夏の猛烈な暑さをしのぐために効果がある「緑のカーテン」
窓の外でゴーヤや朝顔などの植物を育て強い日差しを遮るもので、毎年活用されている方も多いと思います。
日差しが強くなり最も効果が期待される時期になりましたが、首都圏を中心に異変が起きているようです。
そこで今回は「ゴーヤや朝顔「緑のカーテン」|今年は育たない?日照不足対策とは?」のタイトルでお届けしたいと思います。
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緑のカーテンとは?
緑のカーテンとは、窓の外や壁面にネットを張って「ゴーヤ」や「朝顔」などのツル性の植物を育て、カーテンのように覆って強い日差しを遮るものです。
建物や室内の温度を下げる効果があり、自然の力を利用した夏場の省エネルギー対策としても最近、大変注目されています。
参照元:東北電力
遮断率80%の緑のカーテン
日射の熱エネルギーをカットする遮断率(%)
- 緑のカーテン:約80%
- すだれ:50~60%
- 高性能遮断ガラス:55%程度
上記の遮断率を比較してみても、夏の直射日光による室内の温度の上昇を防ぐには、葉の十分に茂った緑のカーテンが大変有効的です。
緑のカーテン2019|今年は育たない?
日差しの遮熱率が、約80%と最も効果のある緑のカーテンですが、この遮断率は葉の十分に茂った緑のカーテンでのパーセンテージです。
しかし、今年は、ところどころが黄色く枯れているほか、葉が十分に育っておらず、室内に日ざしが入り込んでしまう状況になっています。
同じような状況は、首都圏を中心に、緑のカーテンを育てている人たちからも寄せられているということです。
これは、6月から7月上旬にかけての記録的な日照不足や、気温の低さなどが影響しているとみられます。
立川市に近く、気象庁の観測点がある府中市では、7月1日から15日までの日照時間は、3時間足らずで、平年の50時間ほどに比べて、極端に少なくなっていました。
以下、ご紹介するのは・・
今年の日照不足で育っていない「緑のカーテン」の実際の声(症状)です。
やはり今年は6月~7月上旬の日照不足と気温の低さで、
葉が小さかったり黄色くなってしまい、緑のカーテンとしての効果が薄くなってしまっているようです。
緑のカーテン|日照不足の対策は?
日照不足で、葉茎へのカリウム・マグネシウムの移行が少なくなると、写真のようなマグネシウム欠乏症の症状が現れます。
マグネシウム欠乏症の特徴は、植物の葉中のクロロフィル濃度が不足している状態であり、葉脈間の黄化が見られます。
こうなると、土壌への散布だけでは、良好な結果が期待できません。
そこでNPO「緑のカーテン応援団」の菅原浩一事務局長は
これから育つ葉が元気になるよう、
- 「葉にマグネシウムの肥料を直接吹きかけて(葉面散布)応急処置を」
と呼び掛けています。
これからでも遅くはないので、早急に葉面散布を行い健康的な「緑のカーテン」を取り戻しましょう。
最後に・・・
いかがでしたでしょうか?
夏の暑さ対策を期待して育てていた、ゴーヤや朝顔の「緑のカーテン」。
今年は日照不足のために育ってない葉に、早速マグネシウムの肥料を葉面散布し、元気に育ってもらえるように対策を施しましょう。
真夏の日中であれば、緑のカーテンで日陰になった建物の表面温度は、10度ほど下がるため、室内に伝わる熱も低くなり、体感温度を下げる効果もあるということですので、エアコンなどの省エネにも繋がりますね。
今回は「ゴーヤや朝顔「緑のカーテン」|今年は育たない?日照不足対策とは?」のタイトルでお届け致しました。
それでは以上になります。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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