赤い苞葉が美しいリュカデンドロン レッドデビル
暖地では地植えで栽培可能と購入先で聞いたので、わが家では庭に地植えして育ててみました。
育て方を調べると霜には弱いとありましたが、あることをすることで夏越し・冬越しを無事にして、現在もスクスクと生長です。
そこで実際に地植えで育ててみて分かった
「リューカデンドロン レッドデビルを地植えで1年育てた!夏越し・冬越しのポイントをご紹介!」のタイトルで、生長記録と共に無事に冬越ししたポイントもご紹介していきたいと思っています。
この記事を読んで、あなたも お庭で個性的なリューカデンドロン レッドデビルを楽しんで育ててみてくださいね♪
こんな方におすすめ
- リューカデンドロンを庭で地植えで育ててみたい
- リューカデンドロンの夏越し・冬越しの対策を知りたい
- リューカデンドロンを地植えで無事に1年経過したポイントを知りたい
まず簡単にリューカデンドロン レッドデビルをご紹介します♬
もう知っているよ~って方は、飛ばして先を読んでくださいね(*´ω`)
リューカデンドロンの種類(品種)と特徴!苗が買える場所も! | GARDEN PRESS (lesscash.xyz)
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リューカデンドロン レッドデビルとは?
▲わが家の庭の「リューカデンドロン レッドデビル」
リューカデンドロン レッドデビルは南アフリカ原産の半耐寒性常緑中低木です。マイナス1℃程度の耐寒力があり、関東以南の暖地で霜や寒風の害の無い地域であれば、戸外で越冬します。
花期は通常5~8月頃で、独特のユニークな花(苞葉)をたくさん咲かせてくれます。切り花としても人気で、ドライフラワーや花材としても利用されています。花の様に色づいた部分は苞葉(ほうば)と呼ばれる葉なので(花じゃないので)枯れることがなく長く楽しめますよ!!
▼関連記事:リューカデンドロンの育て方は下の記事で詳しくご紹介しています▼
>>>リューカデンドロンの特徴や育て方のコツ!枯らさないポイントも! | GARDEN PRESS (lesscash.xyz)
リューカデンドロン レッドデビルを庭に地植え
それでは我が家では、どんな場所に植えたのか?日頃の管理はどうしてるのか?についてご紹介していきます!
まず、何度も言いますが「兵庫県在住です」笑。なぜここまで何度も住んでいる地域をお伝えするのかといいますと。。。地植えするといっても、住んでいる地域によって最低気温が変わってくるからです。またリューカデンドロンの耐寒性は品種によって様々で、一般的には5℃前後までなら地植えOKと言われています。
その中でも、リューカデンドロン レッドデビルはマイナス1℃までOKだったので思い切って庭で地植えで育ててみることに決めました!
購入してきた苗を植えた時期は、2020年10月です。
リューカデンドロン レッドデビルをどんな場所に植えた?
わが家ではリューカデンドロン レッドデビルをこんな場所に植えています。(これだけでは分かりませんよね笑)
▲庭のアンティークレンガのサークル花壇に地植えした様子のリューカデンドロン レッドデビル
家の前のアンティークレンガで作ったサークル花壇の中に地植えしました。位置や環境としては、家(建物)の東側に位置している花壇です。
✔日当たりは・・半日陰です(午前中は日当たりがよく。午後からは建物で日陰になる場所です)
✔風通しは・・遮る(さえぎる)ものがないので、風通しは抜群です
▲風通しは抜群にいい場所に植えた、我が家のリューカデンドロンレッドデビル
他には
✔水はけは・・レイズドベッド※1なので水はけ良しです
※1レイズドベッド(植えマス)とは、植物を植える土面が高くなるようにした花壇のことです。
少し高さがあるだけでも、水はけ・風通し・日当たりが良くなるメリットがあります!
リューカデンドロン レッドデビルの冬越しのポイントは?
続いて、マイナス1℃までなら耐寒性があるといわれているリューカデンドロン レッドデビルの気になる冬の(地植えの)様子をご紹介します。
▲10月に地植えしたリューカデンドロンレッドデビルの1月の様子です
この年は比較的暖冬でしたが、それでも霜がおりた日はありました。
それでも元気に冬を越したポイントは3つあったと考えています。
ポイント①: 冬場は根元に腐葉土などでマルチングし、防寒した
ポイント②:秋(10月)に植え付けたことで、徐々に気温に慣れ&シッカリと根付いていた
ポイント③:特になにもしなかった(水やり・肥料など)
もう少し詳しく説明すると、ポイント①のマルチングは、根を寒さから守ってやることで冬越しがしやすくなります。
②の冬までに植え付けをしたとは、冬になって植え付けたのではないということです。
秋に購入して地植えしたことで、
✔徐々に寒さに慣らしたこと
✔冬前に根をシッカリと張ったこと
で冬の寒さにも負けず冬越が出来たと感じています!
なので、反対に冬に購入したばかりの苗を(苗の栽培環境が分からないので)いきなり外で地植えした場合は枯れる(根付かない)と思います。
もし寒くなってから購入した場合は、念の為暖かく(霜が降りなく)なるまでは鉢のまま育てていた方が良いと思います。
リューカデンドロンなどの近年流通され始めたばかりの品種は栽培情報が少なく、私の場合も地植えにしたのは最終的には自己流の判断です。現在も、この地植えのリューカデンドロンは、毎日の霜(朝の9時頃までガチガチです)にも負けず、数年ぶりの大雪に1日埋もれても大丈夫でしたよ。頑張ってくれてます!!
ただ、リューカデンドロンの品種によりあまり寒さに当てないものもありますので、地植えに挑戦するなら徐々に慣らしていってやることをオススメします。
※注意:耐寒性がやや弱いので庭植えは関東地方以南の太平洋側で。寒い地方では鉢植えにして冬季は室内にとりこんでください。
あ、あと
ポイント③の特に何もしなかった。にも実は理由があります。
リューカデンドロンは、もともとやせ地に生息する植物ですので肥料はほとんど必要としません。与えすぎると枯れてしまいます。寒さを乗り越えるためにと思って肥料を与えないでくださいね。(生長期ではない場合、吸収できずに残った肥料は植物に害を与えるだけでなく病害虫を発生させる引き金にもなりかねないのです。)
またリューカデンドロンは、ジメジメが苦手です。乾燥気味に育て、水のやりすぎには気をつけて下さい。
▼関連記事:もっと詳しいリューカデンドロンの育て方の記事はコチラ▼
>>> リューカデンドロンの特徴や育て方のコツ!枯らさないポイントも! | GARDEN PRESS (lesscash.xyz)
リューカデンドロン レッドデビルの夏越のポイントは?
心配していたのは、冬の寒さよりも梅雨時期のジメジメをどう乗り切るかの方が重要かなぁ・・・と思っていました。
なぜなら原産国や栽培されている環境と暑さ寒さは似ていても、梅雨のジメジメは日本独自かな?と。そして近年の酷暑は年々暑さが増している様に感じているからです。
▲2021年夏のリューカデンドロンの様子です。一回り大きくなりました!
ジメジメした暑い日本の夏を無事に越したポイントは3つです!
ポイント①:夏場も根元に腐葉土などでマルチングし、防暑した
ポイント②:レイズドベッドに植えたことで水はけ風通しが良かった
ポイント③:春に混んだり乱れた部分をカット(剪定)してやり蒸れを防いだ
1つずつ少し詳しく説明しますね。
ポイント①の夏場も腐葉土でマルチングしました。からご説明します。
地植えなので、雨や風などで株元の土も知らず知らずに減ってきます。夏の本番を迎える前に、腐葉土でマルチング(被せた)してやりました。こうすることで、根が直射日光の暑さを受けることを余計に防いでくれ、暑さで根が弱ることを防げました。
またポイント②のレイズドベッドで育てたとは、最初に栽培環境でお話ししたように、レイズドベッドにしたことで、水はけや風通しがよかったこともポイントの1つだったと考えます。
▼関連記事:夏越しが難しいシレネユニフローラの夏越しを成功した記事です▼
>>> シレネユニフローラの夏越し方法とは?レイズドべッドで水はけと蒸れ対策 | GARDEN PRESS (lesscash.xyz)
ポイント③は、ジメジメに弱いリューカデンドロンが少しでも快適に夏を迎えるために、乱れたい暴れた部分の枝をカット(剪定)してやりました。
▲横に倒れたまま生長したリューカデンドロン レッドデビル笑。これを根元からカットしました。
これら3つのポイントで、リューカデンドロン レッドデビルは元気に夏越しいたしましたー♪
リューカデンドロン レッドデビルのカットした枝は?
そう!気になりますよね!
根元からカットしたリューカデンドロン レッドデビルがどうなったか?
もちろん破棄していませんよ笑。
カットしたまま「韓国風のフラワーベース」に入れて飾りましたよ
▲倒れた一部をカットしてやりました。カットしたまま大き目のフラワーベースに入れただけ▲
スクスクと1年生長しただけで、こんな素敵なリューカデンドロン レッドデビルのドライフラワーが収穫できるなんて嬉しいですよね♪
▲大き目のシンプルなフラワーベースがあると枝物や大き目の切り花に最適です▲
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ポイントも貯まるよ~♡
リューカデンドロン レッドデビルを地植えで1年育てた!夏越し・冬越しのポイントをご紹介!まとめ
いかがでしたでしょうか?
リューカデンドロン レッドデビルを1年間地植えで育ててみた様子を全力で笑 お届けいたしました♪
冬越しと夏越しのポイントを知って、個性的なリューカデンドロンを育てて楽しんでくださいね♡
またリューカデンドロンを2種類育てているので、ご紹介できればと思います。どの品種のリューカデンドロンも特徴があって本当に魅力的なんです!
今回は「リューカデンドロン レッドデビルを地植えで1年育てた!夏越し・冬越しのポイントをご紹介!」のタイトルでご紹介致しました。
あなたが地植えでリューカデンドロン レッドデビルを育てたい時に、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです(^^♪
それでは以上になります。
最後までご覧頂きありがとうございました。
少しでもこの記事が、お役に立てれば嬉しいです。
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コメント
コメント一覧 (2件)
リューカデンドロンを育ててみたいなと思い、園芸店で見つけたものの、お値段を見てビックリ!!一度は諦めかけましたが、やっぱり植えてみたいと思い再び園芸店に行くと、色んな種類がありましたが『レッドデビル』が見つからない…。ならばと初めてのネット購入を試みるも、レッドデビルは売り切れ…。そうなると余計に欲しくなるのが人間の性で、昨日ようやく根性で手に入れました(笑) 大事なリューカデンドロンを絶対に枯らしたくないので、記事を熟読しています!
mochiさん♬
ここにコメントを下さっていたのですね♡ありがとうございます(*´ω`*)
お返事がとっても遅くなりました汗)
リューカデンドロン・・確かに高価ですよね。なかなか置いている園芸店も少なく、また人気急上昇のようで
売り切れている場合が多いのも確かです~。
なのに・・・根性でゲットされたとは笑。
流石mochiさん!!春が来たら、地植えにされても大丈夫だと思います!
ガーデニングをこれからも一緒に楽しみましょうね~( *´艸`)