アオダモは、シンボルツリーとして近年、人気急上昇中の庭木です。
幹肌が白と灰色の縞模様で美しく、株立ち仕立てのアオダモは、ひと株あるだけで庭らしくなります。
シンボルツリーにお悩みの方、アオダモを植えてみてはいかがでしょうか?
そこで今回は「アオダモを庭のシンボルツリーに!特徴やメリットとデメリットも!」のタイトルで、アオダモをシンボルツリーにしたことによるメリットやおすすめの理由。そして注意しなければいけないデメリットの部分も、お伝えしていきたいと思います。
こんな方におすすめ
- アオダモの特徴を知りたい
- アオダモの庭でのメリットを知りたい
- アオダモのデメリットも知りたい
- 管理が楽なシンボルツリーになる樹木を探している
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アオダモ基本情報
- 分類:落葉中高木
- 学名:Fraxinus lanuginosa
- 別名:コバノトリネコ、アオタゴ
- 科名:モクセイ科
- 属名:トネリコ属
- 原産地:日本、朝鮮半島
- 開花期:4~5月
アオダモとは?特徴も!
アオダモはシンボルツリーに使える人気急上昇中の庭木で、モクセイ科トネリコ属・落葉中高木です。
同じように庭木で人気のシマトネリコと同じ、トネリコ属です。
最近のガーデニング業界では、山の木を用いた雑木の庭が盛んとなっていて、アオダモが脚光を浴びるようになりました。
アオダモの魅力は、山の雰囲気を出す自然な樹形です。
アオダモの美しい木肌
灰白色のすべすべした美しい樹肌と、まっすぐ伸びる幹と枝のラインが山の雰囲気を出し、雑木の主役として人気を集めています。
▲木肌が美しい我が家の株立ちのアオダモ▲
アオダモの花
また4~6月に白あるいはクリーム色の泡雪のような白くて小さな花を咲かせ、秋になると紅葉も楽しめます。
アオダモは、雄花のみ咲く株と、雄花と雌花の両方が咲く両花性の株があります。
両花性の木には赤い雌しべがある白い花が咲き、花後にプロペラのような形の実がなります。
▲我が家の両花性のアオダモの様子(2020.4.27)▲
植えた後の剪定ポイントは、自然樹形が最も整った樹形なので、伸びすぎた枝を軽く剪定する程度です。
病害虫に関しても、あまり目立ったものはありません。
シンボルツリー初心者でも管理しやすい樹木のひとつと言えます。
アオダモの花言葉
アオダモの花言葉:未来への憧れ、幸福な日々
シンボルツリーにおすすめの理由は?メリットは?
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▲我が家の株立ちのアオダモ(下枝のない灰白色の美しい幹)▲
年月を重ねるごとに幹に模様ができ、放っておいても美しい樹形になることから、庭木としてもよく活用されています。
そして最近シンボルツリーとして人気急上昇中のアオダモ。
シンボルツリーとしておすすめのポイントをまとめました。
アオダモのメリットまとめ
- 成長がゆっくりで病害虫も少ないため、維持管理が楽
- 自然と形が整ってくるので頻繁に剪定をする必要がない
- 下葉(下枝)が少なく通路の邪魔にならないので狭い場所でも植樹できる
- 灰白色の樹肌と、まっすぐ伸びる幹と枝のラインが美しい
関連記事>>>アオダモ以外にもおすすめのシンボルツリーを知りたい方は『【2020最新】シンボルツリーにおすすめ7選!特徴と人気の理由も!』コチラの記事も▼
これだけ魅力のアオダモですが、やはり一長一短です。
次はデメリットについても、お伝えしていきます。
アオダモのデメリット・不向きの庭とは?
アオダモ下葉が少なく通路の邪魔にならないので狭いスペースにも向いている樹木です。
しかし、反対に下葉がないので家の目隠しの場所にシンボルツリーを植えたい方には向いていません。
また、剪定が必要がなく管理が楽な樹木ですが、アオダモは落葉樹です。
紅葉した後に葉を落とします。落ち葉が気になる方や、狭い場所に植えて落ち葉掃除が出来ない場所にも不向きです。
そして、生長がゆるやかで管理がしやすい反面、シンボルツリーを苗木から育てようと思っている方には、なかなかイメージ通りには育ってくれません。アオダモは生長が遅いため、庭の象徴としてシンボルツリーとして植えるのであれば、ある程度樹高があるものを最初から購入する方が良いでしょう。
アオダモのデメリットまとめ
- 下葉(下枝)が少なく家の目隠しをしたい場所には不向き
- 落葉樹なので葉を落とすため落ち葉が気になる方には不向き
- 生長がゆっくりなので苗木から育ててシンボルツリーにしたい方には不向き
おすすめのアオダモの株立ちの画像
それではアオダモがどんな風に庭に植栽されているのかイメージ出来る画像を集めてみました。
我が家の庭に植えているアオダモを含め紹介しているので、見てみて下さいね。
シンボルツリーを探されている方にも参考になるのではないでしょうか。
▼我が家の庭のアオダモです。こんな狭いスペースでも大丈夫な優秀なシンボルツリーです。
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▼下葉(下枝)が少なく、株立ちのアオダモはモダンなお家にも似合います▼
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▼こちらも黒い外壁に綺麗な白灰色の木肌のアオダモが素敵です▼
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アオダモが買える場所も
庭に植えるのに最も使いやすい大きさのアオダモで、樹高1.9m-2.3m。
株立ち種なので、自然と雑木風の樹形に整っていきます。
玄関前のシンボルツリーとして使うとおしゃれに決まります。
最後に・・・
いかがでしたでしょうか?
アオダモは、丈夫で育てやすく、病害虫の心配が比較的いらない庭木です。
また本格的な剪定が必要がない管理が楽なことから、シンボルツリーとして育ててみたい初心者の方にもおすすめの庭木です。
4~6月に咲かせる白い花も可愛くてきれいなので、庭にスペースがある方は、ぜひ、アオダモを育ててみてくださいね。
今回は「アオダモを庭のシンボルツリーに!特徴やメリットとデメリットも!」のタイトルでお届け致しました。
それでは以上になります。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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