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ゴンフォスティグマとは?育て方と特徴や切り戻し方法も!

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ゴンフォスティグマ・・・という、ちょっと変わった名前の植物をご存知ですか?

スラリとした草姿で、一年中美しいシルバーリーフが楽しめることから、最近人気が出てきている植物です。また白い可憐な花が可愛く、そのうえ夏の間中ずっと花が咲いてくれる魅力のガーデンプランツです。

そこで今回は『ゴンフォスティグマとは?育て方と特徴や切り戻し方法も!』のタイトルで、花が長く楽しめるポイントについてご紹介したいと思います。

こんな方におすすめ

  • ゴンフォスティグマについて知りたい
  • 一年中シルバーリーフが楽しめる植物を知りたい
  • ゴンフォスティグマの切り戻し(剪定)方法を知りたい
目次

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ゴンフォスティグマの基本情報

  • 植物名:ゴンフォスティグマ
  • 科名:フジウツギ科
  • 属名:ゴンフォスティグマ属
  • 学名:Gomphostigma virgatum
  • 別名:ゴムフォススティグマ
  • 花期:春~秋
  • 花色 : 白
  • 分類:耐寒性低木 常緑~半常緑樹
  • 草丈:2m前後(剪定により40cm前後可能)
  • 耐寒性 : 強い(約-15℃)
  • 耐暑性:強い
  • 原産地:南アフリカ(主な自生地)

 

ゴンフォスティグマとは?特徴も!

ゴンフォスティグマとは、宿根草ではなく、なんと耐寒性の常緑低木なのです。苗を見て、細い茎や葉から宿根草と思われて購入された方も多いのではないでしょうか。

お店では小さい苗で売られていることが多く、柔らかい細い葉が優しい雰囲気ですが、南アフリカ原産の低木で、地植えにすると1~2m前後ほどになります。大きく育つと放射線状に枝垂れるようになりますが、そんなワイルドな姿も人気があります。

銀白色のスラッと真っ直ぐに伸びる葉は、柳のような柔らかい草姿で、庭に植えても、寄せ植えにしても、縦のラインがアクセントになって立体的に演出できます。美しいシルバーリーフは、一緒に植える花も引き立ててくれます。

ゴンフォスティグマの花は?

花期:春~秋

ゴンフォスティグマの花の画像
春から枝の先端に真っ白い可愛いらしい小花を咲かせてくれます。花が咲いた後に、切り戻せば、秋まで繰り返し咲き続けるので、春から秋まで長く楽しめます。

草姿は剪定で調整できる

花後に短く(全体の3分の1程度まで)切ると分岐し、ブッシュ状の姿になります。
切り戻しにより姿良く、繰り返し花がよく咲き、長期間楽しむ事ができます。

ゴンフォスティグマのブッシュ状の画像
▲切り戻し(剪定)することによって分岐しブッシュ状に▲

切り戻しをせずに伸ばすと、すぐに1m以上に生長します。よく伸び、大きく育つと枝垂れて、小型の柳のような姿になります。スペースが必要ですが、そのままのワイルドな姿も、美しいです。葉茎全体がシルバーがかって白いので、それだけで庭のアクセントになります。

ゴンフォスティグマは、英名で River star といいます。川沿いに生えていて、川に向かって枝がしだれて、星のようにお花が咲く様子から付けられたようです。枝が細い割には丈夫なので、上から垂れ下がるようなロケーションも素敵だと思います。

ゴンフォスティグマの茎が伸びた画像@おぎはら植物園
▲枝がしなやかで葉の細い様子は、ヤナギを思わせます▲

性質は?

ゴンフォスティグマは、常緑(半常緑)の低木なので一年中、美しい葉色が楽しめます。性質は強健で乾燥にも強く、水分の多い場所に植えると大きく育ちます。花後の強剪定により、樹形も整い、繰り返し咲いてくれるので、花の少ない暑い時期に長く咲いてくれる、優秀なガーデンプランツだと思います。

ゴンフォスティグマの季節による変化

■ 春  → 新枝がよく伸び、開花
■ 初夏 → 花後にカット
■ 夏  → 再び開花→ 花後にカット
■ 秋  → 再び開花
■ 晩秋 → 葉色がより白くなる
● 冬  → 常緑で越冬

ゴンフォスティグマの育て方

我が家のゴンフォスティグマの画像
▲ラズベリーの前に植栽したゴンフォスティグマ(我が家の6月の庭より)▲

栽培場所・日当たり

庭に植える場合は、日当たりがよいところなら、それほど場所を選びません。鉢やプランターで育てる場合も日当たりのよいところで育てます。また花が多少、少なくなりますが半日陰でも栽培可能です。

水やり

極端な乾燥を避けます。水が多いとよく育ちますので、あまり大きくなって欲しくない時は水を控えることで調整・抑制することができます。

地植えの場合は、根付いてしまえば、水やりの必要はありません。
自然な雨だけで大丈夫です。(※夏など乾燥時期には水をやってください)

鉢植えの場合は、土が乾いたら水をやるようにします。その際、鉢底から水が流れ出るまでしっかりと水やりします。

肥料

肥料は特に必要ありません。株を大きくした場合は、春と秋に緩効性の肥料を与えます。

植え付け・用土

庭植えはもちろん、ある程度の大きさまでは鉢植えでも育てることができます。植え付けは春が適期ですが、ポット苗でしたら秋植えも問題ないと思われます。

鉢植えの用土・・・赤玉土と腐葉土(バーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。一般的な培養土に赤玉を1割程度混ぜたものでも大丈夫です。

病気・害虫

特に被害を与えるようなものはありません。

ゴンフォスティグマの切り戻しの時期は?

切り戻しの時期:花後

花が咲き終わったら、切り戻しを行います。全体の3分の1くらい切り戻しても大丈夫です。切り戻すことで、脇芽が出て、脇目に新しい花が咲きます。これを春から秋まで何度も繰り返すことで、開花を何度も楽しむことが出来ます。

そのままにしておくとよく伸び、大きく育つと枝垂れて、小型の柳のような姿になります。スペースが必要ですが、そのままのワイルドな姿も、美しいです。葉茎全体がシルバーがかって白いので、それだけで庭のアクセントになります。しかし、枝が上へ上へと延びて最終的には樹形が乱れていきます。

花を次々と咲かせ、長く楽しみたい場合は、切り戻し(剪定)は、必要になってきます。また棒状に枝が伸びた場合でも、剪定をして育てていくと樹形が整ってきます。

最後に・・・

いかがでしたでしょうか?

ゴンフォスティグマは、寒さに強く、栽培しやすい花木です。剪定さえしてあげれば手はかからず、年間を通してシルバーリーフを楽しめます。

コンパクトに育てる、大きく育てるなど調整が可能で(切り戻し・剪定によって)、また花後の強剪定により樹形も整い繰り返し良く咲いてくれます。

「ゴンフォスティグマ」、名前は難しいですが、育て方は難しくないので、ガーデニング初心者の方でも手軽に育てられるオススメのガーデンプランツです。

今回は『ゴンフォスティグマとは?育て方と特徴や切り戻し方法も!』のタイトルでお届け致しました。

それでは以上になります。
最後までご覧頂きありがとうございました。

少しでもこの記事が、お役に立てれば嬉しいです。

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この記事を書いた人

庭師歴30年の夫と一緒に、「手間いらずで居心地のいい庭作り」をテーマに、DIYで庭作りを楽しんでいます。
丈夫で育てやすい宿根草や雑木を使い、一度植えたら手間がかからない庭を実現。アンティークレンガを使ったデザインで、時間をかけずに植物との暮らしを楽しみたい方にぴったりのアイデアをお届けします。
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