シルバーリーフとして人気のヘリクリサムは、キク科ヘリクリサム属の多年草です。
ヘリクリサムは鉢植えでも地植えでも育てることができます。
地植えの場合、肥料や水やりもしなくていいほどヘリクリサムは管理がしやすいため、ガーデニング初心者の方にも向いています。
しかし簡単な様で実際には『ヘリクリサムの地面から近い部分が枯れてきた』という悩みも多く寄せられています。
そこで今回は「ヘリクリサムなどシルバーリーフの葉が枯れた原因は?加湿対策も!」のタイトルで詳しくご紹介していきたいと思います。
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ヘリクリサムなどシルバーリーフの葉が枯れた原因は?
症状と原因
花壇や地植えしたヘリクリサムなどのシルバーリリーフプランツ(銀色の葉をもつ植物)が地面に近い部分の葉が枯れるのは、株が蒸れてしまったせいです。
ヘリクリサムなど葉がシルバーリーフの場合は、葉に水を溜めてることが多い植物で、加湿を嫌うものが多く花壇に植えると地面と株の距離が近いため、葉が傷んでしまうのです。
また鉢植えをしている場合においても、生育の悪い鉢植えを抜き取ってみて、細い根(根毛)が黒くなっていたら、加湿の原因の根腐れです。
加湿は水のやり過ぎの他、土の水はけや通気性に問題があることがほとんどです。
加湿対策や対処方法は?
根腐れした株は、黒くなった根を取り除いて、水はけのいい用土に植え替えます。
鉢植えの場合、鉢皿に水がたまると加湿の原因となるので、水やりの際は注意します。
また枯れてしまった葉は、そのままにしておくと害虫の原因にもなるので、取り除きます。
そして一度、現在 植えてある場所、鉢植えを置いている場所も植物に合っているかどうかも確認してみて下さい。
ヘリクリサムなどシルバーリーフプランツは、日当たりが良く、水はけの良い環境が適しています。
日照時間が足りなかったり、ジメジメとした場所では上手く育たないので注意して下さい。
水はけの悪い場所の場合は、一段高い場所や傾斜部、石垣の上に植えるなどの工夫をして下さい。
日ごろのお手入れは?
加湿を嫌う植物は、土の配合に注意します。
水もちのいいバーミキュライトなどは避けましょう。
通気性や排水性の高い軽石などを増やすといいでしょう。
また、市販の培養土を使う場合は、草花・鉢花用の土よりも、セントポーリアの土として売られているものの方が通気性が高いので、こちらを選ぶことをおすすめします。
そして水やりについては、庭植えの場合は、ほぼ降雨のみで大丈夫です。
鉢植えの場合は、どの土を使う場合でも土の表面が十分乾いてから水やりを行うのがポイントです。
やや乾燥気味の環境を好むので、水のやりすぎには注意して下さい。
ヘリクリサム以外のシルバーリーフとは?
ヘリクリサム以外の代表的なシルバーリーフとして・・・
ダスティーミラー(白妙菊)▼
サントリナ▼
ラムズイヤー▼
などのシルバーリーフプランツが枯れた時の原因や対処方法も同じなので、参考にしてみて下さい。
最後に・・・
ヘリクリサムなどシルバーリーフプランツは、耐暑性耐寒性共にありますが、日本の高温多湿には葉が枯れやすいようです。
茶色くなった葉は、手でこそげ落として風通し良くしてあげてください。
根が腐らない限り、来年また新芽を吹いて美しい葉色を取り戻しますので、上記のお手入れに注意して育ててみて下さい。
今回は「ヘリクリサムなどシルバーリーフの葉が枯れた原因は?加湿対策も!」のタイトルでお届け致しました。
それでは以上になります。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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