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アジサイの鉢植え|植え替えはいつ?置き場所や水やりと剪定の方法も

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今年購入した鉢植えのアジサイ、または母の日などプレゼントでもらった可愛くラッピングされた鉢植えのアジサイ・・・その後どうされてますか?

翌年も咲いて欲しいけど「このまま育てても大丈夫?」「いつ植え替えていいのか分からない」「置き場所や水やりは?」などと悩んでいる間に枯れてしまったりする方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は「アジサイの鉢植え|植え替えはいつ?置き場所や水やりと剪定の方法も」のタイトルでビギナーの方でも管理しやすい方法を分かりやすくご紹介していきます。

 

目次

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アジサイの鉢植えどう育てる?

アジサイは品種やお住いの地域にもよりますが6月頃に花盛りのピークを迎えます。
苗自体は3月頃からホームセンターなどの販売店に並びだします。

ただ最も数が多い時期としては4月~5月なので、アジサイの苗木をプレゼントで頂いたり、入手したという方もこの時期が一番多いのではないでしょうか。

そして、そろそろ買った(もらった)ままの鉢でいいのか悩まれてる頃だと思います。

しっかり育てて来年も咲かせるために、置き場所、植え替え、水やり、剪定(花がら切り)などのポイントを、ご紹介していきます。

買ってきたアジサイの鉢植え|植え替えは?

鉢植えで販売されているアジサイの鉢は、植えられてから2年目で鉢にぎっしり根が詰まっている状態で販売されているので、そのままにしておくと根が成長するスペースがなく、根詰まりや水切れを起こしやすい状態です。
また土の量が少ないと夏の水不足で枯れるリスクが高くなります。

鉢植えのアジサイ画像

植え替え時期はいつ?

今年入手した鉢植えのアジサイは、花が終わるまで植え替えずに楽しんで、(あまりにも水切れしやすいとか鉢に対して株が大きすぎるとか以外は)剪定の頃7月中までにひとまわり、もしくは二回り大きい鉢に植え替えましょう

アジサイの花が終わったら、鉢をサイズアップして植え替えましょう。

 

植え替え時のポイント

植え替え時に、鉢から抜いた根鉢をそっと崩さずそのまま植えたいところですが、業者の方によると、むしろ側面と鉢底部分の表面をピンセットのようなもので軽く引っ掻くくらいに細根を崩すと新しい根の発根が良くなるそうです。
しかし、初心者の方はあまり気にせず株元を持って鉢から抜き、そのまま植え替えてもらっても大丈夫です。

用土はあらかじめ肥料(リン酸分の多い緩効性化成肥料を規定量)を混ぜておくのをおすすめします。

また鉢は、4~5号鉢(12~15cm) の場合は6号鉢(18cm)というように、鉢は二回り程度大きいものが理想です。

今回は鉢植え~鉢植えへの植え替え方法をご紹介しています。

地植えにすると、その場所の土壌酸度により翌年には買った時とは違った色合いになる事もあります。

花色が気に入ったのであれば、酸度調整のしやすい鉢植えでの鉢増しがお勧めです。

買ってきたアジサイの鉢植え|置き場所は?

買ってきたアジサイの鉢植え、どこに置かれて管理されてますか?
母の日にプレゼントされた紫陽花などは、最初は玄関に飾って楽しんだり、室内に置いていたという方も多いと思います。

鉢植えで入手したアジサイは、温室で育て普通よりも早く咲かせているので気温が低いうちは家の中の窓際とかが最適です。
6月頃になり、路地のアジサイも花が見え始めている季節になると外に出してもよいですが、急に昼間の直射日光はやめたほうがいいでしょう。

カーテン越しとか朝の光だけにするなどして次第に慣らしていくことをおすすめします。

室内や明るい窓辺で1週間程度楽しんだら戸外で育てましょう
アジサイは戸外で育てる花木です。

また、ラッピングをしたままでは風通しが悪くなるので、ペーパーやフィルムなどは外して下さい。

 

一年目は直射日光は避けて

市販の開花鉢は、先般申し上げたように温室育ちです。
いきなり強い日差しを受けると、葉が日焼けを起こす場合があります。

そのため、一年目は直射日光が当たらない場所での管理をおすすめします。

しかし直射日光は避けるとはいえ、一日中薄暗いところはNGです。
樹木の下の木陰や軒下など、明るい日陰で育てましょう。

2年目以降の置き場所は?

2年目以降は入手したアジサイも環境に慣れているので、日当たりの良いところで管理しましょう。

あじさいは梅雨時に咲くので、日陰の花のイメージがあるかもしれませんが一般的には日なたを好む植物です。(ただ、どのくらいの日差しに耐えられるかというのは品種によって異なります)

アジサイを上手に育てるには、日当たりが良くて冬に冷たい風が当たらない場所を選びましょう。真夏以外は直射日光があたっても大丈夫です。

 

買ってきたアジサイの鉢植え|水やりは?

店頭に並ぶアジサイの開花鉢は、株に対して鉢が小さいものが多く、鉢土内の水不足、「水切れ」を起こすことが多いので要注意です。

アジサイは水が好きで、土の乾燥は比較的早い植物です。
土の表面の乾き具合を日々観察しましょう。

戸外では花や葉に多少水がかかっても大丈夫ですが、室内で管理している間は、花や葉に水がかかると傷みやすくなるので気を付けて下さい。

葉が茂った鉢植えは、少しの水では土の中まで水が行き渡らないことがあります。判断するのは、表土の乾きぐわいを見て行いましょう。

特に気を付けたいのは真夏の水切れです。
日差しの強い場所に鉢植えを置いていた場合、水切れしたまま放置すると枯れてしまうことがあります。

水切れに気が付いたら、すぐに鉢を日陰に移動させ水をたっぷりと与えて下さい。
そしてその日は日陰で様子を見て下さい。
猛暑日の管理は半日蔭が最適です。

【鉢植えアジサイの水やりのポイント】

  • 土が乾いたらたっぷり(定期的ではなく土の表面をみて)
  • 水が流れ出てくるまで(鉢底の穴から水が流れるぐらい)
  • 受け皿のついている鉢は受け皿の水は捨てる(根腐れの原因に)
  • 葉に水切れのサインが出にくい(水切れに気づいたら即、水やりを)
  • 真夏の水切れに注意(日陰に移動させて水をたっぷり)

 

2年目以降の水やりは?

2年目からは日なたに置いたり、植え替えで鉢をサイズアップしたりすると、鉢土の乾き具合が落ち着いてきます。

しかし、鉢土の表面の乾き具合などの観察は忘れないようにして下さい。

 

買ってきたアジサイの鉢植え|剪定方法は?

今年購入したアジサイの鉢植えですが、5月上旬までに入手した開花株は6月半ばまでに剪定をするのがおすすめです。

温室で育て早く開花させているため、戸外での開花の時期とは違ってきているからです。

花がらをつけたままにすると、新芽に養分が回りません。
アジサイは花の終わりが分かりにくいのですが、花色があせてきたら花がら切り(剪定)を行います。

剪定のポイントとして、写真の花のすぐ下の1節目からは芽が出ません。
2節目の、節から5~10mm上でカットすします。

アジサイは翌年に花を咲かせる芽、「花芽」を秋に作ります。
夏は花芽をつくる準備期間になるので、遅くても7月末までには作業を終えるのがポイントです。

 

2年目以降の剪定は?

自然環境下では、アジサイの開花時期は6月頃になるので、剪定(花がら切り)は7月中に行いましょう。

株をコンパクトにしたい場合は、カット位置は3節目や4節目でも大丈夫です。

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最後に・・・

いかがでしたでしょうか?

今年入手したアジサイの鉢植え!ぜひ来年も花を咲かせたいですね。
今回は「アジサイの鉢植え|植え替えはいつ?置き場所や水やりと剪定の方法も」のタイトルでお届け致しました。

この記事が少しでも参考になれば幸いです。

それでは以上になります。
最後までご覧頂きありがとうございました。

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この記事を書いた人

庭師歴30年の夫と一緒に、「手間いらずで居心地のいい庭作り」をテーマに、DIYで庭作りを楽しんでいます。
丈夫で育てやすい宿根草や雑木を使い、一度植えたら手間がかからない庭を実現。アンティークレンガを使ったデザインで、時間をかけずに植物との暮らしを楽しみたい方にぴったりのアイデアをお届けします。
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