つる性で人気のヘンリーヅタをご存知ですか?
我が家のヘンリーヅタも、4月になりドンドンとつるを伸ばし枕木の壁を登り始めました。
冬の間は落葉してしまうので姿形はなかったのですが、さすがヘンリーヅタ。
今年も元気にニョキニョキ!生育旺盛です。
耐寒性、耐暑性が共に強く紅葉も楽しめるヘンリーヅタ。
丈夫で管理もとても簡単です。
そこで今回は、蔓性(つる性)植物として人気の『ヘンリーヅタとは?つる性で管理がしやすい特徴や人気の理由も!』のタイトルでヘンリーヅタについてご紹介したいと思います。
こんな方におすすめ
- ヘンリーヅタの特徴を知りたい
- つる性で管理がしやすい植物を知りたい
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ヘンリーヅタの基本情報
- 植物名:ヘンリーヅタ
- 科名:ブドウ科
- 属名:ツタ属
- 学名:Parthenocissus henryana
- 開花期:5月~7月
- 実の結実期:9月~11月
- 形態:耐寒ツル性植物
- 樹高:8~10m
- 耐寒性 : 強
- 耐暑性:強
- 原産地:中国(主な自生地)
ヘンリーヅタとは?
ヘンリーヅタは、中国のヒマラヤに自生していたものを、アイルランドの植物採集家のヘンリー氏に発見されたことから、ヘンリー蔦(ヅタ)と名付けられました。
濃い緑の葉裏は紫色を帯び、葉のグラデーションが美しく、日なた~半日陰まで生育する耐寒性落葉のつる性の植物です。日陰で育てると花が付かなくなりますが、葉脈が白くクッキリと浮かび上がり、美しく魅力的な葉となります。
ヘンリーヅタの花
開花時期:5月~7月
ヘンリーヅタは日当たりが良い場所で栽培すると、葉が出揃った後(5月~7月頃)に、黄緑色の小さな花を咲かせます。
わが家は半日陰で育てているので、あまり花も咲きません。
ヘンリーヅタの実
結実期:9月~11月
ヘンリーヅタの実は、花後にブドウと似た漆黒の実をつけますが、食用には向きません。
また、花が咲かない場合は実もつきません。
冬は葉を落としますが、気温の上昇とともに春には綺麗な葉が出てきます。ヘンリーヅタのつるは、吸盤がある気根で吸い付きながら登っていきます。茎や葉が他の植物や構築物に吸着して 伸びていく植物なので、立体的にも平面的にも自由に緑を楽しむことができます。
近年ではその性質から夏場は緑のカーテンとして日除け・暑さ対策・省エネ対策として利用されることもあります。また丈夫で放任でも育つことから、つる性の植物の中でも大変人気がある植物です。
ヘンリーヅタの年間の様子
春~ | 夏芽吹き~葉が茂る |
秋~冬 | 紅葉中~落葉途中 |
冬~春 | 落葉中 |
ヘンリーヅタがつる性の中でも管理がしやすい特徴とは?
ヘンリーヅタが管理がしやすいとわれている理由は、自己てん着性が軽いということにあります。(てん着とは、広くのびてものに付着することです)
「自己てん着性が軽いって、どういうこと?」と、思われましたよね。
それでは分かりやすく丁寧に説明していきますね。
ヘンリーヅタ、実は色々なサイトでつぶやかれていることがあります・・・(自己てん着性の話に繋がってますので最後まで読んでみてくださいね)
『生育が旺盛で手が付けられない。』とか
『これ以上伸びなくてもいいのにと思う程、生長が止まらない。』などど。
そういう声を多く目にしていたので管理が大変そうだと感じ、最初の1年は鉢植えで育てていました。
しかし昨年は、株分けした1つを、思い切って地植えしてみました。ドキドキ・・・
▲我が家の庭のヘンリーヅタ(2019年4月頃)▲
上の写真の様にヘンリーヅタは春になると柔らかい葉っぱが、スルスルと枕木を這って伸びだしていきました。そして日ごとに、ツルはニョキニョキと・・・確かに生育旺盛です。
たった1日、目を離すだけでも「え?こんなに昨日だけで伸びたの?」というほどの生長ぶりです笑。枕木を どんどん葉で覆っていきます。
▲どんどん枕木を這って登っていくヘンリーヅタの様子▲
ヘンリーヅタのつるは、巻きつくタイプではなく、吸盤をもつ気根で、壁面やフェンス、立ち木などにくっついて登っていきます。枕木から葉を離してみると分かるのですが、本当にフワッとくっ付いているだけの状態です。手で簡単に離せる感じです。
▲これが自己てん着性が軽いってことなんです!
要するに
ヘンリーヅタは、ヘデラや他のツル性植物と違い壁などに活着※することはなく、フェンスや壁などを傷めたりするほどのことがありません。試しに這って生長したヘデラを壁やレンガから剥がすと、根の跡がビッシリと残っているのが分かります。これほど強い自己てん着性はヘンリーヅタにはありません。
※活着(かっちゃく)とは・・・
移植や挿し木・接ぎ木をした植物が、根づいて生長することを指し、この場合ヘデラなどのがツルを伸ばし、コンクリートや地面、トレリス、幹などに広がり根を張らすことを意味します。
よってヘンリーヅタは、生育は旺盛で丈夫ですが、日本のナツヅタやヘデラよりも自己てん着性が軽いので、管理も比較的しやすいということなのです。伸びて欲しくない領域に入りそうなら剪定※をしたり、根を張らず くっついているだけなので、方向を簡単に変えてやることが出来ます。
つる性植物の中でヘンリーヅタは家庭で扱いやすい、管理がしやすいと言われているのは、この様に簡単に調整できる植物だからではないでしょうか。ただ、生長は早いので目を離すと、その隙にどんどんツルを伸ばしヘンリーヅタだらけになりますが笑。
またヘデラの様に常緑ではなく、冬になると葉を落とし冬の間は落葉中のため、完全なグランドカバーや、年中塀を覆うのには向いていません。
※ヘンリーヅタの剪定は・・・周年可能で節を残せば、そこから芽が出てくる強健さがありますので、伸びてきたら切っていただければ短く抑えれます。
ヘンリーヅタの人気の理由とは?
ヘンリーヅタが近年人気が急上昇の理由とは何でしょうか?
育てて見て感じたことを、自分の考えを交えながら(すみません)4つ挙げてみました。参考になれば幸いです。
理由1.ワイルドな見た目
私が枕木に這わしたいと思ったのは、やはりヘンリーヅタのワイルドな見た目でした笑。枕木をヘンリーヅタの緑で茂らせ、庭を自然な雰囲気に仕立てたいと思ったからです。そこもヘンリーヅタの人気の理由の1つだと思っています。
理由2.葉の美しさ
ヘンリーヅタは日陰や半日陰で育てると、葉脈が白く浮かび上がる特徴があります。日なたで育てるよりもハッキリとします。
そして秋~冬の落葉するまでの期間は、紅葉し一面真っ赤で見事な美しさです。(日陰で育てると花が付かない場合が多いです。花が付かない場合は実もつきません。)
理由3.育てやすさ
ヘンリーヅタもつる性の植物です。一般的につる性の植物は丈夫で生育旺盛で育てやすいので手がかかりません。
理由4.管理のしやすさ
日本のナツヅタやヘデラの様に生育が旺盛すぎて家が覆われることはありません笑。ヘンリーヅタは、自己てん着性が軽いので根をはるのではなく、くっつく感じで這っていくので、剥がしたりカットしたりと、つる性の中では管理が比較的に簡単です。
▲ヘンリーヅタ2020年4月の様子(我が家の庭から)▲
最後に・・・
ワイルドで落ち着いた質感の緑葉が生長し、庭を自然な雰囲気に演出してくれるヘンリーヅタ。
ヘンリーヅタの魅力が少しでも伝われば幸いです。
また管理は比較的簡単ですが、鉢植えでも美しく育ちますので、まずは鉢植えからスタートで楽しんでみてはいかがでしょうか?
今回は『ヘンリーヅタとは?つる性で管理がしやすい特徴や人気の理由も!』のタイトルでお届け致しました。
それでは以上になります。
最後までご覧頂きありがとうございました。
少しでもこの記事が、お役に立てれば嬉しいです。
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コメント
コメント一覧 (2件)
へデラを全て撤去した後、何か植えたいと思い、購入しました。くわしい特徴を知らずにいました。今回、おしえていただき、すぐに植えたくなりました。ありがとうございます。
すばらしい情報でした。
夏になると朝から高温になる我が家の東向きの出窓に這わせようと思います。
緑も素敵、紅葉も素敵。
ヘンリーヅタを知らなかった自分が恥ずかしい!
ありがとうございました!