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ワイルドストロベリーが増えすぎたら?ランナー対策や株分けの方法!

ワイルドストロベリーは、常緑の多年草で暑さにも寒さにも強く大変育てやすいため、初心者の方におすすめの植物です。

繁殖力が旺盛でどんどん増えてくれるので、グランドカバーにも向いています。

しかし反面、庭に地植えの場合、どんどん増えすぎてしまった。

増えすぎてどうしていいか分からない。という悩みも多く聞かれます。

そこで、今回は「ワイルドストロベリーが増えすぎたら?ランナー対策や株分けの方法!」のタイトルで詳しくご紹介していきたいと思います。

▼ワイルドストロベリーの基本の育て方と管理方法!はコチラ▼

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ワイルドストロベリーが増えすぎたら?

ランナーで横へと広がる力が強く、グランドカバーとして優秀なワイルドストロベリー。

その一方で、他の植物を駆逐するほどの勢いがあるので庭植えでは注意が必要です。

ワイルドストロベリーの画像

ワイルドストロベリーのランナー対策とは?

ワイルドストロベリーは、ランナーとこぼれ種ですごい勢いで広がります。
よって、増えすぎた場合の対処方法で悩まれる方も多いのも事実です。

以下が、ワイルドストロベリーに寄せられた質問です。

Q.
ワイルドストロベリーを地植えで育てていますが、
やたらと葉が覆い茂って隣に植えてあるハーブたちを隠してしまいそうな勢いです。
我が家のワイルドストロベリー、どうしてあげればよいのでしょうか?

 

 

このように大切に育てている植物までやられてしまうのでは、困ってしまいますよね。
しかし、答えは簡単です。

A.
ランナーが伸び子株ができても、増やす目的がなければ切り取ってしまえば増えることはありません
またワイルドストロベリーは、根が根が浅いため、増えすぎた場合でも手で引き抜くだけで簡単に整理や管理ができます

 

 

いくらでも増えてもまったく構わないスペースの雑草対策なら、俗にいう「爆殖植物」を選ぶとよいと思うのですが、限られたスペース以上には増えてほしくないという場合は、整理しやすい植物を選ぶのが大切です。

これがアイビーなどの根の張り方が強い植物だと、増えすぎた時に抜くのが大変です。少々の力では抜けないぐらいの大変な作業が必要です。

その点、ワイルドストロベリーは生長は旺盛なので「爆殖植物」的な要素もありますが、根が浅いので女性でも管理が簡単なので、おすすめの植物です。

しかし、繁殖力が旺盛なので植える前に一度、場所を考えてから植えられることをおすすめします。

また、ワイルドストロベリーも品種によってはランナーがないものもあります。ワイルドストロベリーの品種の特徴を次にご紹介します。

 

ワイルドストロベリーの種類(品種)

ワイルドストロベリー実の画像

ランナーありの品種

■ワイルドストロベリー
原種のワイルドストロベリーは、ランナーを出してどんどん広がっていきグランドカバーにも向く品種です。耐寒性・耐暑性で野生種なので育てやすい多年草です。実は甘くて葉っぱはハーブティーにしてミネラル、ビタミンが豊富なお茶として飲まれています。

 

■ホワイトワイルドストロベリー
赤い実だけでなく白い実のワイルドストロベリーもあります。ランナーが出て広がっていく種類です。白い実のために虫や鳥に食べられる心配も少ないので、寄せ植えにも向いていると言われます。

 

ランナーなしの品種

■アレキサンドリアストロベリー
ランナーの出ない品種で原種のワイルドストロベリーよりもやや大きな風味のいい実を付けるのが特徴です。花壇の縁取りなどに植えるのもおすすめですよ。

 

■イエローワンダーストロベリー
ランナーが出ない四季咲きのよく花が咲く品種です。薄い黄色の実がなり、美味しく、実の色が薄いので鳥や虫からの害も少なくてすみます。花壇の縁取りや寄せ植えにおすすめです。

■ゴールデンリーフストロベリー
「アレキサンドリアストロベリー」の葉っぱの色がレモンイエローになるタイプのものとなっています。葉っぱも明るい色で美しいので観賞用にもおすすめです。寄せ植えにしたりして葉の美しさを楽しむことができます。

■ミニョネットストロベリー
主に初夏に甘い実を付けますが、四季なりでコンパクトな品種です。ランナー無しで葉も株立ちも小さいためプランターなどで育てるにはいい品種です。

 
■ルーゲンストロベリー
ランナーなしで花が多く四季咲き性のワイルドストロベリーで大粒な実なので食べるのが楽しみな種類となっています。

 

■レッドワンダーストロベリー
栽培が簡単で沢山収穫できる四季なりストロベリーとなっていて甘みも強めの品種です。こちらもランナーがないため、管理しやすいタイプで寄せ植えでも楽しめます。

ランナーのあり・なしでの楽しみ方

上記のように、ワイルドストロベリーには、ランナーがあるタイプとないタイプがあることがわかったのですが、ランナーのあるタイプはランナーを土に根付かせていくことでどんどん増えていきます。グランドカバーなどに向いている品種です。

また、ランナーがないタイプは、ランナーの管理が必要ないために管理しやすく広がらないので、プランターや寄せ植えにも向いています。どちらのタイプがお好みかは植えるスペースなども考えてから植えてみて下さい。

株分けの方法と楽しみ方も

ワイルドストロベリーの株分けは、暑くなくなってきた9月~10月ぐらいを目安に増やします。

ワイルドストロベリーはランナーと呼ばれる茎を出して、その先に葉っぱを付けます。
放置していると発根して、新しい株になります。これを切り取って土に植えるといくらでも株が増やせます。
ワイルドストロベリーは株に寿命があり、3年か4年経つと花が咲きづらくなり、5年位で突然枯れます。よって、継続して栽培したいのであればランナーから次の株を育てる必要があります。
 

最後に・・・

いかがだったでしょうか?

ワイルドストロベリーは、繁殖力が旺盛なため増えすぎてしまうというお悩みも多く聞かれる植物です。

しかし、その場合でも整理をするのが簡単なので、やはり管理がしやすい植物の1つになるのではないでしょうか。

またイチゴの野生種で、丈夫で葉も明るいグリーンのため、景観が明るくなることから花壇やコンテナをはじめ、グラウンドカバープランツとしても最適です。

ワイルドストロベリーの特徴や管理方法を知り、可愛らしいワイルドストロベリーと上手につきあってみて下さい。

今回は「ワイルドストロベリーが増えすぎたら?ランナー対策や株分けの方法!」のタイトルでお届け致しました。

それでは以上になります。
最後までご覧頂きありがとうございました。

皆さんから庭の砂利や植物や雑貨などのご質問をよくいただくので・・
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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (2件)

  • 先月、園芸店でたった1ポットだけ残っていた、元気なワイルドストロベリーを見つけて買って来たのですが、グランドカバーにしたかったので、もうちょっとたくさん欲しいなと思って、その後も事あるごとに園芸店に立ち寄ってはワイルドストロベリーを探していたのですが、なかなか売ってるお店がなくて、かろうじて売っていても徒長して元気のない物ばかりで購入する気になれず、これはもうこの子のランナーで増えていく事を期待しようと思い、昨日の夕方ようやく庭に植えつけました。そして今、まさかと思ってラベルを確認してみたら、『ゴールデンアレキサンドリア』と…。
    これって、ランナー出ないやつですよね(笑)?
    でも、とってもとっても可愛いので、これはこれで。今度はランナーが出るものを、また探そうと思います( ^ω^ )

    • こんにちは~mochi*さん♬コメントありがとうございます!!

      植え付けされたんですね~ゴールデンアレキサンドリア!!
      こちらはランナーが出ないんですけど、こんもりとした形で成長する姿が可愛いですよね。
      この系統はランナーが出ないので殖え過ぎて困ることはほとんどありませんが、こぼれダネで少しずつ殖えますよ♡大事に育てて下さいね。

      あと、ランナーで増えやすいからなのか(?)ワイルドストロベリーの苗はなかなか店頭に出回ってないとも聞きますよね。
      楽天などで苗を購入されても、しっかりとした綺麗な苗が届くので・・・
      探し回らなくてもいいネット購入もなかなかいいですよ。

      またゴールデンアレキサンドリア見せて下さいね~。

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