ユーカリって凄く丈夫で、初心者の方でも育てやすいですよね。
とはいえ、
・地植えにしてしまって、あっという間に5メーターくらいになってしまい困ってしまった。
・いくら切っても(剪定しても)、先端を落としても、生長が早くて大木になってしまった。
という声もよく耳にします。
購入する時の可愛いユーカリの苗木だけを見ると、そんなに大木になるなんて知らなかった。
という方も多いはず。
なので今回は『ユーカリの大きくならないコンパクトな品種とは?おすすめ3種をご紹介!』のタイトルで、ユーカリの中でもコンパクトな品種を3種類ご紹介いたします。
ユーカリが庭に欲しいけど大きく育って欲しくない方は、大きくならない品種を選べば大丈夫です。
この記事を読んで、おすすめのコンパクトな3品種を知って、ユーカリライフ笑を楽しみましょう♪
こんな方におすすめ
- ユーカリは欲しいが大きくなりすぎるので悩んでいた
- 大木にならないユーカリを知りたい
- コンパクトに育つユーカリの品種や特徴を知りたい
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コンパクトなユーカリの品種(種類)とは?
ドライフラワーやスワッグの花材にもよく利用されるユーカリ。
最近では葉の可愛さから特に人気で、ユーカリを自分の庭で育ててみたいという方も多くなってきています。ユーカリは丈夫で、生長も早いことから、庭に植えて目隠し用にしたりシンボルツリーとして植えるのに最適です。
しかし、丈夫で育てやすいだけでなく、生長が早く大木になるのも有名です。
可愛らしい苗木の姿からは、あっという間に5m、いやそれ以上の大木になるなんて想像しにくいのですが・・・
いくら切っても、先端を落としても、次から次へと新しい芽が出てきて枯れなくって…
切り花でたくさん使っても、とても使いきれなくて困った。
植えると、みるみると大きくなって、手に負えず伐採してしまったという話しもチラホラ効きます。なので、私も植えてみたい気持ちもあったのですが、大木化することを恐れて、ユーカリを庭に植えるのも鉢植えで育てるのも躊躇(ちゅうちょ)していました。
しかし、そこまで大きく育ってほしくない時は、大きくならない種類(品種)のユーカリを選ぶようにすることで解決しました。
下記が、比較的コンパクトなユーカリの品種になります♪
・ユーカリ クルセアナ
・ユーカリ ムーンラグーン
それぞれ1つづつ、画像と一緒に特徴をご説明していきますね!
ユーカリ ウェブステリアナ
ハート型の葉がとてもかわいいと大人気なのが、ユーカリ ウェブステリアナです。西オーストラリア出身のユーカリですが、ウェブステリアナはその中でも南西部内陸のごく限られた一部の地域にしか生息していません。この辺りからも非常にレア度の高いユーカリであることがわかると思います。
ユーカリは一般的に成長が早いですが、ウェブステリアナは成長がゆっくりな小型タイプのユーカリです。ユーカリ中でもかなり遅い小型品種です。1m近くまで育てるには数年を要するようです。どちらかというと温度の高い季節をメインに成長します。
ウェブステリアナの最終樹高は3m以内と、一般的なユーカリの10m~20mの樹高に比べると随分小型の品種だと理解できます。
幼木のうちは丸い葉ですが、少し大きくなるとハート型の葉となります。
ユーカリ ウェブステリアナは、冬にクリーム色の花を咲かせます。また低樹高での開花が見込まれます。
耐寒性はマイナス5度までなので、庭植えは関東以南の太平洋側で。寒い地域では鉢植えにして冬は室内に取り込んでください。
ウェブステリアナは とても貴重苗で流通量がとても少ない品種です。
ユーカリ クルセアナとは?特徴も!
ユーカリ・クルセアナは白銀色に近い葉色が魅力的な小型のユーカリです。オーストラリアの乾燥地帯などに生育しており、樹高はあまり大きく育たず2.5〜3m程度になります。
観賞用として庭園に植えられたり、切り枝としても とても人気があります。芳香は柑橘系です。
鉢植えに適していますが、庭植えも可能です。
ユーカリでは非常に珍しい淡い黄色(ライムグリーン)の花を美しく咲かせてくれます。樹高数十センチ程度の鉢植えであっても、低木のうちから開花し始めまるのが特徴です。耐潮性もあるので、海岸でも植えられます。
耐寒性はマイナス3~5度までなので、寒冷地では鉢植えで管理し、冬は室内に取り込んでください。
ユーカリ ムーンラグーン
ユーカリ ムーンラグーンは、ユーカリには珍しいくらいの小さな葉で、スペード型の形をした白銀色の葉が美しい交雑種(ハイブリッド)です。また、とても脇芽が出やすい性質で、どんどん樹形にボリュームが付いていきます。
指と比べてもらえればムーンラグーンの葉の小ささがよく分かると思います。
わが家のユーカリ ムーンラグーン
ユーカリ ムーンラグーンは日本ではあまり知名度もなく、販売されているのも希少ですが、アメリカやオーストラリアの花屋などではフラワーアレンジの定番の品種のようです。なので、もちろん切り枝でもドライフラワーでもお楽しみいただけます。
気になるムーンラグーンの香りですが、クルセアナと似た香りで、爽やかな柑橘系の良い香りです。クルセアナほど強くは香りませんが、香りを楽しむにも十分な品種です。
ユーカリ ムーンラグーンは、ユーカリには珍しく樹高があまり高くならない品種です。最終樹高が4m(一般的なユーカリは10mとも20mともいわれています)。鉢植えだと2~3mにおさえられます。剪定をしてやれば、身長以下の樹高でも、コンパクトに育てることが容易だと思います。
生長力についても、一般的なユーカリの成長速度と比べた場合、どちらかというと遅い方です。
また、耐寒性についても-5℃~マイナス7℃程度までは大丈夫なようなので、暖地では全く問題ないレベルです。
▼関連記事:我が家ではムーンラグーンを育てています!詳しい記事はコチラ▼
>>>ユーカリムーンラグーンとは?育て方や特徴!おすすめの理由もご紹介! | GARDEN PRESS (lesscash.xyz)
まとめ
ユーカリの中では大きくならないコンパクトな品種を3種類ご紹介いたしました。
・ユーカリ クルセアナ
・ユーカリ ムーンラグーン
人気のあるユーカリ ポポラスやユーカリ グニーは、環境が合えば20m~25mほどの大木になるといわれています。
それに比べると、生長もゆっくりで2m~4mほど。と、ご紹介した品種は、大きくなり過ぎずコンパクトなのでかなり管理がしやすいと思います。ただ希少な種類で、ユーカリ ポポラスや ユーカリグニーほど多く出回っていません。
あと大事なこととして、地植えにする植物は、しっかり最終樹高などを事前に調べてから植えることが大切だということがつです。
最後に・・・
世界には6000種類から10000種類のあると言われているユーカリの中から、今回はユーカリには珍しいコンパクトな品種、3種類をご紹介しました。
大きいから庭では育てられないと諦めていた方も、この品種を選べばユーカリを庭で育てることが出来るのではないでしょうか。
今回は『ユーカリの大きくならないコンパクトな品種とは?おすすめ3種をご紹介!』のタイトルでお届け致しました。
それでは以上になります。
最後までご覧頂きありがとうございました。
少しでもこの記事が、お役に立てれば嬉しいです。
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