今日、シレネユニフローラ・ドレッツバリエガータのお花が咲いているのを見つけました。
何日か前から、蕾が風船の様に膨らんでいたのは知っていたけれど・・・
その風船の先がパッと開き、釣鐘状の可愛らしい花を見つけるとテンションンが上がります。
シレネユニフローラはナデシコ科の耐寒性多年草ですが、夏の暑さと蒸れに弱いことから暖地では夏越しは出来ない。
とも・・・
しかし我が家の地植えのシレネユニフローラが昨年の夏の猛暑を無事に乗り越えたので、ご紹介したいと思います。
『シレネユニフローラの夏越し方法とは?レイズドべッドで水はけと蒸れ対策』のタイトルでお届け致します。
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シレネユニフローラの特徴
シレネユニフローラの品種の中でも、一番人気の
『シレネユニフローラ・ドレッツバリエガータ』。
バリエガータは斑入りという意味。
4月~6月に咲く可愛い花だけではなく、斑入りの明るい葉っぱも人気の理由です。
小さい葉っぱがビッシリと隙間なく生長するので、カラーリーフやグランドカバーにもピッタリ。
この雰囲気からは想像もつかないのですが、耐寒性が強く寒さにとても強いんです。
一般的にはマイナス10℃といわれていますが・・・
マイナス30℃の場所でも自生していたとも!びっくりですよね。
他の植物が育ちにくい乾燥地や砂地でも育つぐらい丈夫なのも嬉しい。
実は、肥料もいらない本当に手間いらずな植物です。
しかし反面
夏の暑さや蒸れに弱いので、近年の日本の暑さでは地植えでは夏越しが無理とも・・・
(鉢植えの場合は夏場は涼しい風通しのいい場所に移動すればいいですよ~)
関連記事>>>シレネユニフローラの特徴や育て方の詳しい記事はコチラ▼
そこで昨年、いくつかの対策をして我が家の庭で
『地植えのシレネユニフローラを夏越しさせる作戦』を試みました。
結果は・・・
\ 夏越し成功 / しましたよ♬
そして、無事に今年もすくすくと成長期を迎えています。
では、早速その対策をご紹介しますね。
シレネユニフローラの夏越し方法とは?
シレネユニフローラは、高温多湿に弱く暖地※1では、夏越しは ほぼ無理と言われています。
鉢植えは風通しの良い涼しい場所に移動することで、夏越しの対策は可能ですが・・・
では、簡単に移動できない地植えの場合はどうすればいいのでしょうか?
そこでまず我が家では、レンガで高さを出した場所(レイズドべッド※2)に植え込んでみました。
▼作ったサークルのアンティークレンガの中に植え付けた様子です(昨年の4月の我が家の庭から)▼
高さを出すことによって、水はけがよくなり、夏の蒸れによる根腐れが少なくなります。
そして高さがあると、風通しもよくなります。
またレンガや石の脇に植えることで
レンガや石が水分を吸い上げてくれるので、雨が降っても土の中の水分が乾きやすくなるというメリットも。
※1.暖地(だんち)とは・・・冬期積雪や霜の心配のない地域、または最低気温が頻繁に氷点下にならない地域のことです。
※2.レイズドべッドとは・・・
レンガやブロック、石材、木材などで枠を作り土留をした中に、地面を底上げし土を入れて花壇を作る方法のこと。
またシレネユニフローラは、乾燥気味を好むので、水はけの良い環境に!
できるだけ保水力のある土に植えるのを避けましたよ。
乾燥した水はけの良い場所、高さや勾配のある風通しの良い場所であれば
手間をかけることなく夏越しが出来るのではないかな・・・
と考えた結果の対策です。
庭のどの位置にシレネユニフローラを植えたかが分かる庭の全体写真です。
ここは家の東側に位置するので
午後から日陰になる、風通しがいい場所です。
▼我が家のシレネユニフローラが地植えしてある場所▼
地植えのシレネユニフローラの夏越しは成功?
レイズドべッドで一段高い場所に植え夏の蒸れを防ぎ風通しを良くしたこと
そして水はけの良い土に植えた結果・・・
消えてしまうことなく
\夏越しを無事に成功しました!!/
▼夏越しをした我が家のシレネユニフローラ(昨年の10月の様子)▼
成長期とは違い、葉を少なくしてひっそりとしていますが
根は消えないでしっかりと頑張ってくれています。
そして今年の春を迎えることが出来ました。
ここまでくるともう安心です。
夏越しをした4月のシレネユニフローラ【地植え】
そして現在(2020年4月)の我が家のシレネユニフローラ・ドレッツバリエガータの様子です。
レイズドヘッド(地面より一段高くした)の様子がわかるかな・・
▼今年の4月現在のシレネユニフローラの様子
▼キャットミントも咲き始めたので、並ぶと益々カワイイ
シレネユニフローラは、こんもりと這うように生長するので
寄せ植えや花壇の前方に植えて、垂れ下がる様に育てると、とても素敵です。
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▲Instagramの昨年の6月の様子▲
もうすぐこんな風にワサワサモリモリになることを楽しみに・・・
最後に・・・
いかがでしたか?
風船みたいなぷっくりしたお花が可愛いシレネユニフローラ。
特にシレネユニフローラ・ドレッツバリエガータは斑入りの葉でカラーリーフになることから
本当に魅力いっぱいの品種です。
4月のこの時期はシレネユニフローラだけではなく
毎日庭に出ると何か植物やお花の変化を見つけるので
庭に出るのが楽しい季節です。
今日もいいお天気
今日も一日、心穏やかな一日を・・・
今回は『シレネユニフローラの夏越し方法とは?レイズドべッドで水はけと蒸れ対策』
のタイトルで、【我が家の庭ツアー】からお届け致しました。
それでは以上になります。
最後までご覧頂きありがとうございました。
少しでもこの記事が、お役に立てれば嬉しいです。
関連記事>>>シレネユニフローラがなぜグランドカバーに向いているのかを書いた記事です▼ぜひ!
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コメント
コメント一覧 (2件)
とても参考になりました!!
土は、ホームセンターなどで売っている、花用の物で大丈夫ですか?
サボテン・多肉植物用の土に植えたら、元気がなくなってしまいました(汗)
葉っぱ好きさん♬コメント嬉しいです!地植えか鉢植えかにもよりますが、花用の培養土なら砂や赤玉を少し混ぜて水はけ重視の土にして下さい。あと、大事なのは水やりのし過ぎに注意して下さい。湿っている環境が苦手です。