめ

  • カーペットカスミソウ(オノエマンテマ)の特徴を知りたい
  • カーペットカスミソウを夏越しさせたい
  • カーペットカスミソウの育て方を知りたい
目次

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カーペットカスミソウとは?特徴も!

カーペットカスミソウは、春から初夏にかけて可憐な花を咲かせるカスミソウの仲間です。矮性でマット状に広がって咲くので、カーペットカスミソウの名前で呼ばれます。流通名は「オノエマンテマ(学名:Gypsophylla Cerastioidesva)」で、ナデシコ科ジプソフィラ属の多年草です。またヒマラヤカスミソウと呼べれることもあります。

インドのネパール州、中国のヒマラヤなどの、高山の日当たりのよい草原に自生している植物です。

カーペットカスミソウの花は?

カーペットカスミソウの開花時期は、3月ごろから咲きだし、4~5月頃に花の見頃を迎えます。


▲カーペットカスミソウ(オノエマンテマ)の花の様子▲

花色は、白、薄いピンクなどの種類があり、花びらには、赤紫の筋が入っています。

葉はハコベの葉とよく似ていて、草丈は10㎝前後で、地面を覆い尽くすよう(カーペットの様に)に育ちます。


▲カーペットカスミソウ(オノエマンテマ)の花の様子▲

 

カーペットカスミソウ(オノエマンテマ)は1年草か?宿根草か?

カーペットカスミソウ(オノエマンテ)は、本来 多年草なのですが、1年草扱いで流通されている場合もあるのには、理油があります。

日本の近年の暑さは酷暑で、暖地では夏越しが難しい植物は、1年草扱いされているのです。
有名どころでは『ハナカンザシ(学名はローダンテ・アンテモイデス)』や『ペーパーカスケード』なども同じ扱いです。

夏に弱って枯れてなくなってしまうので、毎年 春にまた苗を買って、植えて育てる。という方が多いので1年草の扱いで流通していたりするのです。

関連記事>>>1年草・2年草、そして宿根草(多年草)の違いを知るにはこの記事を▼

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夏に枯れてなくなってしまうから1年草扱いにもなっているカーペットカスミソウ(オノエマンテ)。
ヒマラヤ原産の高山植物のわりに、基本的には耐寒性もあり、耐暑性もそれなりにある比較的丈夫な植物です。

夏枯れさせない様に、夏越しのポイントに気を付けて、来年もまた咲かせてみましょう!

カーペットカスミソウは、管理が良ければ1年で数倍には殖えるので、名前の様にカーペットになるほど元気に育ててみましょう~♬

カーペットカスミソウの夏枯れさせない、夏越しの対策とは?


▲我が家のカーペットカスミソウの様子▲

カーペットカスミソウ(オノエマンテ)が、1番苦手なのは、高温多湿です。日本の夏は近年異常な暑さなので、ここを乗り越えるのが、日当たりがよくても涼しい場所に自生している高山植物には難しいのです。

北海道などでは地植えでも、多年草や宿根草としてすくすくと生長しているようですが・・・
暖地で夏を超すなら鉢植えが一般的で、おすすめです。

鉢植えで育てると、移動や管理が楽というメリットがあります。
鉢なら季節によって栽培に適した場所への移動が簡単に行え、管理が楽に出来ます。

カーペットカスミソウ(オノエマンテ)の夏の管理方法

オノエマンテマ(カーペットカスミソウ)は日光を好みます。好むのですが高温多湿が苦手なので晩春~夏は、風通しの良い、半日陰の場所で管理します。半日陰の場所とは、木漏れ日の当たる場所か、午前中だけ日光が当たるような場所です。

夏は半日陰か日陰か…とにかく涼しいところに移動させて管理すれば高温対策は可能となります。

残りは、多湿でと水はけと湿度の問題です。

カーペットカスミソウ(オノエマンテ)の土は?

まず植え付け時には・・・

カーペットカスミソウは、アルカリ用土を好むので、草木灰や苦土石灰などを使い用土の改良をすることで元気に育ちます。日向土、硬質赤玉土などを使いアルカリ性用土を好むので、草木灰や苦土石灰で中和すると良いでしょう。
オノエマンテマは酸性の土を嫌いますので、鹿沼土などは使わず(鹿沼土は酸性度が強めの土です)日向土、硬質赤玉土などを使いアルカリ性用土を使用したり、草木灰や苦土石灰で中和すると良いでしょう。
また、「山野草の土」を利用するのが簡単かもしれません。

そして、勿論ですが鉢植えの場合、鉢底には鉢底石や軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くします。

これで水はけの問題は大丈夫です。

カーペットカスミソウ(オノエマンテ)の水やりは?

オノエマンテマは、多湿が苦手です。鉢土がしっかり乾いたのを確認してから、水をあたえます。土が濡れているのであれば水やりはしないようにします。

とくに、夏の過湿は枯れる原因になるので、鉢土の状態を、よく観察し、水のやりすぎには注意します。
ただ加湿は嫌いますが、水はけの良い土であれば、それほど気にしなくても大丈夫です。

カーペットカスミソウ(オノエマンテ)の梅雨時期の管理は?

カーペットカスミソウは、梅雨の時期に雨が当たる場所は避けます。

これは、梅雨時期に腐って枯れる立枯病が発生したり、加湿により根腐れをおこすからです。
水やりを控えて、雨の当たらない場所で管理して、用土の水はけが良ければ問題ありません。

※立ち枯れ病とは・・・
多湿状態の土の中にある糸状菌、つまりカビの一種が原因で、植物が萎れてしまう、根から感染する怖い病気のことを立ち枯れ病(苗立枯病)と言います。

 

カーペットカスミソウ(オノエマンテ)を夏枯れさせないポイント!

前項で説明した夏越しの方法をまとめたよ~♬
  • 日当たりを好むが、高温多湿が苦手なので夏場は風通しのよい半日陰で管理する。
  • 水はけの良いアルカリ用土(中性でもよい酸性にならないように)に植える
  • 水のやり過ぎに注意(加湿に注意)
  • 梅雨時期は雨の当たらない場所で管理する(軒下などに移動)
  • 上記のことから地植えではなく鉢植えでの管理がおすすめ

あと、カーペットカスミソウ(オノエマンテ)は生育が旺盛で根がかなりはるので、根詰まりを越さない様に、毎年花後か早春に株分けを兼ねて植え替えするのがおすすめです。

そして、地上部が枯れた冬の時期でも根は生きてますので、時々水は水やりはして下さいね。

日本の夏は、猛暑日が増えてきてからは夏越しをするのが厳しくなった面もありますが、植物が夏枯れしないで無事に夏越し出来るように少しだけ手助けしましょう!

 

1年間枯れ保証付きカーペットカスミソウ

こんなスゴイ保証付きのカーペットカスミソウ(オノエマンテ)を見つけました!!

枯らしちゃうかも?と不安の初心者ガーデナーの方に、この1年間枯れ保証が付いたカーペットカスミソウは超オススメですよ笑

>>> カーペットカスミソウ(オノエマンテ)【1年間枯れ保証】【山野草】

最後に・・・

いかがでしたでしょうか?

野の花の様に可愛らしいカーペットカスミソウ。
少しのポイントで、上手に夏越しさせて、本来の宿根草(多年草)として楽しみましょう。

今回は『カーペットカスミソウ(オノエマンテマ)は1年草か?多年草か?夏枯れ対策とは?のタイトルでお届け致しました。

それでは以上になります。
最後までご覧頂きありがとうございました。

少しでもこの記事が、お役に立てれば嬉しいです。

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この記事を書いた人

庭師歴30年の夫と一緒に、「手間いらずで居心地のいい庭作り」をテーマに、DIYで庭作りを楽しんでいます。
丈夫で育てやすい宿根草や雑木を使い、一度植えたら手間がかからない庭を実現。アンティークレンガを使ったデザインで、時間をかけずに植物との暮らしを楽しみたい方にぴったりのアイデアをお届けします。
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