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球根の植え方|植えつけの深さや間隔や時期は?庭植えと鉢植えの違いも

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球根と言えば、植え付けさえすれば簡単なので、ガーデニング初心者さんにはおすすめの植物です。

花を咲かせた状態で売られている草花と違い、花の様子を思い描きながら自分で植え付ける球根植物は、少し先の庭を想像しながらの作業なので、植えるのも本当に楽しい時間です。

しかしいざ植えるとなると・・

はてな
どれぐらいの深さに植えたらいいの?球根と球根の間隔はどれぐらいあればいいの?庭植えと鉢に植えるのは同じやり方でいいの?

私も初めてチューリップの球根を植えようとした時に、「はてな??」だらけでした(汗)

そこで今回は「球根の植え方|植えつけの深さや間隔や時期は?庭植えと鉢植えの違いも」のタイトルで詳しくご紹介していきます。

 

こんな方におすすめ

  • 球根を植えてみたいが、どうすればいいか分からない
  • 球根をいい時期に植えて綺麗に咲かせたい
  • 球根を植える時の深さや間隔のポイントを知りたい
  • 庭植え(地植え)と鉢植えの植えつけ方の違いを知りたい

 

目次

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球根植物とは?

球根(きゅうこん)とは、宿根草のうち、根、茎、葉の一部に養分がたまってふくらんだ貯蔵器官を持つ植物のことです。
また、球根自身の力で花を咲かせるので、植え付け方のコツ知れば、栽培は比較的簡単です。

球根の植えつけの時期

球根は、秋植え・春植えに大別されます。

花が咲く季節と植えつけの季節はだいたい逆だと考えて下さい。
秋に植えた球根は春に花が咲くということです。

秋植え球根の植える時期と注意点

9月下旬~11月に植え付け、冬の寒さに感応して、花芽分化、花芽の伸長、茎葉の伸長がおこなわれて、翌年の春から初夏にかけて開花するものを秋植え球根と呼びます。

<代表> チューリップ、ヒヤシンス、クロッカス、ムスカリ、ダッチアイリス、アネモネ、シラーなど

【注意点】

  • 気温の高いうちに植え付けてしまうと、高温多湿で腐ることもあります。
  • 秋植え球根のほとんどのものが寒さに強く、ある程度の寒さに当てないと花芽分化がおこりません。
  • 9月下旬~11月上旬までに植え付け、本格的な寒さが来る前にしっかり根を張らせておくことが大切です。

 

春植え球根の植える時期と注意点

春分のころから5月上旬に植え付けるもの。

<代表> ダリア、グラジオラス、カンナ、チューベローズなど

【注意点】

  • 関東近辺は4月に入ってからが適期ですが、寒冷地では、それより遅くなります。
  • たいてい寒さに弱いので、十分に気温が上がった4月頃から植え付けます。

 

球根の植えつける深さと間隔とは?

球根は、種類に応じて植え付ける深さや間隔が違います。
また、庭植え(地植え)するか、鉢やコンテナに植えつけるかによっても
深さや間隔は変わってきます。

●植え付ける深さ(▼図をクリックすると大きくなります)

球根の深さ比較表
(参照元:アース製薬)

球根の植え方(庭植え・地植えの場合)

花壇植えなどの庭植え(地植え)の場合、植える球根の高さの3倍の深さが目安となります。
つまり球根3個分を堀り、球根を置いて(尖った方が上)2個分の厚さの土をかけるということになります。
(注意:ユリは例外で、さらに10cmほど深く植えます)

また、隣の球根との間隔は3倍
つまり球根3個分をあけるということです。

こうして植え付けると大輪の花が咲くのが期待でき、翌年以降も使える充実した球根を育てることができます。

【ポイント!】
アネモネやラナンキュラスは乾燥した球根が出回りますが、急激に水を吸わすと組織が壊れて腐ってしまいます。
必ず植えつけ前に湿らせた水ゴケやバーミキュライトに軽く埋めて、少しづつ吸水させて水分を含ませておくと上手く育ちます。

庭に植え付ける場合の手順

■準備として
植える場所(花壇など)は、2週間ほど前に土づくりをしておくのがオススメです。
緩効性肥料(かんこうせい)を施して表面をならしておきます。


①植え付ける予定の場所に球根を並べてみます。
間隔は球根の3倍が目安です。

球根を並べた画像

②球根用の植える穴を掘ります。植える球根の高さの3倍が目安です。

球根の穴を掘った画像

③植える時に穴にオルトラン粒剤などを入れると、害虫を予防できます。

球根に土をかぶせた画像

④土をかぶせ(覆土し)芽が出てくるまでどこに何が植えてあるか分かるようにラベルや棒で印をつけておきます。水をたっぷりとあげて完成です。

球根を庭に植えた画像

【お手入れ】
基本的に自然の雨に任せます。
乾燥した日が何日も続くようなら、晴れた日の午前中に水やりをします。

 

球根の植え方(鉢植え・コンテナの場合)

鉢やコンテナの場合は、限られたスペースで花を楽しむことが優先となるので、全体に球根の頭が隠れるくらいの深さの浅植えにして、根を伸ばせるように植えつけます。

鉢やコンテナに植えつける場合の手順

■用意するもの

  • 球根
  • 鉢・コンテナ(深さがあるものが良い)
  • 培養土
  • 緩効性肥料(マグァンプKなど)
  • 鉢底ネット
  • 鉢底石

①鉢穴よりやや大きめの鉢底ネットを穴の上に置き、鉢の深さの5分の1~6分の1程度の鉢底石を入れる。

鉢に鉢底石を入れた画像

②培養土を鉢の半分ほどの深さまで入れ、元肥としてマグァンプKなどの緩効性肥料を混ぜ合わせます。

鉢の半分まで土を入れた画像

③球根1個分ほどの間隔をあけて、球根をバランス良く置いていきます。

球根を鉢に並べた画像

④球根1個分ぐらいの厚さの土をかぶせます。表面の土をならしてできあがりです。

鉢に球根を植えた画像

⑤鉢の底から流れ出るくらいたっぷりと水を与えます。

【お手入れ】
表面の土が乾いたらたっぷり水やりをします。
土の中がふんわりとしっとりしている状態が好ましい。

最後に・・・

いかがでしたでしょうか?

私は今回、秋植えで植えっぱなしにできる球根「ムスカリ」と「スノードロップ」を植えました。

土から顔を出す日が今から待ち遠しいです。

おすすめの関連記事>>>「植えっぱなしOKの秋植え球根!簡単で手間いらずなオススメ9選!」の詳しい記事はコチラ▼

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球根は植え付けさえすれば簡単なので、ガーデニング初心者さんにはおすすめの植物。
管理が楽で育てやすい品種が多いのが特徴ですので、ぜひ今年は、あなたのお庭にも球根を植えてみてはいかがでしょうか。

今回は「球根の植え方|植えつけの深さや間隔や時期は?庭植えと鉢植えの違いも」のタイトルでお届け致しました。

それでは以上になります。
最後までご覧頂きありがとうございました。

少しでもこの記事が、お役に立てれば嬉しいです。

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この記事を書いた人

庭師歴30年の夫と一緒に、「手間いらずで居心地のいい庭作り」をテーマに、DIYで庭作りを楽しんでいます。
丈夫で育てやすい宿根草や雑木を使い、一度植えたら手間がかからない庭を実現。アンティークレンガを使ったデザインで、時間をかけずに植物との暮らしを楽しみたい方にぴったりのアイデアをお届けします。
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