6月に入り雨の多い時期になり、アジサイの似合う季節がやってきました。
初夏のこの季節にしっとりと庭に彩りを与えてくれるアジサイ。
日本では『母の日』のギフトとしても定着しているアジサイは、迷う程多くの品種があります。
そこで今回は扱いやすい新芽咲きと、おすすめの注目株を
『アジサイの種類|新品種おすすめ5選!アナベル・カシワバアジサイなど』のタイトルでご紹介したいと思います。
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アジサイ(紫陽花)とは?
アジサイ(紫陽花)はユキノシタ科(アジサイ科)の耐寒性落葉低木に属する植物で、樹高は1〜2メートルくらいになります。
アジサイ(紫陽花)は、育て方が簡単で放任しておいても美しい花を咲かせてくれることから、ガーデナーに大変人気の植物です。
また最近では、母の日のギフトとしてもアジサイ(紫陽花)が定着してきたことから、アジサイ(紫陽花)は世界中で品種改良がなされ、つぎつぎと新種が生まれています。
現在、アジサイ(紫陽花)には2000種類もの品種が存在しているといわれています。
アジサイの種類|新品種おすすめ13選!
先般お伝えしたように種類が多いアジサイ。
「どの品種(種類)を買ったらいいのか悩む・分からない。」
と言った声をよく聞きます。
そこで、我が家に実際に植えているアジサイも含め、新種の今おすすめしたいアジサイの仲間を特徴と共に、ご紹介します。
アジサイの種類1:カシワバアジサイ
我が家の庭で、手間いらずでスクスクと育ってくれているのが、
八重咲の『カシワバアジサイ・スノーフレーク』です。
カシワバアジサイ・スノーフレークは、横に広がるタイプのカシワバアジサイです。
やや広めの面積を埋めたい場合や、シンボルツリーの株元を埋めたい場合などにぴったりです。
我が家では、ジュンベリーの足元でしっとりと咲いています。
カシワに似た形の5~7つに深く裂けた葉、円錐形の花房が特徴的なのが、カシワバアジサイです。
花だけではなく、秋の紅葉も美しく、長期間観賞できるアジサイです。
ただカシワバアジサイは旧枝咲きのタイプです。
前年に伸びた枝に花芽が付くタイプ(旧枝咲き)のため、花後にすぐに剪定が必要です。
そこだけ気を付ければ、毎年株が大きくなり立派な花を咲かせてくれますよ。
▲紅葉したカシワバアジサイ・スノーフレークの葉▲
アジサイの種類2:カシワバアジサイ・ルビースリッパーズ
アメリカで2010年に育成された新品種『カシワバアジサイ・ルビースリッパーズ』。
樹高が1m程度にしかならない わい性品種のため、コンパクトで育てやすいと人気が出てきている新品種です。
花は三段階に変化し、白から咲き進むとピンク、満開時には味わい深いローズ色になります。
またカシワバアジサイの特徴とする葉の紅葉も楽しめます。
アジサイの種類3:カシワバアジサイ.バックポーチ
『カシワバアジサイ・バックポーチ』の花は、シンプルな一重咲きです。
咲き始めは白の花色が、咲き進むと淡いピンクへ、そして濃紅色へと変化を楽しめます。
ただ日当たりがあまり良くない場所で育った場合はピンク色に染まりにくい場合もあります。
花は小ぶりで可愛く、香りが強いので芳香を愉しみたい方に、おすすめの品種です。
アジサイの種類4.アナベル.ピンクアナベル
アナベルの仲間は、 耐寒性、耐暑性が高く、 今年伸びた枝の先に花を咲かせるのが特徴で その年に伸びた枝の先に花を咲かせるアジサイで『新枝咲き』というタイプです。
そのため、どこでいつ剪定しても次々に花が上がるので、誰でも上手に栽培できることから人気があります。
そして手毬状の花でとても人気のあるアナベルのピンク花の品種が『アナベル/ピンクアナベル』です。
蕾の頃から赤く、花の咲き始めから美しいピンク色で、アナベル同様に一つ一つの花は小さく、全体ではボリュームのある大きな 花となりとても見ごたえがあります。
ハイドランジア(西洋アジサイ)の中では 耐寒性、耐暑性が高く、 今年伸びた枝の先に花を咲かせるのが特徴で どこでいつ剪定しても次々に花が上がるので、誰でも上手に栽培できます。
庭植えでも、大きな鉢やコンテナ植えで元気に育ちます。
ただ茎が細いため雨・風に弱いのが弱点です。
アジサイの種類5.アナベル:ピンクアナベル2
ピンクアナベルの第2世代改良品種の『アナベル・ピンクアナベル2』。
ピンクアナベルより葉の色が濃く、茎もより硬く、花の色も濃くなりました。
また樹高もかなり低く、茎も丈夫になったことから、雨にもわりと強い品種になりました。
またこれまでの品種は開花後は花が褐色になりますが、この品種は咲き進むにつれて緑色に変化していきます。
また、ハイドランジア(西洋アジサイ)の中でも耐寒性が高く、今年伸びた枝の先に花を咲かせ、どこでいつ剪定しても次々に花が上がるので、誰でも上手に栽培できる『新枝咲き』のタイプなので初心者の方にオススメのアジサイです。
開花後に花を剪定すれば再び花芽をつけ、秋まで開花が楽しめます。
新枝咲きとは?
前年のうちに花芽ができ、翌年に開花する性質を『旧枝咲き』といい、ガクアジサイやヤマアジサイなど、アジサイの多くの品種はこれにあたります。
一方、ここで紹介したアナベルの仲間『ピンクアナベル』と『ピンクアナベル2』は『新枝咲き』といい、春以降に伸びた枝の先端に花芽ができ、開花します。
つまり、冬に剪定して花が咲かないという失敗がありません。
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最後に・・・
いかがでしたでしょうか?
アジサイは、とても丈夫で育て方も簡単なのでガーデン初心者にもぴったりです。
その中でも、今回は『アジサイの種類|新品種おすすめ5選!アナベル・カシワバアジサイなど』のタイトルで私のオススメをご紹介致しました。
アジサイは、毎年のように新種が生まれるので、フラワーショップなどをこまめにチェックして自分好みのアジサイ探しをしてみるのも楽しいのではないでしょうか。
それでは以上になります。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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