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斑入りグレコマ ライムミント(レッドステム)とは?特徴や育て方!雑草対策にも!

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斑入りのグレコマ ライムミント(レッドステム)という品種をご存知でしょうか?

一般的にグレコマは、繁殖力旺盛で、雑草が生えて困る場所や土止めなどにもおすすめの植物です。
斑入りのグレコマ ライムライト(レッドステム)も同様に丈夫なうえ、ライム色の斑入り葉も明るく、お庭をパッと明るくしてくれる優秀なガーデンプランツです。

そんなオススメのグレコマの品種「グレコマ ライムミント(レッドステム)」を今回は
斑入りグレコマ レッドステム ライムミントとは?特徴や育て方!雑草対策にも!』のタイトルで詳しくご紹介したいと思います。

こんな方におすすめ

  • 斑入りのグレコマでおすすめの品種を知りたい
  • グレコマ ライムミント(レッドステム)の特徴や育て方を知りたい
  • 日陰を明るくするグランドカバーになる植物を知りたい
目次

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斑入り グレコマ ライムミント(レッドステム)の基本情報

  • 植物名:グレコマ
  • 科名:シソ科
  • 属名:カキドオシ属
  • 学名:G. hederacea ssp. grandis ‘Lime Mint’
  • 和名:カキドオシ(垣通し)
  • 開花期:春(4月~5月頃)
  • 形態:匍匐性多年草
  • 草丈:5cm~20cm
  • 耐寒性 : 強
  • 耐暑性:強
  • 原産地:アジア(日本)・ヨーロッパ

 

斑入りグレコマ ライムライト(レッドステム)とは?特徴も!

グレコマ属(Glechoma)はヨーロッパからアジアに数種が分布し、日本にはカキドオシ(G. hederacea ssp. grandis)が自生しています。グレグレコマ ライムライト(レッドステム)、日本原産のカキドオシの斑入りの品種の1つです。

一般的なグレコマと違って、グレグレコマ ライムライト(レッドステム)は、明るい緑葉に白やクリームの散斑が不規則に入ります。また、茎(ステム)は赤味がかっています。

グレコマは、シソ科の耐寒性常緑多年草です。各節から根が出て、伸びて地面を這うように伸び(匍匐性)、旺盛に生育します。和名のカキドオシは漢字で「垣通し」と書き、地面を這うようにつる状の茎が長く伸びて広がり、隣接地から垣根を突き抜けるほど、勢いよく伸びてくる様子から名付けられているほどです。

このグレグレコマ ライムライト(レッドステム)も例外ではなく、寒さや暑さに強くて、とても丈夫で育て易い性質です。繁殖力が強く強健なことから雑草が生えて困る場所のグランドカバーにも利用されます。ただ伸び過ぎたり株が乱れてきた場合は、適宜に剪定(カット)が必要です。

寄せ植えで手前に植込みしたり、ハンギングで垂らせてみたり、土止めなどの植えこみにも、と用途の広い、とても使い勝手が良いカラーリーフです。

斑入りグレグレコマ ライムライト(レッドステム)の葉は?

斑入りグレグレコマ ライムライト(レッドステム)の春の葉の画像
▲明るい緑葉に白やクリームの散斑が不規則に入る葉(我が家の5月の庭から)▲

グレグレコマ ライムライト(レッドステム)は、一般的な斑入りのグレコマの葉と違い、明るい緑葉全体に白やクリーム色の散斑が不規則に入るのが特徴です。 日当たりの程度など環境によって株の大きさが変わり、日陰では節間長が20cmくらいにもなりますが、日当たりのよい石垣や鉢植えでは、節間が短く育って葉が密生します。しかし夏は葉焼けを起こす場合があるので、半日陰での管理がおすすめです。

また斑がなくなって先祖がえりしてしまう事もあるので、その都度見つけた時は、緑葉はとってあげてください。しかし他の斑入りのグレコマより斑入りが消えることは少ないようです。

斑入りグレグレコマ ライムライト(レッドステム)の茎は?

斑入りグレグレコマ ライムライト(レッドステム)の春の茎の画像
▲春のグレコマ ライムライトの美しいレッドステム(我が家の5月の庭より)▲

斑入りグレコマ ライムライト(レッドステム)が、他のグレコマの品種と違う一番大きな特徴は、茎(ステム)が赤い(ピンク色)ことです。明るい斑入り葉の間から見える、この赤い茎(レッドステム)は、ますます庭に彩りを与えてくれるカラーリーフとして大変魅力的です。

斑入りグレグレコマ ライムライト(レッドステム)の冬の茎の画像
▲冬のグレコマ ライムライトの様子(我が家の2月の庭より)▲

また冬などは、茎の太さも細く、特徴である茎の色も赤くない時期もあります。

斑入りグレコマ ライムライト(レッドステム)の花は?

開花時期:4月~5月

斑入りグレコマ ライムライト(レッドステム)の花の画像
▲グレコマ ライムライト(レッドステム)の唇形花(我が家の4月の庭から)▲

斑入りグレコマ ライムライト(レッドステム)は、開花時期の4月~5月頃になると、葉の付け根に薄紫色の小さな唇形花を付けます。とても小さな花(花径1cm未満)のためあまり目立ちませんが、集まって咲くとナチュラルな雰囲気で可愛らしいです。花付きの良さはやはり、日当たりが影響します。日陰より、半日陰など日当たりが良いと花付きも多く花を楽しむことが出来ます。

※唇形花とは・・・筒状の花びらの先が、二つに分かれて唇のような形をしている花。シソ科の花は唇形花が多い。

 

斑入りグレコマ ライムライト(レッドステム)の利用方法は?

グレコマライムライト(レッドステム)のハンギングの画像

グレコマは耐寒性が高く、冬でも葉が常緑なことから、1年を通してガーデニングの素材として利用できます。寄せ植えに使うと、斑入りのかわいい葉がアクセントとなり花を引き立ててくれます。また茎が鉢から垂れるように伸びていくため、ハンギングとして植えるのもとても素敵です。

丈夫で繁殖力が旺盛なことから、グランドカバーにも向いています。また、そのままグレコマ ライムライト(レッドステム)だけの単独で植えるのもおしゃれです。

ピンク(赤い)茎がアクセントになり、散り斑の丸っこくて小っちゃな葉も・・何とも可愛いらしいガーデンプランツです♬

斑入り グレグレコマ(ライムライト レッドステム)の育て方

グレコマ ライムライト(レッドステム)の栽培方法は、斑入りのグレコマの栽培方法と同様です。

栽培場所・日当たり

斑入りグレコマは、耐寒性と耐暑性が強くとても丈夫で栽培しやすい植物です。日向から明るい日陰、半日陰までと幅広い環境に適応します。ただ、夏の強い日差しに当たり続けると、葉焼けを起こしたり、夏の乾燥で葉が枯れてしまうことがあるので、注意が必要です。よって、強い西日が当たらない、午前中のみ日が当たるような半日陰が管理がしやすく最適な栽培場所です。
また耐寒性が高く、冬でも常緑の多年草ですが、寒冷地などでは冬の間に地上部が枯れる場合があります。しかし春には再び芽を出し生長するでしょう。

水やり

地植えの場合は、特に水やりは必要ありません。しかしグレコマは、水分を好み、乾燥すると生育が悪くなって株も弱ります。夏の乾燥する時期など、日照りが続いて乾燥する時期には特に注意が必要です。

鉢植えの場合は、土の表面が乾きはじめたら、たっぷりと水をあげるのがポイントです。1年を通して乾燥させないように管理します。

肥料

グレコマは、肥料は ほとんど必要としません。鉢植えでは、生長が止まったり、葉色が薄くなったりした場合、液体肥料か置き肥を与えるぐらいでオッケーです。

病気・害虫

病気:ほとんど見られません。

害虫:アブラムシやヨトウムシなど。見つけしだい防除します。

用土(鉢植え)

一般の草花用培養土や、赤玉土7、腐葉土3の配合土などが利用できます。肥沃(ひよく)で水分の多い用土を使うと大きく育ち、つるもよく伸びます。コンパクトに育てたい場合や、繁殖力を抑えたい場合などは、軽石や鹿沼土などの多い用土で育てると、全体に小ぶりに育ちます。

肥沃(ひよく)とは・・・植物が育つために必要な微量元素が多く含まれていること。

植えつけ、 植え替え

植えつけ:適期 3月~6月/10月~11月
グレコマの植え付けの適期は、3月~6月、10月~11月ですが、真夏と真冬を除けば、ほとんど一年中植えつけ可能です。ポット苗のほか、株分けしたものや、ランナー(伸びたつる)の節から発根したものを切り分けて植えつけることもできます。根づくまでは乾燥しないように水を与えます。

植え替え:つるが伸びて大きく生長して広がると、中心部分は次第に生育が悪くなります。元の株元の部分が枯れてくることもあります。そのため、地植えで元気な状態を維持するには、数年に1回植えするのが望ましいです。腐葉土を混ぜて土壌改良を行い、元気のよいランナー部分をカットして植えつけます。

ふやし方

グレコマは植えるだけで、どんどん繁殖しますが、別の用途に使いたい時などは、株分け、さし芽などで容易にふやせます。

さし芽:つるの各節から発根するので、これを切り分けてふやします。さし芽も容易です。

主な作業

つるの切り取り:不要な部分は間引きや切り取りを行います。先祖返りで緑葉が出ることがあるので、早めに切り取ります。

誘引:伸ばしたい方向につるを誘引して茂らせることもできます。

 

斑入りのグレコマ ライムライト(レッドステム)で雑草対策とは?

斑入りグレコマ ライムライト(レッドステム)は、耐寒性・耐暑性が共に強く丈夫で育てやすいことを分かって頂けたと思います。また、生長も旺盛で、ランナーを出し(つるを伸ばし)地面を覆う、匍匐性(ほふく)の植物です。

このように、ほふく性のある植物や、地面を覆うくらい繁殖力の強い植物を一般的には「グランドカバー」と呼んでいます。

グランドカバーとは・・・地面(Ground)を覆う(Cover)という意味があり、こまめに手入れをするのが大変な芝生の代用品として使われている植物のことです。

 

斑入りグレコマ ライムライト(レッドステム)は、葉も密集して茂りグランドカバーとして利用される植物です。

水やりなどがあまり必要でなく、植えっぱなしでも育つ手間いらずな植物が主に使われています。
そして土のまま放っておくとどうしても雑草は生えやすくなってしまいますが、グランドカバーの植物が生えていれば雑草は生えにくくなります

地面にコンクリートを打ってしまうほどの完璧な雑草対策ではありませんが、防草効果については、土があるので雑草の種が飛んできて成長する可能性も大いにあるのですが、何も手入れをしていない土壌に比べて、雑草は目立たなくなり、また生えにくくなります。

グレコマ ライムライト(レッドステム)のデメリットとは?

勢力旺盛な植物ならではの悩みといっていいですが、ランナーを伸ばし繁殖力が旺盛なので、見方を変えれば増えすぎて、他の植物を駆逐してしまったり、思ってもいない場所がグレコマだらけになってしまったという声も多く聞かれます。

自分のお庭では大切にグランドカバーとして育てていた植物ですが、隣のお宅にとってはかってに侵入してきた雑草のような扱いになってしまうこともあります。ふやしたくない場合は、地植えでは伸び過ぎたらマメにカットする、鉢植えではランナーが地面に届く前にこまめに切り戻すなどの対応で調整して下さい。

関連記事>>>グレコマがふえすぎた時の対処方法の詳しい記事はコチラ▼

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最後に・・・

いかがでしたでしょうか?

寒さや暑さに強くて、とても丈夫で育て易い性質のグレコマ ライムライト(レッドステム)。

そして、何よりグレコマ ライムライト(レッドステム)は、明るい斑入りの葉色と、ステムが赤いことから半日陰の庭をパッと明るくしてくれるグランドカバーとして、大変おすすめの植物です。

今回は『『斑入りグレコマ レッドステム ライムミントとは?特徴や育て方!雑草対策にも!』のタイトルでお届け致しました。

それでは以上になります。
最後までご覧頂きありがとうございました。

少しでもこの記事が、お役に立てれば嬉しいです。

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この記事を書いた人

庭師歴30年の夫と一緒に、「手間いらずで居心地のいい庭作り」をテーマに、DIYで庭作りを楽しんでいます。
丈夫で育てやすい宿根草や雑木を使い、一度植えたら手間がかからない庭を実現。アンティークレンガを使ったデザインで、時間をかけずに植物との暮らしを楽しみたい方にぴったりのアイデアをお届けします。
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