簡単に育てられて、利用法も様々なハーブは「植物を育てる楽しさ」をまず知ってもらう最初のアイテムとしてぴったりです。
その中でもバジルは育てやすく、すぐに収穫できることから、初心者の方におすすめのハーブです。
しかし一方、バジルの虫食いの被害も多く聞かれます。
そこで今回は『バジルの葉のバッタ被害とは?虫食いの対策と駆除方法や予防についてご紹介!』のタイトルで詳しくご紹介していきます。
こんな方におすすめ
- バジルに葉に穴が空いている
- バジルの葉にバッタがいるのを見つけた
- バッタの駆除方法を知りたい
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バジルの葉のバッタ被害とは?虫食い対策とは?
収穫する楽しみや、手軽に料理に使えたりと、お庭でハーブを育てているという方も増えてきていると思います。
その中でもバジルは、病気などに強いことから初心者でも育てやすいハーブのひとつです。しかし、最初は調子よく育っていたものの、気がついたら害虫の被害にあってしまったという声をよく聞きます。バジルは元気に育つ反面、バジルの柔らかい葉を好む害虫は多く、害虫の被害を受けやすいハーブだとも言えます。
その中で今回は、私のインスタのDMにご質問をいただいたメッセージに回答する形で、ご紹介していきます。
※また今回取り上げたバッタ以外にも、アブラムシやヨトウムシ、フキノメイガ、ナメクジ、ハダニ、アリ、ハモグリバエ、コナジラミ、コバエ、といった多くの害虫がバジルを食害します。
というご質問でした。
今回は、その中の「バッタ」と「バジル」にキーワードを絞ってご説明いたしますね。
まずはお答えです!
今回のご質問に対しては、上記のこちらの回答とさせていただきますね。
それでは続いて、バッタを見つけたただけの、まだ小さな虫食い被害の時や、バッタなど飛ぶ害虫にたいしての効果的な方法をいくつかご紹介いきたいと思います。
まずは出来る事から試してみて下さいね。
バジルの葉を食べるバッタの駆除方法
バジルやなどの柔らかい葉は、害虫被害にあいやすく、オンブバッタなどはバジルの代表的な害虫です。気にしないでいると、あっという間に丸坊主にされてしまいます。
バッタはハーブや野菜の葉を食べ、成長していくにつれて食害量も増えていく。株全体の葉をほとんど食べてしまうこともあり、植物の成長に大きなダメージを与える。バッタは葉の上に乗って、表側から食害して、葉に穴をあける。体色は緑色の個体が多いが、茶色・褐色の個体もいる。
菜園で食害が目立つのは、オンブバッタ。発生初期の体長は約10mmと小さいが、段々と大きくなり雄(オス)は体長約20-25mm、雌(メス)は体長約40~45mmになる。よく見ると顔のまわりにイボイボがあるのが特徴。オンブバッタの背中にいるのは子供のバッタではなく、雌が雄をオンブしている。交尾後に背中からおりて単体で活動することもあるが、1匹でいてもオンブバッタと呼ばれる。
ショウリョウバッタ(精霊蝗虫)は、日本にいる大型のバッタ。雄(オス)の体長は約40~50mm、雌(メス)の体長は約75~80mm。雄が飛ぶときにチキチキと鳴くため、チキチキバッタとも呼ばれる。
綺麗なグリーンで丸い葉をつけるバジル。市販のバッタなどの害虫駆除のスプレーを使うのは抵抗があるという方に、オーガニックな害虫対策をご紹介します。それでは、様々な方法をピックアップしていますので、その都度、出来そうな対策を行って下さいね。
バッタの駆除方法1
バジルの葉の近くにバッタ(赤ちゃんバッタでも)を見つけたら、「カワイイ」と思わずに笑捕まえて下さい。赤ちゃんバッタなどがいる場合、これから必ず沢山発生します。可哀そうですが、見つけた時に、マメに捕殺するというのが確実な方法です。
バッタの駆除方法2
バッタやコバエはあたりを飛び回っているので、スプレータイプでないと簡単に退治できないのが悩みの種です。しかし、退治は出来てもバジルが安全に食べられなくなるのは避けたいので、食酢100%でできているものをご紹介します。安全な食酢100%でできているので収穫直前まであらゆる植物の病気と虫の退治と予防に使えるものです。1本持っておくと大変便利です。
- 100%でできているので収穫直前まであらゆる植物の病気と虫の退治と予防に使える。
- あらゆる植物の病気・虫退治と予防に使える特定防除資材。オリジナルブレンドした食酢100%なので収穫直前まで何度でも使えます。
バッタの駆除方法3
バジルの苗の近くに棒に粘着テープを貼るなどして、バッタを取る棒を罠として設置しておくのも効果的です。ハエなどもくっついてきて飛ぶ害虫には効果がありますよ。
バッタの駆除方法4
防虫ネットをかける!これがバッタからバジルを守るには一番おすすめで、効果的な方法です。しかし、ネットなら何でもいいわけではなく、バッタが入れないサイズの目の細かいネットを選ぶことが重要です。
バッタの赤ちゃんはとても小さいので、目の細かいものが必要です。そして、バジルに陽の光が通りやすいものでなくてはなりません。
防虫ネットの1mm目の細かいものが適していると思います。
▼ご紹介しているものは、透光率90%で陽の光が通りやすく、通気性の良いものです。
目の細かいネットで、バッタからバジルを守りましょう!
バジルのバッタ予防対策
バジルにバッタが大発生する前に、出来る事をご紹介します。発生しやすい時期をしっておくのも大事です。
発生しやすい時期
オンブバッタの発生時期は5~10月。ショウリョウバッタの発生時期は6~11月。前年の秋頃に産卵し、春になって暖かくなると幼虫が孵化して、食害を開始するため被害もこの頃から目立ちはじめます。
発生しやすい植物
オンブバッタは、シソ、バジル、ミント等のシソ科、キク科を好んで食害します。食性は幅広く、アブラナ科やマメ科など様々な野菜類、アサガオ、キク、ゼラニウム、ペチュニア等をはじめとする花類にも発生します。またショウリョウバッタはイネ科を好みますが、野菜の葉も食べます。
葉水や風通しをよくする
鉢を風通しのいい場所に移動させたり、収穫を兼ねて剪定して風通しをよくすることで、病害虫の発生を防げます。葉水を与えるだけでもハダニなどの害虫の被害を抑えることもできます。
コンパニオンプランツを植える
コンパニオンプランツとは、近くに植えることで互いに影響して生長によい環境を与え合う植物の組み合わせです。バジルの場合は、トマトやあんず、もも、等がコンパニオンプランツと言われています。
3. 木酢液(もくさくえき)
木酢液(もくさくえき)は、木を燃やしたときに出た煙を液状にしたもので、無農薬で育てるときによく使われる薬剤です。定期的に植物に吹きかけることで病害中に強くなります。
また、木酢液を土に散布することで微生物が活性化し、土が元気になる効果もあります。
4. 土の水はけよくする
病気の多くは、土の水はけや周囲の風通しが悪いことによって起こります。土に水がたまりがちなときは、川砂や腐葉土を混ぜて水はけをよくしていきます。また、古い土は病気に感染しやすくなるので、使わないようにしてください。
5.マルチングをする
バークなどで土の上をマルチングすることで泥はねを防ぎ、結果的に葉が傷んだり虫の発生を抑えられる効果があります。
6.防虫ネットをかける
バッタが発生してからではなく、発生源となる虫から守るためにネットをあらかじめかけて予防しましょう。目が細かいネットにすることで、ほとんどの防虫からバジルを守ることが出来ます。
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最後に・・・
バジルのバッタ対策いかがでしたでしょうか?
やはりバジルなどのハーブは、木などと違い無農薬で育てたいので、バッタなどの害虫からバジルを守るのは、水やりの時など日頃からよく植物を観察することが一番簡単で、一番大切な方法です。
そして、害虫を寄せつけにくい環境を整えることが大切です。密集している葉は間引く、日当たりをよくする、雑草を抜いて多湿を防ぐなど、ちょっとした工夫で害虫の被害を減らせます。
また今回おすすめのネットを使用して、安心してバジルなどのハーブを育てるのもおすすめです。バッタなどの虫食いを防いで、元気に育ったバジルをサラダやパスタに入れておいしく食べてくださいね。
今回は『『バジルの葉のバッタ被害とは?虫食いの対策と駆除方法や予防についてご紹介!』のタイトルで詳しくお届け致しました。
それでは以上になります。
最後までご覧頂きありがとうございました。
少しでもこの記事が、お役に立てれば嬉しいです。
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